要点
- 日付
- 毎年 1月14日
- 制定者
- 沖縄県石垣市
- 制定年
- 2010年
この日の暦(2026年)
閣議決定の日を記念日に
尖閣諸島開拓の日は、沖縄県石垣市が2010年に条例で定めた記念日です。毎年1月14日がその日にあたります。
日付のもとになったのは、1895年1月14日の閣議決定です。この日、尖閣諸島を沖縄県の所轄とすることが決められました。石垣市は、この出来事のあった日を市の記念日として条例に位置づけました。
石垣市の尖閣諸島デジタル資料館によると、条例の名前は「尖閣諸島開拓の日を定める条例」で、平成22年(2010年)12月に制定されました。市は条例で定めた1月14日に、毎年式典を開いています。
閣議決定に至るまで
内閣官房の領土・主権対策企画調整室は、閣議決定までの経緯を国立公文書館所蔵の文書とともに紹介しています。
始まりは、沖縄県知事が内務大臣にあてた1893年11月2日付の上申書でした。これまで無人島だった久場島と魚釣島に、近年になって漁業などを試みる者があり、取り締まる必要がある。そこで両島を沖縄県の所轄とし、標杭を建てたいという内容です。
これを受けて内務大臣の野村靖が、1895年1月12日付で閣議を求める文書を作りました。そして1895年1月14日、上申のとおり標杭の建設を許可してよいとする閣議決定が行われます。同県への指令案の文面は、1月21日付で記されています。
尖閣諸島とは
尖閣諸島は、東シナ海に点在する島々をまとめた呼び名です。沖縄本島からは遠く離れた、八重山諸島の北の海域にあります。行政上は石垣市に属しています。
いくつかの島と岩礁からなり、まわりを広い海に囲まれています。ふだんの暮らしで目にすることはあまりなく、位置や大きさを具体的に思い浮かべにくい場所かもしれません。
古賀辰四郎による開拓
記念日の名前にある「開拓」の歩みも、内閣官房の資料にまとめられています。閣議決定の翌年、沖縄県は福岡県出身の商人・古賀辰四郎に開拓を許可しました。南小島・北小島・魚釣島・久場島の4島は、30年間無償で古賀に貸し与えられることになります。
1897年3月、古賀は35名の出稼ぎ労働者を島へ送り、アホウドリの羽毛を採る事業と島の開拓を始めました。開拓は久場島を中心に進みましたが、アホウドリは激減していきます。羽毛の事業が縮小すると、古賀は小型の海鳥のはく製づくりや、カツオの漁、カツオ節の製造などを手がけました。
魚釣島にはカツオ節工場がつくられ、1908年ごろにはカツオ節の製造が軌道に乗ります。このころ尖閣諸島の各島に住む人は、99戸・248名を数えたといいます。
石垣市の資料館は、昭和初期以降は無人島となり、手つかずの自然が残る一方で、1970年代に持ち込まれたヤギが野生化して島の生態系に影響を及ぼしていることも伝えています。市は児童生徒向けの地域教材「たんけん!尖閣諸島」の作成や、石垣港離島ターミナルにある「石垣市尖閣諸島情報発信センター」での展示などにも取り組んでいます。
地図で尖閣諸島の位置を確かめる
1月14日には、地図帳や地図アプリで尖閣諸島の場所を探してみてください。石垣島や沖縄本島との位置関係も一緒に確かめられます。地図アプリなら、石垣島から北へ画面を動かしていくと、海の広さも実感しやすいはずです。そのうえで、制定者である石垣市の公式サイトを開き、市がまとめている尖閣諸島の資料に目を通してみてください。
よくある質問
Q&A 尖閣諸島開拓の日はいつ?
1月14日です。1895年の閣議決定の日にちなみます。
尖閣諸島開拓の日は誰が定めた?
沖縄県石垣市です。2010年12月に条例で定めました。
尖閣諸島の開拓を始めたのは誰?
福岡県出身の商人、古賀辰四郎です。
出典
SOURCES- 石垣市尖閣諸島デジタル資料館「石垣市の取組み」 https://www.senkaku-islands.jp/attempt/
- 内閣官房 領土・主権対策企画調整室「尖閣諸島の領土編入」 https://www.cas.go.jp/jp/ryodo/taiou/senkaku/senkaku01-03.html
- 尖閣諸島資料ポータルサイト「閣議決定 指令案 標杭建設ニ関スル件請議ノ通」 https://www.cas.go.jp/jp/ryodo/shiryo/senkaku/detail/s1895011400101.html
関連リンク
- Wikipedia「尖閣諸島開拓の日」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E9%96%8B%E6%8B%93%E3%81%AE%E6%97%A5
SNS 投稿文例
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- 文例 1
1月14日は #尖閣諸島開拓の日 。1895年のこの日、尖閣諸島を沖縄県の所轄とし、標杭を建てることが閣議で決まりました。石垣市が2010年に条例で定め、毎年式典を開いています🗾 #今日は何の日
- 文例 2
尖閣諸島ではかつて、カツオ節づくりが営まれていました。内閣官房の資料によると、1908年ごろには各島に99戸、248名が暮らしていたといいます🗾 #尖閣諸島開拓の日 #今日は何の日
- 文例 3
1月14日は #尖閣諸島開拓の日 。[実施する施策(尖閣諸島の地図や歴史資料の展示など)]で、島々の歴史を紹介します🗾 #今日は何の日
SAME DAY 1月14日は、こんな日でもあります
- その他
愛と希望と勇気の日
愛と希望と勇気の日(1月14日)は、1959年1月14日に南極に置き去りにされたカラフト犬のタロとジロの生存が確認されたことにちなむ記念日。タロ・ジロの日とも呼ばれる。
由来を読む → - その他
マンリーデー
マンリーデー(1月14日)は、J.AIDING合同会社が定めた記念日。同社が携わる各種イベント事業にちなみ、男性から女性へ愛を告白する日として、2月14日のバレンタインデーの1か月前でわかりやすい1月14日とした。「マンリー」には男らしさという意味が込められている。
由来を読む → - 文化
褒め言葉カードの日
褒め言葉カードの日(1月14日)は、一般社団法人日本褒め言葉カード協会が定めた記念日。褒め言葉のひとつ「いいよ」を1と14に重ねた語呂合わせに日付が由来する。褒め言葉カードを広め、家族や職場の仲間へ感謝を伝える大切さを理解してもらうことを目的としている。
由来を読む → -
婚活作戦会議の日
婚活作戦会議の日(1月14日)は、結婚相談所事業を手がける株式会社エクスマリーが制定した記念日。バレンタインデーの1カ月前にあたるこの日を、恋愛や婚活に向けて年始の目標を立てるきっかけと位置づけている。婚活市場の活性化と、結婚に向けた一歩を後押しすることが目的。
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モンテール・スイーツの日
モンテール・スイーツの日(毎月第2水曜日)は、埼玉県八潮市の菓子メーカー株式会社モンテールが制定した記念日。「おいしい・やさしい・たのしい」をコンセプトにしたスイーツで、より多くの人に笑顔になってもらう機会を増やすことが目的。「スイ(水)ーツ(2)」と読む語呂合わせから、毎月第2水曜日を記念日とした。
由来を読む → - 健康
クラシコ・医師の日
クラシコ・医師の日(毎月14日)は、医療用ユニフォームを手がけるクラシコ株式会社が制定した記念日。過酷な現場で働く医師をはじめとする医療従事者へ、日頃の敬意と感謝を伝えることが目的。「い(1)し(4)」を「医師」と読む語呂合わせから、毎月14日を記念日とした。
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