要点
- 日付
- 毎年 6月25日
- 制定者
- 鈴木正三顕彰会
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
命日に偉業を伝えるための記念日
鈴木正三忌は、愛知県豊田市の鈴木正三顕彰会が定めた記念日です。日付は、鈴木正三の命日である6月25日です。
同顕彰会は1983年から、正三の顕彰活動や研究図書の発行などを続けてきました。日本記念日協会の説明によると、この記念日の目的は、民衆の日常に目を向けて職業倫理を説いた思想家・鈴木正三の偉業を後世に伝え、顕彰することとされています。
『日本人名大辞典』によると、正三は明暦元年(1655年)6月25日に77歳で亡くなりました。
鈴木正三とはどんな人物か
鈴木正三は江戸時代初期の人物です。徳川将軍直参の旗本という身分を捨てて、人の生き方を説く道に進みました。「万民徳用」をはじめ、多くの著書を残しています。
日本記念日協会の説明では、正三は世俗的な職業こそ肝要であると説きました。これは日本で初めての職業倫理の教えとされています。毎日向き合う仕事そのものに、生き方の大切な部分を見いだす考え方といえるでしょう。こうした教えから、正三は日本資本主義の源流を築いた思想家とも位置づけられています。
武士から禅僧へ
コトバンクに収められた辞典の記述によると、正三は天正7年(1579年)、三河国の足助庄に、徳川氏に仕える小さな土豪の家に生まれました。名は重三(しげみつ)、通称は九太夫です。徳川家康と秀忠に仕え、関ヶ原の戦いや大坂の陣にも加わり、旗本として江戸の駿河台に住みました。
若いころから出家の志があったといい、元和年間(1619年とする辞典と1620年とする辞典があります)に武士をやめて出家します。曹洞宗の禅を修め、その勇ましい禅風は「仁王禅」と呼ばれました。その後、三河に戻って石平山に庵を構え、家康と秀忠の位牌を安置して恩真寺と名づけています。
島原の乱のあとには、天草の代官となって復興にあたっていた弟の鈴木重成に招かれ、天草を訪れました。キリスト教に対抗する書『破吉利支丹(はキリシタン)』を著したのは、このころです。晩年は江戸の牛込に庵を結び、教えを説き、著作を続けました。
「何の事業も皆仏行なり」
正三の著作は、仏教の教えをやさしく説く本から、物語の「仮名草子」まで幅広く、『盲安杖』『万民徳用』『因果物語』『二人比丘尼』などがあります。弟子の恵中が正三の説法を書き留めた『驢鞍橋(ろあんきょう)』も残っています。
『改訂新版 世界大百科事典』は、正三の教えの一つとして、あらゆる職業はそれに打ち込むとき仏の行いになるという考え方(職分仏行説)を挙げています。『日本人名大辞典』は、「万民徳用」の言葉として「何の事業も皆仏行なり」を紹介しています。出家して寺にこもるのではなく、日々の仕事そのものを修行とみる考え方です。
著書を通して正三の考えにふれる
図書館で、「万民徳用」などの正三の著書や、その思想を紹介する本を探してみてください。自分の仕事と重ねながら読むと、職業倫理が遠い話ではなく、身近な問題として考えられます。制定者の公式サイトがあれば、顕彰会の活動内容も確かめてみてください。
よくある質問
Q&A 鈴木正三忌はいつ?
6月25日です。正三の命日にちなみます。
鈴木正三忌は誰が制定した?
愛知県豊田市の鈴木正三顕彰会です。
鈴木正三はいつ亡くなった?
明暦元年(1655年)6月25日です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「鈴木正三忌」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=3605
- コトバンク「鈴木正三」 https://kotobank.jp/word/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%AD%A3%E4%B8%89-83838
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- 文例 1
6月25日は #鈴木正三忌 。江戸時代初期に旗本の身分を捨てて禅僧となり、日々の仕事に打ち込むことの大切さを説いた鈴木正三の命日です📜 #今日は何の日
- 文例 2
きょう6月25日は鈴木正三忌。正三は「万民徳用」で、どんな仕事もみな仏の行いだと説きました。日々の仕事に打ち込む姿勢を大切にした人です📜 #今日は何の日 #鈴木正三忌
- 文例 3
6月25日は #鈴木正三忌 。[実施する施策]📜 #今日は何の日
SAME DAY 6月25日は、こんな日でもあります
- 産業
住宅デー
住宅デー(6月25日)は、全国建設労働組合総連合が1978年に制定した記念日。スペインの建築家アントニオ・ガウディの誕生日(1852年6月25日)に由来する。
由来を読む → - 食
生酒の日
生酒の日(6月25日)は、京都市伏見区の日本酒メーカー、月桂冠株式会社が制定した記念日。同社が精密なろ過技術で常温流通を可能にした生酒を1984年6月25日に発売したことにちなむ。蔵元でしか味わえなかった生酒の魅力を全国に広めることが目的。
由来を読む → - 自然
詰め替えの日
詰め替えの日(6月25日)は、化粧品メーカーのちふれホールディングス株式会社が制定した記念日。原材料価格が高騰した石油危機のさなか、1974年6月25日に同社が詰め替え用化粧品を発売したことにちなむ。詰め替え商品の利用を通じて省資源と環境保護を呼びかけている。
由来を読む → - 食
加須市うどんの日
加須市うどんの日(6月25日)は、埼玉県加須市が条例で定めた記念日。市内の總願寺に伝わる、江戸時代の正徳元年ごろに舘林城主から贈られた礼状に6月25日の日付が記されていることにちなむ。郷土料理のうどんをPRし、産業振興と地域活性化を図るのが目的。
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プリンの日
プリンの日(毎月25日)は、岡山県岡山市の乳製品メーカー、オハヨー乳業株式会社が制定した記念日。「プリンを食べると思わずニッコリ」から、25を「ニッコリ」と読む語呂合わせにちなむ。人気のプリン商品を数多く手がける同社が、そのおいしさを広めるために定めた。
由来を読む → - 技術
ノーコード開発の日
ノーコード開発の日(6月25日)は、ノーコード関連ソフトウェアを手がけるアステリア株式会社が制定した記念日。専門知識がなくても開発できる「ノーコード」ソフトの認知を広げ、ITへの心理的なハードルを下げるとともに、社会全体のDX推進につなげることが目的。日付は同社のノーコードデータ連携ソフト「ASTERIA R2」を発売した2002年6月25日にちなむ。
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