要点
- 日付
- 毎月23日
- 制定者
- カゴメ株式会社
- 認定
- 日本記念日協会
「乳酸」の語呂合わせと毎月の23日
乳酸菌の日は、カゴメ株式会社が制定した記念日です。乳酸菌飲料などを手がける同社が、乳酸菌を活用した商品を通して人々に元気になってもらうことを目的としています。
もとの日付は2月3日。「2」と「3」で「乳酸」と読む語呂合わせにちなんでいます。さらに、スーパーマーケットなどの店頭で一年を通して販売促進を行えるよう、毎月23日も乳酸菌の日としています。2月だけでなく毎月めぐってくるのは、こうした理由からです。この記念日は日本記念日協会に認定されています。
乳酸菌とは
乳酸菌は、糖を分解して乳酸をつくる細菌をまとめた呼び名です。多くの種類を含み、特定の一種類を指す名前ではありません。乳酸ができると周りが酸性に傾き、ほかの菌が増えにくくなります。この性質が、昔から食べ物の保存や風味づけに役立ってきました。
身近なところでは、ヨーグルトや乳酸菌飲料、チーズがおなじみです。乳製品に限らず、ぬか漬けやキムチなどの漬物、みそやしょうゆといった調味料の発酵にも乳酸菌が関わっています。乳酸菌がつくる酸味は、こうした食品の味わいのもとの一つです。
京都の「すぐき」から見つかった乳酸菌
カゴメが扱う乳酸菌の一つに、「ラブレ菌」と呼ばれる植物性乳酸菌があります。正式な名前は「Levilactobacillus brevis KB290」で、頭文字の「ラ」と「ブレ」から愛称がつきました。同社によると、見つけたのはルイ・パストゥール医学研究センターの故・岸田綱太郎博士です。博士は、京都の男性の寿命が長いことに注目し、その理由が漬物をよく食べることと関係しているのではないかと考えました。さまざまな漬物から乳酸菌を集めて研究するうちに、京漬物の「すぐき」からこの菌を見つけたといいます。見つけた年は、同社のページによって1992年と1993年の両方の書き方があります。
すぐきは、京都の伝統野菜で、かぶの一種です。農林水産省の「うちの郷土料理」によると、発祥には諸説あり、安土桃山時代に上賀茂神社の社家(神社に仕える家)が、鴨川に自生していたものを栽培し始めたという説や、京都御所から種をもらったという説があります。塩だけで漬ける「すぐき漬け」は江戸時代初期につくられるようになったといわれ、当初は社家だけがつくって御所へ献上する高級な漬物でした。江戸時代後期には上賀茂神社の周辺の農家もつくるようになりましたが、ほかの村へ持ち出すことが禁じられていたため、生産量は限られていました。広く出回るようになったのは、明治維新のあとです。
すぐき漬けは、下漬け、本漬け、室(むろ)入れの大きく3つの工程でつくられます。室は約40℃に温めた部屋で、ここで乳酸発酵を促すのが今の一般的なつくり方です。この方法なら半月ほどで食べられるようになります。昔は室を使わず、自然の気温に任せて発酵させる「時候熟れ」という方法がとられ、できあがるのは春から夏でした。江戸時代のころは、夏の珍味として親しまれていたといいます。「千枚漬け」「しば漬け」と並ぶ京都三大漬物の一つに数えられています。
食品の表示で乳酸菌を探す
買い物のついでに、ヨーグルトや乳酸菌飲料、漬物のパッケージを手に取ってみます。原材料名や商品の説明に「乳酸菌」の文字があるか、確かめてみてください。ふだん食べている発酵食品の中から一つ選び、23日の食卓に並べます。
よくある質問
Q&A 乳酸菌の日はいつ?
2月3日と毎月23日です。2と3で「乳酸」と読む語呂合わせです。
乳酸菌の日は誰が制定した?
乳酸菌飲料などを手がけるカゴメ株式会社です。
すぐき漬けとはどんな漬物?
かぶの一種のすぐきを塩だけで漬け、乳酸発酵させた京都の漬物です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「乳酸菌の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=282
- カゴメ「植物性乳酸菌ラブレ」 https://www.kagome.co.jp/products/brand/labre/
- カゴメ「乳酸菌編 ラブレ菌について」 https://and.kagome.co.jp/article/blog_story/lact_story/194/
- 農林水産省「うちの郷土料理 すぐき漬け 京都府」 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sugukizuke_kyoto.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
毎月23日は #乳酸菌の日 。2と3で「乳酸」と読む語呂合わせです。ヨーグルトやチーズのほか、ぬか漬けやみそ、しょうゆの発酵にも乳酸菌が関わっています🥛 #今日は何の日
- 文例 2
京都の「すぐき漬け」は、江戸時代初期には上賀茂神社の社家がつくり、御所へ献上していた漬物でした。いまは約40℃の室に入れて乳酸発酵させてつくります🥬 #乳酸菌の日 #今日は何の日
- 文例 3
23日は #乳酸菌の日 。[実施する施策]で、身近な発酵食品を紹介します🥛 #今日は何の日
SAME DAY 1月23日は、こんな日でもあります
- 技術
電子メールの日
電子メールの日(1月23日)は、「い(1)いふ(2)み(3)」(いい文)の語呂合わせに由来する、電子メッセージング協議会が1994年に制定した記念日。
由来を読む → - 文化
算額文化を広める日
算額文化を広める日(1月23日)は、公益財団法人日本数学検定協会が制定した記念日。1・2・3と並ぶ日付が、誰もが最初に触れる数学の学びであることにちなむ。江戸時代に数学の問題や解法を神社仏閣へ奉納した「算額」の文化を、現代に伝え広めることを目的としている。
由来を読む → - 健康
花粉対策の日
花粉対策の日(1月23日)は、花粉問題に取り組む企業や研究機関で構成する花粉問題対策事業者協議会が制定した記念日。花粉対策の要となる1月・2月・3月を、123と並ぶ日付に重ねたことに由来する。花粉の飛散量低減や早めの対策を呼びかけることを目的としている。
由来を読む → - 食
カレーの日の次の日は「カレーうどん」の日
カレーの日の次の日は「カレーうどん」の日(1月23日)は、冷凍食品などを手がけるテーブルマーク株式会社が制定した記念日。一晩寝かせて楽しむ人も多いカレーを、翌日は同社の冷凍うどんでカレーうどんにアレンジして味わってもらうのが目的。日付は1月22日の「カレーの日」の翌日にちなむ。
由来を読む → - 健康
一無、二少、三多の日
一無、二少、三多の日(1月23日)は、日本医療・健康情報研究所を運営する株式会社創新社が制定した記念日。一般社団法人日本生活習慣病予防協会の活動を引き継ぐ形で受け継がれ、禁煙の「一無」、少食と少酒の「二少」、多動・多休・多接の「三多」を実践して健康長寿に役立ててもらうのが目的。日付は1と23の数字が「一二三」を表すことにちなむ。
由来を読む → - 文化
八丈島から南大東島への上陸記念日
八丈島から南大東島への上陸記念日(1月23日)は、東京都八丈島で文化活動を行う「八丈島ふるさと塾」が制定した記念日。1900年1月23日、八丈島の人々が南大東島(現・沖縄県南大東村)に渡り開拓の第一歩を踏み出した史実を偲び、後世に伝えるのが目的。両島は現在も毎年交流会を開いている。
由来を読む →
