要点
- 日付
- 毎年 2月1日
この日の暦(2026年)
日本のテレビ本放送が始まった日
テレビ放送記念日は、日本でテレビの本放送が始まった日にちなむ記念日です。1953年(昭和28年)2月1日、NHK東京テレビジョンが日本で初めてテレビの本放送を始めました。
国立公文書館も、昭和28年2月の出来事として「テレビ放送が始まる」を挙げています。家庭で映像を受け取る放送が、日本で正式に始まったのがこの日です。
国立公文書館がこの出来事にあわせて紹介しているのは、日本放送協会の昭和27年度業務報告書を国会に出す際の、郵政大臣の意見書などの資料です。
午後2時、内幸町から
講談社ブルーバックスの記事によると、本放送が始まったのは2月1日の午後2時で、送り出したのは東京・内幸町にあったNHK東京放送会館でした。最初に映ったのは「NHK東京テレビジョン開局」の文字です。開局式典の様子を伝えたあと、舞台劇「道行初音旅」が最初の番組として放送されました。
放送開始のころの1日の放送時間は、約4時間でした。受信契約数は866件で、受信料は月200円だったといいます。国内の電器メーカーも国産テレビの発売を始めていましたが、値段がかなり高く、買えたのは富裕層に限られていたようです。
浜松で始まったテレビの研究
テレビの歩みは、本放送よりずっと前に始まっていました。浜松市と静岡県の紹介によると、1926年(大正15年)12月25日、高柳健次郎が、いまの静岡大学工学部の前身にあたる浜松の学校で、世界で初めてブラウン管の上に「イ」の字を映し出すことに成功しています。テレビの歴史は浜松を舞台に始まったと、浜松市は紹介しています。
戦後には、テレビの研究がGHQ(連合国軍総司令部)から禁じられた時期もありました。日本が講和条約を結んで独立国として歩みはじめ、本格的な放送ができる体制が整ったところで、1953年2月にNHKが本放送を始めます。同じ年の8月には民間放送の日本テレビ、昭和30年(1955年)にはTBSも放送を始め、1960年(昭和35年)にはカラー放送も始まりました。
テレビを買うことがニュースだった
本放送が始まったころのテレビは、まだ特別なものでした。埼玉県の飯能市郷土館が、地元の『文化新聞』をもとにまとめた資料によると、昭和28年2月23日付の記事「山村にも新流行の文化」は、埼玉県内で「受像の許可」が33件あると伝えています。飯能では、ラジオ店や百貨店のほか、個人では2月10日に県議会議員が購入したことが記事になりました。同じ年の12月13日付では、名栗で初めてテレビを置いた人が現れたことが報じられています。
商店街に置かれた街頭テレビも、注目を集めました。昭和29年(1954年)5月12日付の記事の見出しは「商店街の発展策に人気王テレビを活用」。テレビを置くことは、客を呼ぶ効果的な方法だったのです。やがて暮らしが豊かになってテレビが広く行き渡ると、購入や設置がニュースになる時代は終わり、街頭テレビも姿を消していきました。
テレビ放送とは
テレビ放送は、映像と音声を電波などに乗せて送り、受信機で受け取って見るしくみです。放送局は番組をつくって時間割を組み、同じ番組を大勢の人へ同時に届けます。
ニュースや天気予報、ドラマ、スポーツ中継、教育番組など、番組の幅は広く、遠く離れた場所の出来事も映像を通して知ることができます。
家族とテレビの思い出を話す
家族や年上の知人に、子どものころよく見ていた番組を尋ねてみてください。番組名や見ていた時間帯を聞いたら、今度は自分がいまよく見ている番組の話もしてみましょう。
よくある質問
Q&A テレビ放送記念日はいつ?
2月1日です。1953年のこの日にNHKがテレビの本放送を始めました。
日本のテレビ本放送の最初の番組は?
開局式典のあと、舞台劇「道行初音旅」が放送されました。
テレビ本放送が始まったときの受信契約数は?
