要点
- 日付
- 毎月1日
- 制定者
- 井村屋グループ株式会社
- 制定年
- 2007年
- 認定
- 日本記念日協会
由来
あずきの日は、三重県津市に本社を置く井村屋グループ株式会社が制定しました。あずきを使った製品を手がけている会社です。
あずきは古くから食べられてきた豆で、「古事記」の穀物の起源を語る神話にも登場します。かつては、毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる習慣もありました。
また、日本記念日協会の紹介では、あずきは利尿作用や便通、乳の出にもよいとされています。同社はこの日を通して、あずきを食べて健康になってもらいたいと考えました。日付を毎月1日としたのは、毎月1日にあずきを食べる習慣を広めたいという願いからです。日本記念日協会にも認定されています。
井村屋のサイトによると、あずきの日が制定されたのは2007年7月31日です。同社は1896年に、井村和蔵があずきと砂糖、寒天を買い、見よう見まねでようかんを作ったことから始まりました。
新月と満月にあずきご飯
小豆ご飯の習慣について、井村屋は、日本には昔から旧暦の1日と15日にあずきご飯を食べる習慣があったと紹介しています。1日は月が膨らみ始める新月、15日は丸くなった満月にあたり、それを祝ってお赤飯を炊いたそうです。月の満ち欠けを目安に、ひと月に2回あずきご飯を食べる習慣だったわけです。
同社は、この習慣が伝えられてきた理由を、あずきの赤が生命のシンボルといえるほど生命を守る成分が豊富で、稲作を生業としてきた日本人が仕事の能率を高め、疲れを残さないための知恵だったと説明しています。
あずきという豆
あずきはマメ科の植物で、小さな赤い豆を食用にします。日本の食文化と深く結びついた豆のひとつです。
代表的な使い道は、なんといってもあんこです。粒を残したつぶあんと、なめらかに裏ごししたこしあんがあり、まんじゅうやどら焼き、ようかん、最中など、多くの和菓子に使われています。
和菓子のほかにも、お赤飯やぜんざい、おしるこ、甘納豆と、あずきの出番はたくさんあります。赤い色はお祝いの席にもなじみがあり、行事の食べ物としても親しまれてきました。
大納言と普通小豆、北海道とカナダ
井村屋の説明では、あずきは2,000年以上前に中国の書物に登場し、日本では「古事記」や「日本書紀」に五穀として紹介されています。植物としてはササゲ属で、「ささげ」や「緑豆」の仲間です。赤あずきと白あずきがあり、広く食べられているのは赤あずきです。白あずきは数が少なく、白あんの材料に使われます。
赤あずきは粒の大きさで呼び分けられます。直径4.2mm以上の普通小豆は主にこしあんや粒あんに、直径5.5mm以上の大納言は粒あんや甘納豆、お赤飯などに使われます。品種には、普通小豆のエリモショウズやきたろまん、大納言のとよみ大納言や丹波大納言などがあります。
あずきは同じ畑で続けて育てる連作ができず、収穫のあとの畑では、次の年にほかの作物を育てる輪作をしなければなりません。毎年同じ量をとるには広い耕作地が向いているとされ、井村屋の説明では、日本のあずきの収穫量の90%以上を北海道が占めています。
あずきは北米や南米、オーストラリアでも栽培されていますが、東アジアのほかではあずきを食べないため、主に日本への輸出用です。なかでもカナダは北海道と緯度がほぼ同じで気候も似ており、北海道のエリモショウズの種が持ち込まれて栽培が始まりました。同社によると、2016年にはカナダ産が輸入量で中国産を抜き、首位になりました。
あずきだからあんになる
あんの舌ざわりは「あん粒子」から生まれます。豆を煮ると、豆の中のでんぷんをたんぱく質が包み込む形で、この粒子ができます。でんぷんがあることが条件になるため、でんぷんの少ない大豆からは、一般にあんが作れないとされています。
つぶあんは、あずきの粒をなるべくつぶさないように炊き上げたあんです。こしあんは、煮てつぶしたあずきを布などでこし、皮を除いて炊き上げます。こしあんに大粒のあずきの蜜煮を混ぜ込んだものは「小倉あん」と呼ばれ、名前は小倉百人一首で知られる京都の小倉山に由来します。
月のはじめに、小豆ご飯を炊く
毎月1日は、昔の習慣にならって小豆ご飯を炊いてみてください。ゆでたあずきとゆで汁をお米に加えて炊くと、ほんのり赤いご飯に炊き上がります。炊く手間をかけられない日は、家にある和菓子の原材料表示を見て、使われているあずきの産地を確かめてみてください。
よくある質問
Q&A あずきの日はいつ?
毎月1日です。井村屋グループが制定しました。
あずきの日はなぜ毎月1日?
毎月1日にあずきを食べる習慣を広めたいという願いからです。
昔は何日に小豆ご飯を食べた?
1日と15日です。井村屋は旧暦の1日と15日と説明しています。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「あずきの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=424
- 井村屋「毎月1日は あずきの日」 https://www.imuraya.co.jp/azuki/good/azuki-day/
- 井村屋「あずきとは?」 https://www.imuraya.co.jp/azuki/about/
- 井村屋「あずきの種類・育て方」 https://www.imuraya.co.jp/azuki/features/type_raise/
- 井村屋「あずきはあんになる」 https://www.imuraya.co.jp/azuki/features/apricot/
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
毎月1日は #あずきの日 。昔は旧暦の1日と15日に、新月と満月を祝ってお赤飯を炊いたそうです。月の満ち欠けを目安に、ひと月に2回あずきご飯を食べていました🫘 #今日は何の日
- 文例 2
きょうは #あずきの日 。井村屋によると、日本のあずきの収穫量の90%以上は北海道。同じ畑で続けて育てられないため、輪作のできる広い土地が向いているそうです🫘 #今日は何の日
- 文例 3
毎月1日は #あずきの日 。月のはじめに[実施する施策]をご案内します🫘 #今日は何の日
SAME DAY 1月1日は、こんな日でもあります
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