要点
- 日付
- 毎年 10月17日
- 制定者
- 貯蓄増強中央委員会
- 制定年
- 1952年
この日の暦(2026年)
貯蓄の日の由来
10月17日は「貯蓄の日」です。1952年(昭和27年)、貯蓄増強中央委員会(のちの金融広報中央委員会)が、お金を無駄遣いせずに大切にしようと呼びかける日として定めました。国立国会図書館のレファレンス協同データベースの記録によると、貯蓄を広く一般に呼びかけるために設けられた記念日で、1952年から始まり、子ども銀行の表彰などが行われていました。
日付の由来は、戦前の神嘗祭(かんなめさい)です。伊勢神宮では年間1500回に及ぶ恒例のお祭りが行われますが、その中で最も重要とされるのが神嘗祭で、その年に収穫された新穀を最初に天照大御神にささげ、恵みに感謝します。一年の実りに感謝する日に、働いて得たお金を大切にする心を重ねた記念日といえます。
呼びかけの担い手は J-FLEC へ
貯蓄の日を定めた委員会は、その後「金融広報中央委員会」として、お金に関する知識の普及を長く担ってきました。日本銀行によると、日銀は約70年にわたって同委員会の事務局を務めてきましたが、2024年4月に認可法人「金融経済教育推進機構(J-FLEC)」が設立されたことに伴い、その機能を J-FLEC に移しました。
背景には、金融経済教育が十分に行き渡っていないという課題がありました。金融広報中央委員会が2022年に行った金融リテラシー調査では、金融経済教育を受けたと答えた人の割合は7.1%にとどまっています。J-FLEC が担うのは、お金に関する知識や判断力を高めるための金融経済教育です。「貯蓄増強」を掲げて始まった取り組みの担い手が、いまは貯め方に限らない幅広いお金の教育を受け持っています。
家計の貯えは「平均」より「中央値」で見る
貯蓄の日に自分の家計を振り返るなら、ほかの家庭と比べる物差しにも注意が必要です。J-FLEC が2025年6〜7月に全国5,000世帯を対象に行った「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」では、金融資産保有額の中央値は720万円でした。
同調査は、平均値が少数の高額資産保有世帯によって大きく引き上げられることがあり、平均値だけを見ると多くの世帯が実感とかけ離れた印象を持つと説明しています。そのため中央値、つまり保有額の順に並べたときに真ん中に来る世帯の金額を併せて示しています。同じ調査で、過去1年間の手取り収入も平均値609万円に対して中央値は500万円と、差が出ています。
もうひとつ押さえておきたいのが「金融資産」の範囲です。この調査では、運用のためや将来に備えて蓄えている部分を金融資産とし、預貯金のうち日常的な出し入れや引き落としに備えている部分は含めていません。また、金融商品を「いずれも保有していない」と答えた世帯は5.4%で、前年の3.0%から増えました。10月17日は、口座のお金を「日々の支払い用」と「将来への備え」に分けて、自分の家計の実態を数字で確かめるのにちょうどよい日です。
よくある質問
Q&A 貯蓄の日はいつ?
毎年10月17日です。伊勢神宮で行われる神嘗祭にちなんでいます。
貯蓄の日は誰が制定した?
1952年に貯蓄増強中央委員会(のちの金融広報中央委員会)が定めました。
貯蓄の日はなぜ10月17日?
その年の新穀を天照大御神にささげて収穫に感謝する、神嘗祭にちなむためです。
金融広報中央委員会は今どうなった?
2024年設立の金融経済教育推進機構(J-FLEC)に機能が移りました。
出典
SOURCES- 徳島県 消費生活の超きほん https://www.pref.tokushima.lg.jp/shohi.simulation/10/17/
- 国立国会図書館 レファレンス協同データベース「貯蓄の日の由来、目的、行事について知りたい」 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000873
- 伊勢神宮「神嘗祭」 https://www.isejingu.or.jp/ritual/annual/kanname.html
- 日本銀行「J-FLEC(金融経済教育推進機構)」 https://www.boj.or.jp/about/annai/genba/focusboj/focusboj51.htm
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年(二人以上世帯調査)」 https://www.j-flec.go.jp/wpimages/uploads/yoronf25r.pdf
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
10月17日は #貯蓄の日 💰 1952年に貯蓄増強中央委員会(のちの金融広報中央委員会)が定めた記念日で、収穫に感謝する伊勢神宮の神嘗祭にちなみます。実りの秋に、家計の実りも見直してみませんか? #今日は何の日
- 文例 2
10月17日は貯蓄の日。J-FLECの2025年調査では、二人以上世帯の金融資産保有額の中央値は720万円でした。平均値は一部の高額保有世帯に引き上げられるため、実感に近いのは中央値です📊 #今日は何の日 #貯蓄の日
- 文例 3
きょう10月17日は #貯蓄の日 です。当店では今日から、家計簿と貯金箱のコーナーを設けました。「日々の出し入れ用」と「将来への備え」、お金の置き場所を見直すきっかけにどうぞ📒 #今日は何の日
SAME DAY 10月17日は、こんな日でもあります
- 食
沖縄そばの日
沖縄そばの日(10月17日)は、沖縄生麺協同組合が1997年に制定した記念日。1978年10月17日に「本場沖縄そば」の名称表示が正式に認められたことに由来する。
由来を読む → - 自然
秦野名水の日
秦野名水の日(10月17日)は、神奈川県秦野市の秦野名水ロータリークラブが制定した記念日。2017年に迎えた同クラブの創立30周年を記念する意味がある。日付は同クラブが設立された1987年10月17日にちなむ。名水百選選抜総選挙のおいしさ部門で1位に選ばれた秦野の水など、丹沢の豊かな自然と環境を守る願いが込められている。
由来を読む → - 文化
カラオケ文化の日
カラオケ文化の日(10月17日)は、一般社団法人全国カラオケ事業者協会が制定した記念日。日付は同協会が設立された1994年10月17日にちなむ。日本生まれの娯楽文化であるカラオケを通じた交流や文化活動を支援し、その普及を図ることを目的としている。
由来を読む → - 健康
減塩の日
減塩の日(毎月17日)は、特定非営利活動法人日本高血圧学会が制定した記念日。同学会と世界高血圧連盟が定めた5月17日の「高血圧の日」にならい、一年を通じて塩分を控える意識を持ってもらおうと毎月17日とした。高血圧の予防と治療に役立つ減塩の実践を広めるのが目的。
由来を読む → - 食
オコパー・タコパーの日
オコパー・タコパーの日(毎月第3土曜日)は、お好み焼き粉やたこ焼き粉を手がける株式会社日清製粉ウェルナが制定した記念日。「オコパー・タコパー」はお好み焼きパーティー・たこ焼きパーティーの略。家計にやさしい料理を、給料日前になりやすい毎月第3土曜日にみんなで楽しんでもらうのが目的。
由来を読む → - 食
いなりの日
いなりの日(毎月17日)は、いなり寿司の食材を扱う株式会社みすずコーポレーションが制定した記念日。数字の17を「い~な」と読ませる語呂合わせにちなむ。いなり寿司を口にする機会を増やす狙いがある。
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