要点
- 日付
- 毎年 6月25日
- 制定者
- ちふれホールディングス株式会社
- 制定年
- 2014年
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
由来
詰め替えの日は、化粧品の開発・製造・販売などを手がけるちふれホールディングス株式会社が制定した記念日です。日本記念日協会に認定されています。
制定の目的は、詰め替え用の商品を多くの人に使ってもらうことです。省資源の取り組みを広げ、環境を守ることの大切さを実感してもらう狙いがあります。
日付は、同社が1974年6月25日に詰め替え化粧品を発売したことにちなみます。当時は第1次オイルショックの影響で、原材料の価格が上がっていた時期でした。日本記念日協会の説明では、同社はそうした状況のなかで価格を保ち、省資源を進めるためにこの商品を売り出したとされています。いまは環境の話題で語られることの多い詰め替えですが、始まりには価格を守るという目的もあったことになります。
ちふれホールディングスは、詰め替え化粧品の発売から40周年にあたる2014年の6月16日に、6月25日を「詰め替えの日」として日本記念日協会に登録しました。
「100円化粧品」の価格を守るために
同社によると、1974年当時、化粧品を詰め替えて使うことは一般的ではありませんでした。高度経済成長を背景に大量消費の時代に入り、化粧品に限らず「使い捨て」が当たり前だったからです。
ところが1973年の第一次オイルショックで物価が急に上がり、原料や資材も足りなくなります。「資源は有限」という意識が社会に広がりました。多くの業界が値上げに踏み切るなか、同社は当時の「100円化粧品」の価格を据え置くと宣言します。「ちふれ化粧品」は全国地域婦人団体連絡協議会(全地婦連、現在の全国女性団体連絡協議会)との提携で生まれた化粧品で、消費者の立場に立った事業を行うと約束していたためです。
価格を保つ方法を探すなかで目を向けたのが、使い終えてもまだ役目を果たせる「空の容器」でした。こうして1974年6月25日、「今あるものを大切に」を合言葉に、化粧水、乳液、クリームなど10種類25商品の詰め替え化粧品が生まれます。同社はスキンケア化粧品として日本で初めての商品化だったとしています。発売当初の詰め替え用は、キャップがなく、先端をハサミで切って開けるチューブ入りでした。
詰め替え用商品とは
詰め替え用商品は、中身だけを販売する商品です。使い終えた本体の容器に中身を移せば、同じ容器を繰り返し使えます。化粧品だけでなく、シャンプーや洗剤など、毎日使う日用品でもよく見かけます。
包装には、袋状のパウチのような簡単なつくりのものがよく使われます。しっかりした容器を毎回買い直すのに比べて、容器に使う材料を減らせるのが特徴です。
詰め替えるときは、本体の容器を洗ってよく乾かしてから、中身を入れるのが一般的です。古い中身と新しい中身は混ぜないように注意しましょう。なお、商品によっては詰め替えに向かない容器もあります。
チューブからパウチ、そして「じょうご」
詰め替え用の形は、その後も変わってきました。発売から23年たった1997年には、容器をチューブからパウチに改め、使う樹脂の量を大きく減らしています。同じ1997年からは、口紅も中身だけを替えるカートリッジ式にして、外側のキャップと本体の容器をくり返し使えるようにしました。
パウチは「チューブより詰め替えにくい」「こぼしてしまう」という声も受けました。そこで1999年に、口の細い容器にもこぼさず注げる「じょうご」を作り、対面販売の店で無料で配り始めます。このじょうごは、容器を作るときに出る端材を原料にしたものです。
同社の資料では、2019年には詰め替え用によって年間455トンの樹脂を節約したとしています。発売当時25商品だった詰め替え用は、スキンケアからメイク、ヘアケアにまで広がりました。
手元の容器を、詰め替えで使い続ける
洗面所や浴室にある容器のうち、中身が少なくなってきたものを確かめてみましょう。その商品に詰め替え用があるかどうかは、パッケージや売り場で調べられます。詰め替え用があれば、今の容器を使い続けられます。
よくある質問
Q&A 詰め替えの日はいつ?
6月25日です。1974年に詰め替え化粧品が発売された日です。
詰め替えの日は誰が制定?
ちふれホールディングス株式会社です。2014年に登録しました。
最初の詰め替え化粧品の容器は?
先端をハサミで切って開ける、キャップのないチューブでした。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「詰め替えの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1214
- ちふれホールディングス「6月25日「詰め替えの日」」 https://www.chifuregrp.co.jp/csr/anniversary/0625.html
- ちふれ化粧品「6月25日は「詰め替えの日」(「詰め替え化粧品」の歴史)」 https://www.chifure.co.jp/refill/vol2.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
6月25日は #詰め替えの日 。1974年のこの日、ちふれが化粧水や乳液など25商品の詰め替え化粧品を売り出しました。オイルショックで原料が足りないなか、空の容器に目をつけたのが始まりです♻️ #今日は何の日
- 文例 2
きょうは詰め替えの日。最初の詰め替え化粧品は、キャップのない、先端をハサミで切って開けるチューブ入りだったそうです。1997年にはパウチに変わり、樹脂の量を大きく減らしました♻️ #今日は何の日 #詰め替えの日
- 文例 3
6月25日は #詰め替えの日 。容器をくり返し使う取り組みとして[実施する施策]♻️ #今日は何の日
SAME DAY 6月25日は、こんな日でもあります
- 産業
住宅デー
住宅デー(6月25日)は、全国建設労働組合総連合が1978年に制定した記念日。スペインの建築家アントニオ・ガウディの誕生日(1852年6月25日)に由来する。
由来を読む → - 食
生酒の日
生酒の日(6月25日)は、京都市伏見区の日本酒メーカー、月桂冠株式会社が制定した記念日。同社が精密なろ過技術で常温流通を可能にした生酒を1984年6月25日に発売したことにちなむ。蔵元でしか味わえなかった生酒の魅力を全国に広めることが目的。
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加須市うどんの日
加須市うどんの日(6月25日)は、埼玉県加須市が条例で定めた記念日。市内の總願寺に伝わる、江戸時代の正徳元年ごろに舘林城主から贈られた礼状に6月25日の日付が記されていることにちなむ。郷土料理のうどんをPRし、産業振興と地域活性化を図るのが目的。
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プリンの日
プリンの日(毎月25日)は、岡山県岡山市の乳製品メーカー、オハヨー乳業株式会社が制定した記念日。「プリンを食べると思わずニッコリ」から、25を「ニッコリ」と読む語呂合わせにちなむ。人気のプリン商品を数多く手がける同社が、そのおいしさを広めるために定めた。
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鈴木正三忌
鈴木正三忌(6月25日)は、愛知県豊田市の鈴木正三顕彰会が制定した記念日。江戸初期に武士の身分を捨て、日々の仕事に打ち込むことの尊さを説いた思想家・鈴木正三は、後の日本における資本主義精神の礎を築いたとも評される人物で、その功績を後世に語り継ぐことが目的。日付は正三の命日にちなむ。
由来を読む → - 技術
ノーコード開発の日
ノーコード開発の日(6月25日)は、ノーコード関連ソフトウェアを手がけるアステリア株式会社が制定した記念日。専門知識がなくても開発できる「ノーコード」ソフトの認知を広げ、ITへの心理的なハードルを下げるとともに、社会全体のDX推進につなげることが目的。日付は同社のノーコードデータ連携ソフト「ASTERIA R2」を発売した2002年6月25日にちなむ。
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