要点
- 日付
- 毎年 1月1日
この日の暦(2026年)
1月1日が記念日になった理由
この記念日は、現行の少年法が施行された日にちなんでいます。現在の少年法が施行されたのは、1949年1月1日です。年が改まる元日に新しい法律も動き出し、その日付がそのまま記念日になりました。
少年法は、少年の健全な育成を目的に掲げています。この日は、法律が目指すものや、少年の非行にどう向き合うかを考えるきっかけとされています。
旧法から現行法へ
現行の少年法は、昭和23年法律第168号です。附則の第1条は「この法律は、昭和二十四年一月一日から、これを施行する」と定めています。附則では、それまでの少年法を「旧法」と呼んでいます。旧法は大正11年(1922年)の法律第42号でした。現行法は、旧法に代わる新しい少年法として、1949年の元日から使われ始めたことになります。
少年法でいう「少年」は、20歳に満たない人です。法律の第2条がそう定めています。
少年法とはどんな法律か
少年法は、非行のある少年をどう扱うかを定めた法律です。罪を犯した少年などについては、大人の刑事事件とは異なる手続きが設けられています。
目的は、法律の第1条に示されています。少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して、性格の矯正や環境の調整に関する保護処分を行うことなどです。処罰だけでなく、少年の立ち直りに向けた働きかけを重視している点が特徴とされます。
少年の事件を主に扱うのは、家庭裁判所です。家庭裁判所は、少年の生い立ちや家庭、周りの環境なども調べ、そのうえでどのような処分がふさわしいかを判断します。保護処分には、保護観察や少年院への送致などがあります。
少年法は、施行後も改正が重ねられています。現在の内容は、最新の条文で確かめることができます。
保護処分と刑罰はどう違うか
法務省の解説によると、少年の事件は、疑いがある限り、すべてが警察や検察から家庭裁判所に送られます。処分を決めるのは検察官ではなく家庭裁判所で、原則として、懲役や罰金といった刑罰ではなく、少年院送致などの保護処分を課します。
保護処分は、少年の更生を目的に家庭裁判所が課す特別な処分で、刑事裁判所が科す刑罰とは別のものです。少年院送致では、少年を少年院に入れて、その特性に応じた矯正教育などを行います。保護観察では、施設に入れずに社会の中で暮らしながら、保護観察所が指導や支援をします。家庭裁判所が、保護処分ではなく刑罰を科すべきだと判断した場合は、事件を検察官に送ります。これを「逆送」といい、起訴されて刑事裁判で有罪になれば刑罰が科されます。
少年のときに犯した罪については、名前や顔写真などで本人が誰かわかるような報道が、少年の更生のために禁じられています(第61条)。
18・19歳は「特定少年」に
2021年(令和3年)5月21日、少年法などを改正する法律が成立し、2022年4月1日に施行されました。同じ日に、成年年齢を18歳とする民法の改正も施行されています。
法務省は改正の考え方をこう説明しています。18・19歳はまだ成長の途中にあり、罪を犯しても、適切な教育や処遇による更生が期待できる。そのため、18・19歳も「特定少年」として少年法の対象に残し、すべての事件を家庭裁判所に送って、原則として更生のための保護処分を行うという基本の枠組みは保つ。一方で、選挙権年齢や成年年齢の引き下げで、責任ある立場として社会に参加することが期待されるようになったことから、原則として逆送する事件の範囲を広げ、起訴された場合などには実名などの報道を一部認めるといった、17歳以下とは異なる特例を設けました。
少年法の条文をe-Gov法令検索で読む
少年法の全文は、政府の法令検索サイト「e-Gov法令検索」で公開されています。サイトで「少年法」と検索し、目的を定めた第1条を開いてみてください。続けて、家庭裁判所での手続きを定めた章にも目を通すと、法律の全体像をつかめます。
よくある質問
Q&A 現行の少年法が施行されたのはいつ?
1949年(昭和24年)1月1日です。
少年法の「少年」は何歳まで?
20歳に満たない人です。
特定少年とは?
18・19歳の少年です。2022年4月施行の改正で特例が定められました。
出典
SOURCES- e-Gov法令検索「少年法」 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000168
- 法務省「少年法が変わります!」 https://www.moj.go.jp/keiji1/keiji14_00015.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
1月1日は #少年法施行の日 。現行の少年法は1949年(昭和24年)1月1日に施行されました。少年の健全な育成を目的に掲げる法律です⚖️ #今日は何の日
- 文例 2
少年の事件は、疑いがある限り、すべて家庭裁判所に送られます。家庭裁判所は少年の生い立ちや家庭環境なども調べたうえで、処分を決めます。1月1日は #少年法施行の日 ⚖️ #今日は何の日
- 文例 3
1月1日は #少年法施行の日 。[少年の健全な育成や非行防止についての呼びかけ]⚖️ #今日は何の日
SAME DAY 1月1日は、こんな日でもあります
- 産業
神戸港記念日
神戸港記念日(1月1日)は、1868年1月1日に神戸港が「兵庫」として開港したことにちなむ記念日。神戸が国際貿易都市として歩み始めた日にあたる。
由来を読む → -
日本初の点字新聞「あけぼの」創刊記念日
日本初の点字新聞「あけぼの」創刊記念日(1月1日)は、点字関連の出版を手がける社会福祉法人桜雲会が制定した記念日。1906年のこの日、左近允孝之進氏が「あけぼの」を創刊したことにちなむ。視覚障害者に情報を届けたいという創刊者の思いは、現在の「点字毎日」にも受け継がれている。
由来を読む → - 食
あずきの日
あずきの日(毎月1日)は、あずき製品を扱う井村屋グループ株式会社が制定した記念日。古くから毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる習慣があったことにちなみ、月の初日を選んでいる。利尿作用や整腸作用があるとされるあずきを食べる習慣を広めるのが目的。
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資格チャレンジの日
資格チャレンジの日(毎月1日)は、資格取得の通信講座を手がける株式会社フォーサイトが制定した記念日。毎月の始まりである1日に合わせている。自己啓発や転職、就職に役立つ資格について考え、取得に挑戦してより良い人生を目指してもらうことを目的としている。
由来を読む → - 食
肉汁水餃子の日
肉汁水餃子の日(1月1日)は、東京・六本木などで水餃子専門店を営む株式会社アールキューブが制定した記念日。中国で春節など祝いの席に食べる縁起物とされる水餃子にあやかり、元日を記念日とした。多くの人にその美味しさを知ってもらい、普及を図るのが目的。
由来を読む → - 健康
スカルプDの発毛DAY
スカルプDの発毛DAY(1月1日)は、頭皮ケアブランド「スカルプD」を展開するアンファー株式会社が制定した記念日。新年に頭皮や髪をいたわり発毛を願うことで、実り多い一年になってほしいとの思いが込められている。日付は「初詣」と発音が似ていることから元日とした。
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