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7月10日の記念日

くにさき七島藺の日

くにさき七島藺の日(7月10日)は、七島藺(しちとうい)の全国唯一の産地・国東半島にある大分県国東市が制定した記念日。イ草より丈夫で若草のような香りを持つ七島藺を広くPRし、産地の振興を図ることを目的としている。日付は地元で「しっとう」と呼ばれることにちなむ7と10の語呂合わせから。

日なたで乾かされる七島藺の束と編みかけの敷物

要点

日付
毎年 7月10日
制定者
大分県国東市
認定
日本記念日協会

この日の暦(2026年)

  • 二十四節気 小暑の期間 (7月7日〜7月22日)
  • 和風月名 文月 (ふみづき・ふづき)

国東市が定めた七島藺の記念日

くにさき七島藺の日は、大分県国東市が制定した記念日で、毎年7月10日です。記念日名は「くにさきしっとういのひ」と読みます。

国東市は国東半島に位置しています。日本記念日協会の説明によると、この国東半島は七島藺(しちとうい)の全国で唯一の生産地とされています。記念日の目的は、七島藺を広くPRし、産地の振興を図ることです。

産地では、生産者や大分県、国東市などが「くにさき七島藺振興会」を設立しました。振興会は、生産農家を増やす取り組みや広報活動などを行っています。

7月10日という日付は、国東地方で七島藺を「しっとう」と呼ぶことにちなんでいます。7を「しっ」、10を「とう」と読む語呂合わせです。記念日名の読みにも、この「しっとう」が入っています。

畳表や加工品に使われる七島藺

七島藺は、畳表や加工品の材料として生産されている植物です。見た目や使い道はイ草に近いものの、別の植物です。茎を細く割いて乾かし、編んで使います。

制定者によると、七島藺の耐久性はイ草の数倍といわれています。また、若草のような優しい香りを持つともされています。

畳表のほかに、敷物や小物などの加工品にも使われています。丈夫で素朴な風合いの素材として、暮らしの道具に取り入れられてきました。

トカラの七つの島から来た名前

農林水産省の地理的表示(GI)の登録簿によると、七島藺は東南アジア原産のカヤツリグサ科の植物です。名前は、原産地とされるトカラ列島に、当時人が住んでいた島が七つあったことに由来します。

七島藺が日本にいつ伝わったかは、わかっていません。ただ、江戸時代より前には、すでに琉球(沖縄県)や薩摩藩(鹿児島県)で栽培から加工まで行われていたと考えられています。豊後(大分県)に伝わったのは1660年以降で、府内に伝わったとする説と、日出に伝わったとする説があります。どちらも、鹿児島地方の七島藺の苗を持ち帰ったとされています。

狭い畑とため池が支えた産業

国東半島は、両子山の噴火でできた土地です。耕せる面積が狭く、火山性の土は水を保ちにくいうえ、瀬戸内海式気候で雨も少ない。登録簿は、もともと不毛の地だったと書いています。先人がしいたけ栽培のために山にクヌギを植えて腐葉土が育ち、1200ものため池を山につくったことで、ようやく農業ができるようになりました。

それでも畑の多くは、猫の額ほどの広さでした。そんな小さな畑に合っていたのが七島藺です。小さな畑なら水の管理がしやすく、七島藺特有の病気にかかっても広がりません。冬の農閑期に夜なべをして畳表を織れば、翌日には現金になりました。江戸時代から昭和の中ごろまで、七島藺はこの土地を支える大切な作物でした。

5軒まで減った産地を立て直す

ところが、過酷な農作業に加え、専業農家でないと栽培できないこともあって、生産は急に減っていきます。2009年(平成21年)には生産農家が5軒になり、産地は消滅の寸前でした。危機感を持った県内の畳店や七島藺の問屋、行政、地域の住民や移住者、生産者が集まって立ち上げたのが、くにさき七島藺振興会です。

2016年12月7日には、「くにさき七島藺表」が地理的表示(GI)に登録されました。登録簿が生産地としているのは、国東市と杵築市です。原料の七島藺は、イ草の5〜6倍の強さと、2倍以上の焦げにくさを持ちます。そのため、柔道の畳や職人の仕事場、劇場の桟敷、囲炉裏を使う農家などで欠かせない敷物だったといいます。

織り方にも違いがあります。イ草の畳表は、一目に2本の糸が入る「引目織り」で、目がそろった仕上がりになります。くにさき七島藺表は、むしろと同じく一目に1本の糸が入る「目積織り」で、ざっくりとした自然な風合いに仕上がります。色はクリーム色から飴色へと変わり、使うほどにつやが出ます。縁のない「琉球畳」も、もとは古民家などで見られる七島藺の縁なし畳から来ているとされています。

七島藺の製品を手に取って

7月10日には、七島藺の畳表や小物を実際に見てみてください。産地の取り組みや製品の情報は、国東市の公式サイトなどでも調べられます。手に取れる機会があれば、編み目の様子や、若草にたとえられる香りを確かめてみてください。

よくある質問

Q&A

くにさき七島藺の日はいつ?

7月10日です。「しっ(7)とう(10)」の語呂合わせです。

七島藺の読み方は?

「しちとうい」です。国東地方では「しっとう」と呼びます。

七島藺はイ草とどう違う?

カヤツリグサ科の別の植物で、イ草の5〜6倍の強さがあります。

出典

SOURCES
  1. 日本記念日協会「くにさき七島藺の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1440
  2. 農林水産省 地理的表示(GI)登録簿「くにさき七島藺表」 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/0022/pdf/0022_register.pdf

SNS 投稿文例

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  • 文例 1

    7月10日は #くにさき七島藺の日 。七島藺(しちとうい)を国東地方で「しっとう」と呼ぶことから、大分県国東市が7と10の語呂合わせで制定しました🌾 #今日は何の日

  • 文例 2

    きょう7月10日はくにさき七島藺の日。七島藺の畳表は、むしろと同じく一目に1本の糸が入る目積織り。クリーム色から飴色に変わり、使うほどにつやが出ます🌾 #今日は何の日 #くにさき七島藺の日

  • 文例 3

    7月10日は #くにさき七島藺の日 。[店舗名]では、国東の七島藺を使った[商品名]を扱っています。ざっくりとした風合いを手に取って確かめてみてください🌾 #今日は何の日

SAME DAY 7月10日は、こんな日でもあります