要点
- 日付
- 毎年 5月17日
- 制定者
- 永谷園
- 制定年
- 2012年
この日の暦(2026年)
煎茶の製法を生んだ人の命日から
お茶漬けの日は、食品会社の永谷園が2012年に制定しました。日付の5月17日は、永谷宗円(ながたに そうえん)の命日にあたります。
制定者によると、永谷宗円は同社の創業家の祖とされる人物で、煎茶の製法を生み出したことで知られています。その偉業をたたえて、命日が記念日の日付に選ばれました。
永谷園の説明では、記念日は同社の「お茶づけ海苔」が発売60周年を迎えたことを記念して、日本記念日協会に登録したものです。宗円は永谷宗七郎とも呼ばれ、日本記念日協会は命日を1778年5月17日としています。永谷園の創業者・永谷嘉男は、宗七郎から数えて10代目にあたるといいます。
宇治田原の湯屋谷で生まれた煎茶
宗円の出身地は、いまの京都府宇治田原町の湯屋谷(ゆやだに)です。京都府の資料によると、栄西が中国から茶を持ち帰って広まったころの日本の茶は、摘んだ葉を加熱してそのまま乾かしたもので、色も香りも粗末な煎じ茶でした。宗円は15年をかけて研究を重ね、1738年、色も味も香りもそれまでより優れた煎茶を作り出します。
この「青製煎茶製法」は、蒸す・ゆでる・乾かすという当時の工程に、乾かす前の茶葉に熱を加えながら揉む作業を加えたものです。宇治製法とも呼ばれ、美しい緑色で香りも味わいも比べものにならないお茶が作れるようになりました。宗円は江戸の茶商・山本嘉兵衛を通じてこの煎茶を売り出して評判をとり、製法を惜しみなく広めたため、全国に広がって現在の日本の緑茶の源流になったとされています。
宗円は1778年に98歳で亡くなり、いまは「茶宗明神」として祀られています。湯屋谷には、製茶に使った古い焙炉(ほいろ)の跡を残すため、1960年に地元の人たちが建てた「永谷宗円生家」があり、町の文化財に指定されています。
お茶づけ海苔の誕生
永谷園の「お茶づけ海苔」は1952年に発売されました。小料理屋の締めに食べるおいしいお茶漬けを、家庭でも手軽に食べられたら、という創業者の思いから生まれた商品です。
中身は抹茶や塩、砂糖などの調味料に、あられと海苔だけというシンプルなものです。発売当初の名前は「江戸風味 お茶づけ海苔」で、1956年に商標登録にあわせて「永谷園の お茶づけ海苔」に変わりました。黄・赤・黒・緑の縞のパッケージは、お茶漬けから連想した江戸の情緒をイメージし、歌舞伎の定式幕になぞらえたデザインです。
お茶漬けとはどんな料理か
お茶漬けは、ご飯に温かいお茶やだしをかけて食べる料理です。家庭で手軽に作れる一品として、古くから親しまれてきました。
のせる具は、梅干し、焼いた塩鮭、海苔、漬物、たらこなどが定番です。わさびや刻んだ三つ葉、あられを添えることもあります。具の塩気にお茶の香りが合わさり、さらさらと食べられるのが特徴です。
かけるものも、煎茶やほうじ茶、昆布やかつおのだしなどさまざまです。同じ具でも、注ぐ汁を変えると味わいが変わります。食事の締めくくりに、また軽く済ませたいときの一食として食べられることもあります。
市販のお茶漬けの素を使えば、ご飯にかけてお湯を注ぐだけです。冷蔵庫の残りものを具にして、その家ならではの組み合わせを楽しむこともできます。
煎茶を淹れて、お茶漬けに
この日は、急須で煎茶を淹れて、ご飯に注いでみてください。具は梅干しや焼き鮭など、家にあるものを一つのせれば用意できます。二杯に分けて煎茶とほうじ茶を注ぎ、飲み比べるように香りの違いを確かめるのも一つの方法です。
よくある質問
Q&A お茶漬けの日はいつ?
毎年5月17日です。永谷宗円の命日にちなみます。
お茶漬けの日は誰が制定した?
永谷園です。2012年に制定しました。
永谷宗円は何をした人?
1738年に色・味・香りに優れた煎茶を作り、製法を広めました。
お茶づけ海苔はいつ発売された?
1952年です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「お茶漬けの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=979
- 京都府「緑茶のふるさと・宇治田原湯屋谷~永谷宗円生家と茶園景観~」 https://www.pref.kyoto.jp/toshi/shisan024.html
- 京都府 景観資産登録の資料(PDF) https://www.pref.kyoto.jp/toshi/documents/sisan24.pdf
関連リンク
- 永谷園「お茶漬け(お茶づけ)の日」 https://www.nagatanien.co.jp/brand/ochaduke/day.html
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- 文例 1
5月17日は #お茶漬けの日 。煎茶の製法を生んだ永谷宗円(宗七郎)の命日にちなみ、永谷園が制定しました。宗円は1778年に98歳で亡くなり、いまも「茶宗明神」として祀られています🍵 #今日は何の日
- 文例 2
きょうはお茶漬けの日。永谷園の「お茶づけ海苔」は1952年の発売で、最初の名前は「江戸風味 お茶づけ海苔」。パッケージの4色の縞は歌舞伎の定式幕になぞらえたものだそうです🍵 #今日は何の日 #お茶漬けの日
- 文例 3
5月17日は #お茶漬けの日 。[おすすめの具やお茶漬けメニューの案内]🍵 #今日は何の日
SAME DAY 5月17日は、こんな日でもあります
- 国際
世界電気通信・情報社会デー
世界電気通信・情報社会デー(5月17日)は、1865年5月17日に万国電信条約が署名されITUの前身が創設されたことに由来する国際デー。1968年に「世界電気通信の日」が定められ、2006年に「世界情報社会の日」と統合されて現在の名称となった。
由来を読む → - 健康
高血圧の日
高血圧の日(5月17日)は、日本高血圧学会と日本高血圧協会が制定した記念日。世界高血圧連盟が2005年に定めた「世界高血圧デー」に合わせている。高血圧の予防について広く啓発することが目的。
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減塩の日
減塩の日(毎月17日)は、特定非営利活動法人日本高血圧学会が制定した記念日。同学会と世界高血圧連盟が定めた5月17日の「高血圧の日」にならい、一年を通じて塩分を控える意識を持ってもらおうと毎月17日とした。高血圧の予防と治療に役立つ減塩の実践を広めるのが目的。
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いなりの日
いなりの日(毎月17日)は、いなり寿司の食材を扱う株式会社みすずコーポレーションが制定した記念日。数字の17を「い~な」と読ませる語呂合わせにちなむ。いなり寿司を口にする機会を増やす狙いがある。
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多様な性にYESの日
多様な性にYESの日(5月17日)は、性の多様性を訴え続けてきた団体から特定非営利活動法人チーム紀伊水道が受け継いだ記念日。1990年のこの日に世界保健機関(WHO)が同性愛を精神疾患のリストから外したことにちなむ。多様な性を認め合う社会づくりを全国で呼びかけている。
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ごちポの日
ごちポの日(5月の第3日曜日)は、米国食肉輸出連合会が制定した記念日。「ごちポ」は「ごちそうポーク」の略で、梅雨入り前の週末に栄養豊富なアメリカン・ポークを食べて夏に備えてほしいとの願いが込められている。美味しさと安全性を広く知ってもらうのが目的。
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