全国でわずか866件でした。
出典
SOURCES- 国立公文書館「昭和28年(1953)2月 テレビ放送が始まる」 https://www.archives.go.jp/ayumi/kobetsu/s28_1953_01.html
- 浜松市「はままつ百歳 第6回」 https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/100yearsold/no06.html
- 飯能市郷土館「飯能とテレビ放送の70年」 https://www.city.hanno.lg.jp/material/files/group/65/202302thats.pdf
- 静岡県「マイしずおか」(テレビ実験の成功) https://toukei.pref.shizuoka.jp/toukeikikakuhan/data/documents/myshizuoka2013012.pdf
関連リンク
- コトバンク(デジタル大辞泉) https://kotobank.jp/word/%E3%81%A6%E3%82%8C%E3%81%B3%E6%94%BE%E9%80%81%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5-723404
- 講談社ブルーバックス「NHKが東京地区でテレビ本放送開始(1953年)」 https://gendai.media/articles/-/59568
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
2月1日は #テレビ放送記念日 。1953年のこの日の午後2時、NHK東京テレビジョンが日本初のテレビ本放送を始めました。受信契約は全国でわずか866件だったそうです📺 #今日は何の日
- 文例 2
テレビの研究は浜松から。1926年12月25日、高柳健次郎がブラウン管に「イ」の字を映し出すことに成功しました。2月1日の #テレビ放送記念日 に、テレビの歩みをたどってみませんか📺 #今日は何の日
- 文例 3
2月1日は #テレビ放送記念日 。[実施する施策(懐かしの番組にちなむ企画など)]で、テレビの思い出をふり返ります📺 #今日は何の日
SAME DAY 2月1日は、こんな日でもあります
- 健康
フレイルの日
フレイルの日(2月1日)は、スマートウェルネスコミュニティ協議会や日本老年学会など関連4団体が共同で制定した記念日。加齢に伴う心身の衰えを指す「フレイル」を201の語呂合わせで読み、2月1日とした。予防の大切さを広く知ってもらい、健康長寿社会の実現につなげることが目的。
由来を読む → - 食
あずきの日
あずきの日(毎月1日)は、あずき製品を扱う井村屋グループ株式会社が制定した記念日。古くから毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる習慣があったことにちなみ、月の初日を選んでいる。利尿作用や整腸作用があるとされるあずきを食べる習慣を広めるのが目的。
由来を読む → - 文化
江藤新平復権宣言の日
江藤新平復権宣言の日(2月1日)は、佐賀県が制定した記念日。明治政府の初代司法卿を務めながら非業の死を遂げた郷土の偉人・江藤新平について、「江藤新平復権宣言」にちなむ。日本記念日協会は知事や地元高校生が宣言を行った日を2024年2月1日とするが、佐賀県の資料では宣言は2025年2月1日の式典で行う予定とされている。その功績を広く知ってもらうのが目的。
由来を読む → - 技術
ITコーディネータの日
ITコーディネータの日(2月1日)は、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会が制定した記念日。協会が発足した2001年2月1日にちなむ。企業のIT経営とDXを支える専門人材の存在を広め、全国で活動する会員同士の一体感を高めることが目的。
由来を読む → - その他
ニオイの日
ニオイの日(2月1日)は、「に(2)お(0)い(1)」の語呂合わせに由来する、P&Gジャパンが2000年に制定した記念日。生活の中のニオイ対策を考える日とされる。
由来を読む → - 文化
ケンハモ「メロディオン」の日
ケンハモ「メロディオン」の日(2月1日)は、鍵盤ハーモニカなど教育楽器を手がける静岡県浜松市の株式会社鈴木楽器製作所が制定した記念日。日付は同社が設立された1954年2月の最初の日にちなむ。1961年発売以来親しまれてきた鍵盤ハーモニカ「メロディオン」への感謝が込められている。
由来を読む →
