要点
- 日付
- 毎年 2月12日
この日の暦(2026年)
ダーウィンの日の由来
ダーウィンの日は、毎年2月12日の記念日です。進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンが、1809年2月12日に生まれたことにちなんでいます。
国際的な記念日として位置づけられており、ダーウィン個人をたたえるだけでなく、科学や進化生物学への理解を深めることが目的とされています。生き物はどのようにして今の姿になったのか。そんな問いを考えるきっかけになる日です。
ダーウィンはイギリスの自然科学者です。調査船に乗って5年にわたる航海をするなかで、生き物について膨大な記録を集め、のちに『種の起源』を発表しました。
誕生日を祝う動きが広がるまで
ダーウィンの日の公式サイト(国際ダーウィン・デー財団)によると、毎年この日を祝おうという動きは、3人の愛好家から始まりました。1995年、ロバート・スティーブンスがシリコンバレーのヒューマニストの団体に呼びかけて、ダーウィンの日の催しを始めます。1997年からは、マッシモ・ピリウーチがテネシー大学で毎年催しを開きました。2000年には、アマンダ・チェスワースがスティーブンスとともに、ニューメキシコ州で「ダーウィン・デー・プログラム」を法人にしています。
2年後、この法人はカリフォルニア州で非営利の教育法人「ダーウィン・デー・セレブレーション」として設立し直され、科学についての教育を広める活動を続けました。助言役として、著名な科学者による委員会も置いています。生誕200年にあたる2009年2月12日を前に、アメリカ・ヒューマニスト協会と組んで、各地の催しを後押ししました。2022年からは、公式サイトの運営を米国の科学教育センター(NCSE)が引き継いでいます。
財団は、ダーウィンが示した知的な勇気、尽きない好奇心、科学的な考え方、真実を求める姿勢を、世界中の人に思い起こしてもらうことを使命に掲げています。公式サイトでは各地の催しを登録でき、この日を公的に認められた記念日にしようとも呼びかけています。
日本でも、この日に合わせた催しが見られます。大阪府立中央図書館は2023年2月、「ダーウィン展 -進化論と生命を知る-」と題して、『種の起源』をはじめとするダーウィンの著書や、進化論を解説した本、生き物の図鑑を集めた展示を開きました。
進化論とはどんな考え方か
進化論は、生き物が世代を重ねるなかで少しずつ性質を変えていく、という考え方です。その変化が長い時間をかけて積み重なり、さまざまな種に分かれてきたと説明します。
ダーウィンは、変化が起こるしくみとして「自然選択」という考えを示しました。同じ種類の生き物でも、個体ごとに少しずつ違いがあります。そのなかで、まわりの環境に合った性質をもつ個体は生き残りやすくなります。そうした個体が子孫を残すことで、その性質が次の世代へ受け継がれていきます。
進化の考え方は、生物学の土台のひとつです。生き物を分類するときや、似た生き物どうしの関係を考えるときにも使われています。
『種の起源』をめぐる論争
『種の起源』が出版されたのは1859年です。翌1860年6月30日、イギリスのオックスフォード大学博物館で、進化をめぐる討論が開かれました。生物学者のトマス・ハクスリーと、オックスフォードの主教サミュエル・ウィルバーフォースの論争として知られています。
ハクスリーは「ダーウィンのブルドッグ」とあだ名され、『種の起源』を熱心に擁護した人物です。一方のウィルバーフォースは、聖書の記述を文字どおりに受け取る立場でした。討論の主題は、進化の科学的な証拠と、その証拠が聖書の文字どおりの解釈と両立するかどうかです。数百人が見守ったこの討論に、ダーウィン本人は体調が悪く出席できませんでした。
標本を見比べに、近くの博物館へ
自然史を扱う近くの博物館で、骨格標本や化石を見比べてみるのはどうでしょう。たとえば、鳥のくちばしの形と食べ物の関係に注目してみます。腕やひれの骨の並び方を比べてみるのも、ひとつの方法です。展示の解説を読みながら、気づいた共通点や違いをひとつ、メモに書き留めます。
よくある質問
Q&A ダーウィンの日はいつ?
2月12日です。ダーウィンが1809年に生まれた日です。
ダーウィンの日はいつから始まった?
1995年に米国シリコンバレーで始まった催しが起点の一つです。
『種の起源』が出たのはいつ?
1859年です。
出典
SOURCES- 大阪府立図書館「ダーウィン展 -進化論と生命を知る-」 https://www.library.pref.osaka.jp/site/central/darwin.html
- International Darwin Day Foundation「History」 https://darwinday.org/history/
関連リンク
- PR TIMES MAGAZINE(ダーウィンの日) https://prtimes.jp/magazine/today/darwin-day/
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
2月12日は #ダーウィンの日 。進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンが、1809年のこの日に生まれました。科学について考えるきっかけになる日です🐢 #今日は何の日
- 文例 2
ダーウィンの誕生日を祝う動きは、1995年に米国シリコンバレーで始まった催しなどから広がりました。2月12日の #ダーウィンの日 は、博物館で骨格標本を見比べてみませんか🐢 #今日は何の日
- 文例 3
2月12日は #ダーウィンの日 。当館では[実施する企画(進化や生き物をテーマにした展示など)]で、生き物の不思議を紹介します🐢 #今日は何の日
SAME DAY 2月12日は、こんな日でもあります
- 健康
ペニシリンの日
ペニシリンの日(2月12日)は、1941年2月12日にイギリスのオックスフォード大学で世界初となるペニシリンの本格的な臨床投与が行われたことにちなむ日。抗生物質医療の幕開けとなった。
由来を読む → - 食
黄ニラ記念日
黄ニラ記念日(2月12日)は、岡山県特産の黄ニラを広めようと、JA全農おかやまが制定した記念日。鍋物の需要が高まる最盛期の2月であることと、「にっこり(2月)いいニラ(12日)」の語呂合わせにちなむ。和洋中で使える黄ニラの魅力を伝えることが目的。
由来を読む → - 産業
ブラジャーの日
ブラジャーの日(2月12日)は、女性下着最大手の株式会社ワコールが制定した記念日。1914年2月12日、アメリカ人女性が布とリボンで手作りしたブラジャーの原型に特許を得たことにちなむ。同社は検定やリサイクル活動を通じて、下着への理解を広めている。
由来を読む → - 食
ボンカレーの日
ボンカレーの日(2月12日)は、レトルトカレーの代名詞として知られる「ボンカレー」の発売日にちなみ、発売元の大塚食品株式会社が制定した記念日。1968年2月12日の発売から2018年に50周年を迎えた、日本初の市販レトルト食品としての歴史を広く伝えることが目的。
由来を読む → -
育児の日
育児の日(毎月12日)は、兵庫県神戸市の株式会社神戸新聞社が制定した記念日。「育(1)児(2)」と読む語呂合わせに由来する。社会全体で子育てについて考え、地域ぐるみで支え合える環境づくりのきっかけとすることを目的としている。
由来を読む → - 健康
オートファジーの日
オートファジーの日(2月12日)は、大阪府箕面市の一般社団法人日本オートファジーコンソーシアムが制定した記念日。1963年のこの日、ロンドンの学会でベルギーの生化学者ド・デューブが「オートファジー」という用語を初めて使ったことに由来する。細胞の新陳代謝に関わるこの仕組みへの理解を広めることを目的としている。
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