要点
- 日付
- 毎年 12月15日
この日の暦(2026年)
ザメンホフの誕生日にちなむ日
ザメンホフの日は、国際語エスペラントを考え出したルドヴィコ・ザメンホフの誕生日にちなむ日です。ザメンホフは1859年12月15日、ポーランドのビヤウィストクで生まれました。この誕生日が、そのまま記念日の日付になっています。
日本エスペラント協会の説明によると、この日は「本の日」とも呼ばれています。12月15日の前後には、世界各地でエスペラントにまつわる行事が開かれます。エスペラントを学ぶ人や使う人にとっては、創案者を思い起こす節目の日です。
協会は、ザメンホフがこの言語を発表したときのペンネームが「エスペラント博士(D-ro Esperanto)」だったことから、この日を「エスペラント博士の日」とも説明しています。エスペラントの記念日はほかにもあり、最初の教本が発表された7月26日(1887年)は「第一書の日」、日本エスペラント協会が創立された6月12日(1906年)は、日本では2006年から「エスペラントの日」と呼ばれるようになりました。
27歳で発表した「国際語」
ザメンホフが生まれたのは、当時ロシア領だったポーランドです。ユダヤ人、ポーランド人、ロシア人、入植したドイツ人などが混じって暮らす土地で、言葉や宗教の違う人どうしの反目やいさかいが日常的にありました。ユダヤ人の語学教師の息子だったザメンホフは、異なる民族を結ぶやさしい共通語を夢見るようになったと、日本エスペラント協会は紹介しています。
人工の言語を作ろうとし始めたのは13歳のころでした。1878年、ギムナジウム(高校)の最終学年のときに原案を作り上げ、その後は詩やエッセーを書いたり訳したりしながら改良を重ねます。実際に使える言語であることを9年かけて自分で確かめたうえで、1887年7月26日、「国際語」という40ページの小冊子を自費出版しました。このときザメンホフは27歳で、ワルシャワ大学の医学部を出た眼科の開業医でした。
著者名に使ったのが「エスペラント(希望する人)」という筆名です。のちに、この筆名が言語そのものの名前として呼ばれるようになりました。ザメンホフはその後、旧約聖書の全訳やアンデルセン童話集、ゴーゴリの「検察官」などをエスペラントに訳しています。1917年4月14日、ドイツ軍の占領下にあったワルシャワで亡くなりました。
エスペラントとは
エスペラントは、ザメンホフが考案した人工の言語です。特定の国や民族の言葉ではなく、異なる言語を話す人どうしが対等に意思を通わせることを目指してつくられました。
文法は規則的に整えられ、例外が少なくなるよう工夫されています。単語の多くは、ヨーロッパの諸言語がもとになっています。いまも世界各地に話し手や学習者がいて、手紙のやり取りや集まりなどで使われています。
日本エスペラント協会の入門の解説によると、アルファベットは28文字で、英語のQ、W、X、Yは使いません。一つの音を一つの字で表すので、おおむねローマ字のように読めます。単語は国際的に広く使われているものから選ばれ、フランス語やイタリア語などラテン系の言語に由来するものが多くあります。品詞は語尾で決まり、動詞の語尾の変化は常に規則どおりで、不規則動詞はありません。
国際機関とのつながりもあります。ユネスコは1954年のモンテビデオでの総会で、エスペラントが国際的な知的交流の分野で成果をあげてきたことに注目し、それがユネスコの目的と理想に一致すると認める決議をしました。1985年には、1987年に迎えるエスペラントの100周年に祝意を表す決議も採択しています。
近くのエスペラントの行事を調べて
12月15日の前後には、各地でエスペラントの行事が開かれます。日本エスペラント協会などの案内で、近くの集まりや催しを調べてみてください。入門書を一冊手に取って、短いあいさつを覚えるところから始めることもできます。
最初に覚えるなら、時間を問わずに使える「サルートン(Saluton!)」です。英語の「Hello!」に近いあいさつで、「ありがとう」は「ダンコン(Dankon!)」といいます。
よくある質問
Q&A ザメンホフの日はいつ?
12月15日です。ザメンホフが1859年に生まれた日です。
ザメンホフはどんな人?
エスペラントを考え出したポーランドの眼科医です。
エスペラントが発表されたのはいつ?
1887年です。「国際語」という小冊子で発表されました。
出典
SOURCES- 日本エスペラント協会「エスペラントの記念日いろいろ」 https://www.jei.or.jp/esperanto-no-ima-26/
- 日本エスペラント協会「エスペラントとは – 創案者ザメンホフ編」 https://www.jei.or.jp/zamenhof/
- 日本エスペラント協会「エスペラントとは – 言語入門編」 https://www.jei.or.jp/5hunkan-kouza/
- 日本エスペラント協会「エスペラントとは – ユネスコ編」 https://www.jei.or.jp/eo-unesko/
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
12月15日は #ザメンホフの日 。国際語エスペラントを考え出したザメンホフが、1859年のこの日にポーランドのビヤウィストクで生まれました。「本の日」とも呼ばれています📗 #今日は何の日
- 文例 2
きょう12月15日はザメンホフの日。ザメンホフがエスペラントを発表したのは1887年、27歳の眼科医のときでした。40ページの小冊子を自費出版し、筆名は「エスペラント(希望する人)」🌍 #今日は何の日 #ザメンホフの日
- 文例 3
12月15日は #ザメンホフの日 。[語学講座や多言語の取り組みの紹介]🌍 #今日は何の日
SAME DAY 12月15日は、こんな日でもあります
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年賀状引受開始
年賀状引受開始(12月15日)は、郵便局が翌年用の年賀状の引き受けを始める日。日本郵便は元日に届けるため25日までの差し出しを呼びかけている。2025年もこの日に全国の郵便局で受け付けが始まり、東京中央郵便局には特設ポストが登場した。
由来を読む → - 産業
コナカ・フタタの日
コナカ・フタタの日(12月15日)は、紳士・婦人服のビジネスウェア専門チェーンを展開する株式会社コナカが制定した記念日。同業の株式会社フタタと経営統合した2006年12月15日にちなむ。スーツの伝統を守りつつ時代のニーズに応える「コナカ・フタタ」ブランドの認知向上を目指している。
由来を読む → - 国際
王国記念日(オランダ)
王国記念日(12月15日)は、1954年12月15日にオランダのユリアナ女王がハーグの騎士の館でオランダ王国憲章に署名したことを記念する日。公式の祝日ではないが政府の主要庁舎に国旗が掲げられ、2008年からは新たに国籍を得る人の帰化式典もこの日に行われている。
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