要点
- 日付
- 毎年 1月20日
- 制定者
- 全国ぬかづけのもと工業会
- 制定年
- 2015年
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
大寒の日に定められた記念日
ぬか床の日は、全国ぬかづけのもと工業会が制定した記念日です。工業会はぬかづけに関わる企業などで結成された団体で、事務局は岐阜県大野町にあります。この記念日は日本記念日協会にも認定されています。
日本記念日協会の説明によると、目的はぬか床の品質向上と普及です。ぬかづけは、日本の伝統的な食文化である漬物のひとつに数えられます。ぬか床はその味の土台です。この日は、ふだんあまり意識しないぬか床に目を向けてもらう日といえます。
日付は暦の上の「大寒」にちなんでいます。寒さの厳しい大寒の時期にぬか床を作ると良いものができる、と古くからいわれてきました。そこで、1月20日の大寒が記念日に選ばれました。
業界紙の食料新聞によると、工業会は2015年から毎年の大寒の日を「ぬか床の日」と定めています。大寒は年によって日付が変わることのある暦の節目ですが、2052年までは1月20日にあたります。
漬物の神様にぬか床を納める
食料新聞は、ぬか床の日に各社のぬか床を愛知県あま市の萱津(かやづ)神社に奉納し、ぬか床文化の発展を祈るのが恒例行事になっていると伝えています。2024年は能登半島地震の影響などを考え、会計を務める役員が代表して参拝しました。このとき、工業会には岐阜、愛知、香川、和歌山、奈良、石川、大阪の9社が加わっていました。工業会は昭和47年(1972年)に設立された団体です。
萱津神社は、祭神を鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)とする古い神社です。あま市観光協会や塩事業センターの紹介によると、昔このあたりは海に面していて、人々は神前に野菜と藻塩を供えていました。その野菜と塩を一緒にしたところ、ほどよい塩漬けになったといい、これが日本の漬物の始まりだと伝えられています。国内でただひとつ「漬物の神」をまつる神社とされています。
毎年8月21日には「香の物祭(こうのものさい)」が開かれ、奉納された野菜を塩と一緒にかめへ漬け込む神事が行われます。あま市の無形民俗文化財に指定された祭りで、各地から漬物業者が集まります。漬物を「香の物」と呼ぶのは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が村人の献上した漬物を喜び、「藪に神のもの(やぶにこうのもの)」と言ったという故事にちなむといいます。
ぬか床とはどんなものか
ぬか床は、米ぬかに塩や水を加えて練り、発酵させた漬物のもとです。ここにキュウリやナス、大根、カブなどの野菜を漬けると、ぬかづけができあがります。
ぬか床は、手でかき混ぜて手入れを続けながら使うのが一般的です。家ごとに風味が違うともいわれ、昆布や唐辛子などを加えて味を整えることもあります。最近は、手軽に始められるように調整された「ぬかづけのもと」も市販されています。
ぬかに関わる業界団体には、ほかに日本いりぬか工業会もあります。食料新聞によると、こちらは春夏のぬかづけの季節が始まる時期にあわせて、2016年に5月8日を「ぬか漬けの日」と定めました。
ぬか床に野菜を一本漬けてみる
家にぬか床があるなら、この日はいつもと違う野菜を漬けてみましょう。まずはキュウリを一本漬けて、漬かり具合を確かめてみてください。ぬか床がない場合は、家族や身近な年長者に、昔の家のぬか床の思い出を聞いてみるのもよいでしょう。
よくある質問
Q&A ぬか床の日はいつ?
大寒の日です。2052年までは1月20日にあたります。
ぬか床の日は誰が制定した?
全国ぬかづけのもと工業会です。
なぜ大寒がぬか床の日?
大寒のころに作ると良いぬか床ができるとされるためです。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「ぬか床の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1287
- あま市観光協会「萱津神社」 https://ama-kankou.jp/page_culture/kayatujinjya/
- 塩事業センター「萱津神社 香の物祭」 https://www.shiojigyo.com/study/fudoki/chubu/kayatsu.html
関連リンク
- 食料新聞「ぬか・漬物の素 業界活動 2024」 https://www.syokuryou-shinbun.com/pages/1412/
- 食料新聞「ぬか・漬物の素 業界活動 2023」 https://www.syokuryou-shinbun.com/pages/1330/
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
1月20日は #ぬか床の日 。寒さの厳しい大寒のころにぬか床を作ると、良いぬか床ができるといわれてきました。全国ぬかづけのもと工業会が定めた日です🥒 #今日は何の日
- 文例 2
ぬか床の日には、愛知県あま市の萱津神社に、各社のぬか床を奉納するのが恒例です。萱津神社は「漬物の神」をまつる神社として知られています🥒 #今日は何の日 #ぬか床の日
- 文例 3
1月20日は #ぬか床の日 。当店では[実施する施策]をご用意しています🥒 #今日は何の日
SAME DAY 1月20日は、こんな日でもあります
- 文化
二十日正月
二十日正月(1月20日)は、正月行事を締めくくる節目とされる伝統行事の日。正月用の魚や餅を食べ尽くすことから、骨正月と呼ぶ地方もある。
由来を読む → - その他
玉の輿の日
玉の輿の日(1月20日)は、1905年1月20日に京都の芸妓お雪がアメリカの財閥モルガン家の一員ジョージ・モルガンと結婚したことにちなむ日。「日本のシンデレラ」と話題になった。
由来を読む → -
インクルーシブを考える日
インクルーシブを考える日(1月20日)は、特別支援学校卒業後の学びの場「カレッジ」を運営する株式会社ゆたかカレッジが制定した記念日。日本が国連の障害者権利条約の批准書を国連に寄託した2014年のこの日にちなむ。障害者の社会参加と平等について考える機会とすることを目的としている。
由来を読む → - 文化
トゥー・チェロズの日
トゥー・チェロズの日(1月20日)は、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ自らが定めた記念日。クロアチア出身の2人がチェロだけで演奏する映像を公開し、世界的な注目を集めた2011年のこの日にちなむ。東日本大震災の直後から被災地支援を続けてきたユニット(2022年に解散)の活動を記念する日である。
由来を読む → - 食
シチューライスの日
シチューライスの日(毎月20日)は、食品メーカーのハウス食品株式会社が制定した記念日。ごはんにシチューをかける新しい食べ方を提案する目的がある。日付は「5×4=20」の掛け算を「ごはん×シチュー」に見立てた語呂合わせに由来する。
由来を読む → - 自然
シマエナガの日
シマエナガの日(1月20日)は、SNSで「シマエナガ」の写真を発信する写真家のやなぎさわごう氏が制定した記念日。シマエナガは寒いほど羽を膨らませることから、一年で最も寒いとされる二十四節気の大寒の日を選んだ。雪の妖精とも呼ばれるこの野鳥の魅力を、多くの人に伝えることを目的としている。
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