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3月22日の記念日

さくらねこの日

さくらねこの日(3月22日)は、動物保護活動を行う公益財団法人どうぶつ基金が定めた記念日。不妊手術済みの目印として耳先を桜の形に整えた「さくらねこ」にちなみ、「さくら(3)ねこ=にゃんにゃん(22)」の語呂合わせから日付を定めた。飼い主のいない猫の不幸な命を減らす活動を広める狙いがある。

日なたの石段にいる耳先が桜形の猫と桜の枝

要点

日付
毎年 3月22日
制定者
公益財団法人どうぶつ基金
認定
日本記念日協会

この日の暦(2026年)

  • 二十四節気 春分の期間 (3月20日〜4月4日)
  • 和風月名 弥生 (やよい)

由来

さくらねこの日は、兵庫県芦屋市の公益財団法人どうぶつ基金が制定した記念日で、日本記念日協会に認定されています。

どうぶつ基金は、行政による犬や猫の殺処分ゼロを目指して活動している団体です。不幸な命を減らすため、無料の不妊手術などに取り組んでいます。この記念日は、「さくらねこ」と、そのための取り組みである「TNR活動」を多くの人に知ってもらうことを目的としています。

3月22日という日付は、語呂合わせから選ばれました。「3」は桜の季節である3月を表し、「22」は猫の鳴き声「にゃんにゃん」に掛けたものです。あわせて「さくら(3)ねこ=にゃんにゃん(22)」と読ませています。

どうぶつ基金の公式サイトでは、この日を「さくらニャンニャン」の語呂合わせで制定し、日本記念日協会に登録したと説明しています。同基金によると、日本で殺処分される猫の多くは生後間もない子猫です。こうした命を減らし殺処分ゼロを実現するため、同基金は公式サイトで、約30万頭の猫に無料で不妊手術を行ってきたとしています。

横浜の自宅から始まった保護活動

どうぶつ基金の公式サイトによると、創設者の富岡操さんは、戦後間もない1948年ごろから横浜市港北区日吉の自宅で、飼い主に見捨てられた犬や猫を保護していました。保護した数は千匹を超えたといいます。

1988年、83歳のときに、どうぶつ基金の前身となる財団法人横浜動物福祉協会を設立しました。その後は神奈川県愛甲郡清川村にある財団のシェルターに住み込み、96歳で亡くなるまで犬や猫の保護に尽くしました。どうぶつ基金は、その遺志を継いで殺処分ゼロを目指すとしています。

さくら耳とTNR活動

さくらねこは、耳先が桜の花びらのような形をした猫です。この形は不妊手術を済ませた印で、耳先を少し切ってつけています。こうした耳は「さくら耳」と呼ばれます。

さくら耳は、離れた場所からでも見分けられる目印になります。その猫がすでに手術を受けていると分かるので、同じ猫を再び捕獲せずに済みます。

TNRは、三つの言葉の頭文字をとったものです。トラップ(捕獲)、ニューター(不妊手術をしてさくら耳にする)、リターン(元の場所に戻す)を表しています。つまり、飼い主のいない猫を捕まえて手術を行い、元の暮らしの場所へ帰す取り組みです。

石垣島で生まれた「さくらねこ」という呼び名

「さくらねこ」という言葉は、2012年10月に生まれました。どうぶつ基金の説明では、沖縄県石垣島で同基金が大規模な一斉TNRを行った際、石垣市長、雑誌「ねこ」の編集長、同基金の理事長の会談のなかで発案されたものです。それまで同基金は、手術を済ませた地域の猫を「耳先カットねこ」と呼んでいました。

同基金は、石垣島の猫が元の場所に戻された2012年10月18日を「さくらねこ」の誕生日としています。当時のことは、2013年2月1日発売の雑誌「ねこ」冬号に、中村仁美編集長が記事として書いています。その記事には、オスは右耳、メスは左耳がV字に切られていたことが記され、「さくらねこ」の呼び名には、石垣島で花開いたさくらねこの前線を北上させ、官民協働のTNR活動を全国に広めたいという思いが込められていたとあります。

目印が猫を守る理由

どうぶつ基金によると、耳先のカットは不妊手術の麻酔が効いている間に行うため、猫は痛みを感じず、出血もほとんどありません。同基金は、目印がないと同じ猫が再び捕獲され、捕獲や麻酔の負担を2度受けることになると説明しています。2021年度には、同基金の無料不妊手術事業で、耳先カットの目印がなかったために1,266頭の猫が2度捕獲されたといいます。

同基金は、TNRを成功させる3原則として「即行」「徹底」「継続」を挙げています。同基金の説明では、猫は1年に3回出産でき、1度に5〜7頭の子猫を産むことがあるため、ゆっくり進めていては増える速さに追いつかないというのが理由です。また、環境省が提唱する地域猫活動は行政・地域住民・ボランティアの三者の合意を原則としますが、同基金は、まず不妊手術をして繁殖を止め、そこから話し合う「TNR先行型地域猫活動」を推進しています。

記念日のイメージキャラクターには、ポスターでおなじみの「さくら」と、2023年に加わった「ひかり」がいます。どちらも画家のペペ島田さんが生みの親で、「ひかり」の名前は公募と一般投票で決まりました。

猫の耳先に目を向けて

外で猫を見かけたら、耳の先の形を少し気にして見てみてください。桜の花びらのような形なら、その猫はさくらねこです。TNR活動の内容は、制定者の公式サイトで確かめられます。お住まいの自治体が飼い主のいない猫について案内しているかどうかも、あわせて調べてみてください。

よくある質問

Q&A

さくらねこの日はいつ?

3月22日です。さくら(3)とにゃんにゃん(22)の語呂合わせです。

さくらねこの日は誰が制定した?

兵庫県芦屋市の公益財団法人どうぶつ基金です。

さくら耳とは何?

不妊手術済みの印として、耳先を桜の花びらの形に切った耳です。

さくらねこという名前はいつできた?

2012年10月、石垣島での一斉TNRの際に名付けられました。

出典

SOURCES
  1. 日本記念日協会「さくらねこの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=2213
  2. どうぶつ基金「3月22日はさくらねこの日」 https://www.doubutukikin.or.jp/doubutsu/sakuranekoday/
  3. どうぶつ基金「さくらねこTNRとは」 https://www.doubutukikin.or.jp/activity/sakuraneko-tnr/
  4. どうぶつ基金「創設者」 https://www.doubutukikin.or.jp/doubutsu/aboutus/

SNS 投稿文例

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  • 文例 1

    3月22日は #さくらねこの日 。耳先が桜の花びらの形をした猫は、不妊手術を済ませた印「さくら耳」を持つ「さくらねこ」です🌸 #今日は何の日

  • 文例 2

    「さくらねこ」という呼び名は、2012年10月に沖縄県石垣島で行われた一斉TNRの際に生まれたと、どうぶつ基金は紹介しています🐈 #さくらねこの日 #今日は何の日

  • 文例 3

    3月22日は #さくらねこの日 。[実施する取り組み]を通して、飼い主のいない猫とTNR活動について知る機会にしてください🐈 #今日は何の日

SAME DAY 3月22日は、こんな日でもあります