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6月12日の記念日

恋と革命のインドカリーの日

恋と革命のインドカリーの日(6月12日)は、株式会社中村屋が制定した記念日。1927年6月12日、新宿の喫茶部で日本初の「純印度式カリー」を売り出したことに由来する。創業者の娘とインド独立運動家ラス・ビハリ・ボース氏との恋がインドカリー誕生のきっかけとなったことが、記念日名の由来である。

スパイスの小皿と湯気の立つインドカリーの台所

要点

日付
毎年 6月12日
制定者
株式会社中村屋
認定
日本記念日協会

この日の暦(2026年)

  • 二十四節気 芒種の期間 (6月6日〜6月20日)
  • 和風月名 水無月 (みなづき・みなつき)

由来

恋と革命のインドカリーの日は、株式会社中村屋が制定した記念日です。日本記念日協会の認定を受けています。

日付は、1927年(昭和2年)の6月12日にちなんでいます。この日、中村屋は新宿に喫茶部を開き、日本で初めて「純印度式カリー」を売り出しました。

記念日名の「恋」と「革命」は、インドカリーが生まれたいきさつから来ています。日本記念日協会の説明によると、創業者・相馬愛蔵氏の娘が、インド独立運動の活動家ラス・ビハリ・ボース氏と恋に落ちました。これがきっかけとなって、中村屋のインドカリーが生まれたとされています。

日本に逃れたインドの志士

中村屋の公式サイトにある商品の歴史や、創業者ゆかりの人々の紹介によると、ボースは1886年(明治19年)、インドのベンガル地方に生まれました。当時のインドはイギリスの植民地でした。ボースは若くして独立運動に身を投じ、インド総督の襲撃を企てたことからイギリス政府に懸賞金をかけられ、追われる身になります。

1915年(大正4年)、ボースは日本に渡ります。しかし、日英同盟を結んでいた日本政府は、ボースに国外退去を命じました。これに反発したのが、頭山満や犬養毅らです。中村屋の創業者・相馬愛蔵と黒光の夫妻も、新聞でボースの身の上を知っていました。愛蔵が「店の裏の洋館なら彼をかくまえるかもしれない」と漏らしたことが頭山に伝わり、ボースは中村屋のアトリエにかくまわれることになります。

ボースが中村屋で過ごしたのは3か月半です。中村屋によると、部屋が多く人の出入りも多いこと、外国人の姿が珍しくないこと、黒光が英語を話せることなど、かくまうのに都合のよい条件がそろっていました。1916年(大正5年)3月に中村屋を出たあとも逃亡生活は続き、その連絡役を務めたのが相馬夫妻の娘・俊子でした。2人はのちに結婚します。俊子は26歳の若さで亡くなりました。

喫茶部とともに生まれたカリー

中村屋によると、大正の末、百貨店が新宿に進出してきたことに、中村屋は少なからず脅威を感じていました。客からも、買い物の合間に一休みできる場所がほしいという声が寄せられていたといいます。愛蔵は喫茶の開設を考えますが、ていねいな接客は容易ではないと尻込みしていました。そこでボースが、祖国インドの味を伝えるため、喫茶部を作るならメニューにインドカリーを加えようと提案します。

こうして1927年6月12日、中村屋は喫茶部(レストラン)を開き、同時に純印度式カリーを売り出しました。中村屋の紹介では、ボースが中村屋に身を寄せていた間に、相馬夫妻にカリーライスを作ってふるまったことも縁になったとされています。

当時、日本に広まっていたのは、イギリスを経由して伝わった、小麦粉を使う欧風のカレーでした。ボースが作ったのは本場インドのカリーで、米にはインディカ米を使い、骨付きの大きな鶏肉が入っていました。日本の客は初め戸惑ったといいます。そこで相馬夫妻は、ソースがしみ込みやすく、もちもちとした食感もある白目米に米を替えました。しだいに客は骨付きの肉やスパイスの香りに慣れ、純印度式カリーは中村屋の名物料理になっていきました。

ボースは1945年(昭和20年)1月21日、インドの独立を見ることなく亡くなっています。インドが独立したのは、その2年後の1947年でした。

インドカリーとは

インドカリーは、インドの料理をもとにしたカレーです。ターメリックやクミン、コリアンダーなど、いくつものスパイスを組み合わせて香りや辛みを出します。どのスパイスをどれだけ使い、どう炒めるかで、仕上がりの風味は変わります。

日本の家庭では、ルウでとろみをつけたカレーライスが広く親しまれています。これに対して「インドカリー」という呼び方は、スパイスの風味を前面に出した料理を指すときによく使われます。

スパイスを確かめながらカリーを味わう

6月12日は、インドカリーを一皿味わってみてください。ひと口ごとに、どんなスパイスの香りがするかを探しながら食べてみます。家で作るなら、市販のカレー粉ではなく、ターメリックやクミンなどのスパイスを一つずつそろえて、自分で合わせてみましょう。

よくある質問

Q&A

恋と革命のインドカリーの日はいつ?

毎年6月12日です。

恋と革命のインドカリーの日の由来は?

1927年6月12日に中村屋が純印度式カリーを売り出したことです。

ラス・ビハリ・ボースとは誰?

日本に亡命したインド独立運動の活動家です。

出典

SOURCES
  1. 日本記念日協会「恋と革命のインドカリーの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=815
  2. 新宿中村屋「純印度式カリー(商品の歴史)」 https://www.nakamuraya.co.jp/pavilion/products/pro_001.html
  3. 新宿中村屋「ラス・ビハリ・ボース(創業者ゆかりの人々)」 https://www.nakamuraya.co.jp/pavilion/founder/people/p_014.html

SNS 投稿文例

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  • 文例 1

    6月12日は #恋と革命のインドカリーの日 。1927年のこの日、新宿の中村屋が喫茶部を開き、純印度式カリーを売り出しました。インド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースとの縁から生まれた一皿です🍛 #今日は何の日

  • 文例 2

    きょう6月12日は恋と革命のインドカリーの日。中村屋の創業者夫妻にかくまわれたボースは、のちに夫妻の娘・俊子と結婚しました。記念日の名前にはその歴史が込められています🍛 #今日は何の日 #恋と革命のインドカリーの日

  • 文例 3

    6月12日は #恋と革命のインドカリーの日 。[スパイスや食文化に関する取り組み]をご紹介します🍛 #今日は何の日

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