要点
- 日付
- 毎年 1月23日
- 制定者
- 八丈島ふるさと塾
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
開拓の第一歩を後世に伝える日
東京都の八丈島でさまざまな文化活動を行っている「八丈島ふるさと塾」が制定した記念日です。日本記念日協会に認定されています。
日付は、1900年1月23日に八丈島の人々が南大東島に上陸したことにちなみます。この上陸が、南大東島の開拓の第一歩となりました。八丈島は現在の東京都八丈町、南大東島は現在の沖縄県南大東村にあたります。
制定者によると、記念日の目的は、上陸と開拓の始まりを偲び、その史実を後世に伝えることです。日本記念日協会の説明では、両島は毎年交流会を開いているとのことです。
断崖に阻まれてきた島への上陸
南大東島地方気象台の予報官が笹川平和財団の海洋情報誌に寄せた文章によると、南大東島・北大東島・沖大東島からなる大東諸島は、もともと無人島でした。琉球の人々のあいだでは「ウフアガリジマ(遠い東の島)」と呼ばれていたといいます。
明治18年(1885年)、沖縄県庁による探検で日本の国標が建てられ、大東諸島は沖縄県に属することになりました。その後、何度か開拓が試みられましたが、いずれも失敗に終わります。島の海岸線は高さ10〜20メートルの断崖で、浅瀬も入り江もありません。外洋から打ち寄せる高波のために、上陸そのものが難しかったのです。
その島に1900年、八丈島出身の豪商・玉置半右衛門が組織した開拓団が上陸しました。以後も八丈島から開墾者が集められ、今のサトウキビ栽培の島へとつながっていきます。
八丈島と南大東島
八丈島は、東京から南の太平洋に連なる伊豆諸島の島のひとつで、行政上は東京都に属しています。
南大東島は、沖縄本島の東の太平洋に浮かぶ大東諸島の島です。サトウキビ栽培が盛んなことで知られています。
片や東京都、片や沖縄県。所属する都県が異なり、海を隔てて遠く離れた二つの島ですが、八丈島から渡った人々が開拓を始めたことで、今も続くつながりが生まれました。
南大東島に残る八丈島の文化
先の寄稿の筆者は、八丈島測候所から南大東島に移ってきた人でした。電話帳を開くと「奥山」「菊池」といった八丈島の名字が並び、夜には沖縄民謡とともに八丈太鼓が響いてくる。その様子に懐かしさを覚えたと書いています。
沖縄では珍しい神社やおみこし、江戸相撲の風習があることも紹介されていて、筆者は南大東島を「沖縄と八丈島の文化が融合する島」と表しています。
上陸の難しさは、寄稿が書かれた開拓103周年のころにも残っていました。船が直接着ける桟橋がなく、物資は船からクレーンで吊り上げて陸に揚げ、乗客も吊り上げられて上陸していたといいます。当時は、島の北側の石灰岩を大きく掘り込んだ人工の漁港が建設中で、2000年から一部の暫定供用が始まっていました。
地図で二つの島の位置をたどる
1月23日には、地図帳や地図アプリで八丈島と南大東島を探してみましょう。それぞれの位置を確かめたら、二つの島のあいだに広がる海を指でたどりながら、開拓の第一歩を踏み出した人々の航路を思い浮かべてみてください。
よくある質問
Q&A 八丈島から南大東島への上陸記念日はいつ?
1月23日です。1900年のこの日の上陸にちなみます。
八丈島から南大東島への上陸記念日は誰が制定した?
八丈島で文化活動を行う「八丈島ふるさと塾」です。
南大東島の開拓団を組織したのは誰?
八丈島出身の豪商、玉置半右衛門です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「八丈島から南大東島への上陸記念日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1418
- 笹川平和財団 海洋政策研究所「Ocean Newsletter」第74号(南大東島地方気象台予報官の寄稿) https://www.spf.org/opri/newsletter/74_1.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
1月23日は #八丈島から南大東島への上陸記念日 。1900年のこの日、八丈島の人々が南大東島に上陸し、開拓の第一歩をしるしました。断崖に囲まれ、それまで上陸の試みが失敗してきた島でした🏝️ #今日は何の日
- 文例 2
東京都の八丈島と、沖縄県の南大東島。遠く離れた二つの島は、1900年の開拓でつながりました。南大東島には、沖縄では珍しい神社やおみこし、八丈太鼓が伝わっています🏝️ #八丈島から南大東島への上陸記念日 #今日は何の日
- 文例 3
1月23日は #八丈島から南大東島への上陸記念日 。当店では[実施する施策(八丈島・南大東島の特産品の紹介など)]で、二つの島のつながりをお伝えします🏝️ #今日は何の日
SAME DAY 1月23日は、こんな日でもあります
- 技術
電子メールの日
電子メールの日(1月23日)は、「い(1)いふ(2)み(3)」(いい文)の語呂合わせに由来する、電子メッセージング協議会が1994年に制定した記念日。
由来を読む → - 文化
算額文化を広める日
算額文化を広める日(1月23日)は、公益財団法人日本数学検定協会が制定した記念日。1・2・3と並ぶ日付が、誰もが最初に触れる数学の学びであることにちなむ。江戸時代に数学の問題や解法を神社仏閣へ奉納した「算額」の文化を、現代に伝え広めることを目的としている。
由来を読む → - 食
アーモンドの日
アーモンドの日(1月23日)は、アーモンド約23粒が成人女性の1日分の摂取目安とされることから「1日23粒」にちなみ、カリフォルニア・アーモンド協会が2008年に制定した記念日。
由来を読む → - 健康
オメガ3の日
オメガ3の日(1月23日)は、株式会社ニップンが定めた記念日。同社はアマニ油をはじめとする食品を製造販売している。1、2、3と数字が並ぶ日付に、健康へ向けて一歩ずつ取り組んでほしいとの願いを込め、体内で作れない必須脂肪酸オメガ3を意識した生活習慣の見直しを目的としている。
由来を読む → - 健康
花粉対策の日
花粉対策の日(1月23日)は、花粉問題に取り組む企業や研究機関で構成する花粉問題対策事業者協議会が制定した記念日。花粉対策の要となる1月・2月・3月を、123と並ぶ日付に重ねたことに由来する。花粉の飛散量低減や早めの対策を呼びかけることを目的としている。
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不眠の日
不眠の日(毎月23日)は、睡眠改善薬を手がけるエスエス製薬株式会社が制定した記念日。2と3を「不眠」と読む語呂合わせから2月3日に定め、症状が一年を通じて起こることから毎月23日にも広げている。不眠への正しい知識と適切な対処法を伝えることを目的としている。
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