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9月8日の記念日

ハヤシの日

ハヤシの日(9月8日)は、洋食シリーズ「新厨房楽」を手がける株式会社丸善ジュンク堂書店が制定した記念日。前身の丸善創業者で、ハヤシライスの考案者ともいわれる早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏の誕生日、1837年9月8日にちなむ。ハヤシライスの食文化を広く伝えることを目指している。

台所のカウンターに置かれたハヤシライスの皿

要点

日付
毎年 9月8日
制定者
株式会社丸善ジュンク堂書店
認定
日本記念日協会

この日の暦(2026年)

  • 二十四節気 白露の期間 (9月7日〜9月22日)
  • 和風月名 長月 (ながつき・ながづき)

由来

ハヤシの日は、洋食シリーズ「新厨房楽」を製造販売する株式会社丸善ジュンク堂書店が制定した記念日です。日本記念日協会にも認定されています。

同社の前身は丸善株式会社で、その創業者である早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏は、ハヤシライスを考案した人物とされています。記念日には、ハヤシライスの食文化をより多くの人に伝えていきたいという目的が込められています。

9月8日という日付は、早矢仕有的氏の誕生日にちなみます。氏は1837年9月8日に生まれました。書店のルーツとなった会社と洋食の名前が、一人の人物を通じて結びついているわけです。

「早矢仕さんのライス」と呼ばれた料理

ハヤシライスの名前の由来には、いくつかの説があります。丸善ジュンク堂書店は、そのうちの一つとして『丸善百年史』の一節を紹介しています。

それによると、有的は当時日本を訪れていた多くの外国人と付き合いがあり、西洋料理にもなじんでいました。友人が訪ねてくると、あり合わせの肉や野菜をごった煮にして、ご飯を添えて振る舞っていたようです。この料理がやがて「早矢仕さんのライス」と呼ばれるようになり、評判が評判を呼んで、ついには「ハヤシライス」の名で街のレストランの献立に載った、という話です。

丸善とハヤシライスのつながりは、その後も続きました。1954年(昭和29年)、丸善日本橋店に日本で初めての屋上ゴルフ練習場が開かれ、そのクラブハウスとしてレストランができます。献立にはハヤシライスも加わり、旧日本橋店が建て替えのために閉店するまでのおよそ半世紀、「丸善のハヤシライス」としてその味が受け継がれました。1989年(平成元年)には、創業120周年を記念して洋食の缶詰シリーズ「新厨房楽」が作られています。

医師から書店の創業者へ

早矢仕有的は、天保8年(1837年)に美濃国武儀郡、いまの岐阜県に生まれました。医師を志し、18歳で郷里で開業します。のちに庄屋の高折善六に才能を見いだされて江戸に出ると、蘭方医の坪井信道らに学びながら、日本橋橘町で医院を開きました。

転機は、慶応3年(1867年)に福沢諭吉の私塾、のちの慶應義塾に入ったことでした。入塾から2年後の明治2年(1869年)、有的は住んでいた横浜で「丸屋商社」を創業します。初めは主に諭吉の著作を売り、医薬品や医療器具の輸入も手がけました。有的自身は横浜黴毒病院の院長も務め、医師として多くの患者を診ていたといいます。

丸屋商社は創業の翌年に東京・日本橋に店を開き、続いて大阪、京都にも支店を設けました。書籍のほか、万年筆やタイプライターなど新しい時代の品を輸入して紹介しています。明治30年より前の商品カタログには、シャツや石鹸、鉛筆とともに、バターやウスターソース、カレー粉といった食品も並んでいました。有的は1869年から1885年まで初代の社長を務め、明治34年(1901年)に64歳で亡くなっています。

ハヤシライスとは

ハヤシライスは、日本で親しまれてきた洋食の一つです。薄切りの牛肉と玉ねぎを炒め、デミグラスソースやトマトをベースにしたソースで煮込み、ご飯にかけていただきます。

見た目はカレーライスに似ていますが、香辛料の辛みはありません。味の中心になるのは、ソースのこくや酸味、そして玉ねぎの甘みです。マッシュルームなどのきのこを加えることもあります。

家庭では市販のルウやレトルト食品で作ることも多く、洋食店や喫茶店の献立でもよく見かけます。白いご飯の代わりにオムライスに合わせたり、パンに添えたりと、食べ方にも幅があります。

ハヤシライスを食卓に

9月8日の献立に、ハヤシライスを選んでみてください。牛肉と玉ねぎを炒めてソースで煮込めば、家庭でも作れます。食べながら、「早矢仕」という名前と料理名とのつながりを家族と話題にしてみるのも一案です。

『丸善百年史』の話のように、冷蔵庫にあり合わせの肉や野菜で煮込みを作ってみるのも、この日らしい楽しみ方です。名前の由来には諸説あるので、図書館で洋食の歴史の本を開き、ほかの説と読み比べてみるのもよいでしょう。

よくある質問

Q&A

ハヤシの日はいつ?

9月8日です。丸善の創業者・早矢仕有的の誕生日にちなみます。

ハヤシの日は誰が制定した?

丸善の流れをくむ株式会社丸善ジュンク堂書店が制定しました。

ハヤシライスの名前の由来は?

早矢仕有的の名からとする説がありますが、諸説あります。

出典

SOURCES
  1. 日本記念日協会「ハヤシの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1618
  2. 丸善ジュンク堂書店「9月8日は「ハヤシの日」」 https://corp.maruzenjunkudo.co.jp/pages/0908hayashi

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  • 文例 1

    9月8日は #ハヤシの日 。ハヤシライスを考案したとされる丸善の創業者・早矢仕有的の誕生日にちなむ日です🍛 #今日は何の日

  • 文例 2

    『丸善百年史』によると、早矢仕有的は友人が訪れるとあり合わせの肉や野菜を煮込み、ご飯を添えて振る舞ったそう。それが「早矢仕さんのライス」と呼ばれたといいます🍛 #今日は何の日 #ハヤシの日

  • 文例 3

    9月8日は #ハヤシの日 。洋食の歴史にちなんで[実施する施策]🍛 #今日は何の日

SAME DAY 9月8日は、こんな日でもあります