日付図鑑

話題探しを、日付から。

ホーム/9月15日/ニュータウンの日

9月15日の記念日

ニュータウンの日

ニュータウンの日(9月15日)は、大阪府吹田市の一般財団法人千里パブリックデザインが制定した記念日。日本初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンに住民が入居した1962年9月15日に由来する。まちづくりの歴史と精神を未来へ伝えていくことが目的。

計画都市の小さな模型と団地の街並み

要点

日付
毎年 9月15日
制定者
一般財団法人千里パブリックデザイン
認定
日本記念日協会

この日の暦(2026年)

  • 二十四節気 白露の期間 (9月7日〜9月22日)
  • 和風月名 長月 (ながつき・ながづき)

由来

ニュータウンの日は、大阪府吹田市に事務局を置く一般財団法人千里パブリックデザインが制定しました。同団体は、千里ニュータウンでの「まちづくり」にまつわる文化的な記録や記憶を受け継ぎ、その魅力を発信しています。

日本記念日協会の説明では、千里ニュータウンは日本のライフスタイルを変えた実験的・計画的な住宅都市とされています。日本初の大規模ニュータウンでもあり、その先進性は各地のさまざまなニュータウンに影響を与えました。千里ニュータウン自身も、再生への取り組みを続けてきました。

日付は、1962年9月15日に千里ニュータウンで初めて住民が入居し、生活が始まったことにちなんでいます。開発者、行政、住民が一体となって取り組んできたこの挑戦を忘れず、その精神を未来へつなぐことが、記念日の目的です。

千里丘陵に決まるまで

豊中市の資料「千里のあゆみ」によると、日本では1955年(昭和30年)ごろから都市への人口集中が始まりました。大阪府は多くの住宅を供給するため、大阪市の中心部から10〜15kmにあり、広域的な道路や鉄道を整備できる見込みがあった千里丘陵に、大規模な住宅地を建設することを決めます。1958年(昭和33年)のことでした。

千里丘陵の開発では「健康で文化的な生活を享受できるまち」を目標とし、ニュータウンの考え方にもとづいてまちが建設されました。資料は、ニュータウンをイギリスから始まった郊外の住宅都市で、学校や役所、文化施設、商業施設、鉄道、道路、公園などが計画的に配置されたものと説明しています。1962年(昭和37年)に吹田市の佐竹台で入居が始まり、資料はこれを「日本初のニュータウンの誕生」としています。

小学校区を単位にしたまち

千里ニュータウンは豊中市と吹田市にまたがり、南北約5km、東西約4kmに収まる、面積約1,160haの住宅都市です。12のまち(住区)からなり、人口は約101,600人(2020年10月現在)です。

住宅地の計画は「近隣住区理論」を基本にしています。一つの小学校区をまち(住区)の単位とすることで、コミュニティのまとまりを生み出そうとする考え方です。千里ニュータウンでは、住区の中心に住民の交流の場となる近隣センター(商店街・集会施設・広場)や小学校を置き、半径約500mを住区の広さの標準としました。

住区の建設は、吹田市の佐竹台からほぼ反時計回りに進められました。豊中市側では、1966年(昭和41年)の新千里北町の入居が最初です。後半に建設された住区では、住区の中を結ぶ歩行者専用道路が設けられ、近隣センターや学校、公園などを結ぶ道になりました。

ニュータウンとは

ニュータウンは、計画にもとづいて新しく開発された住宅都市で、多くは大都市の郊外につくられます。住宅だけでなく、学校、公園、商店、道路などの配置まであらかじめ考えて整備されるのが特徴です。歩行者の道と車の道を分けたり、住区ごとに生活に必要な施設をまとめたりと、暮らしやすさを考えた工夫が見られることもあります。

一方で、同じ時期に多くの人が入居するため、年月がたつと建物の老朽化や住民の高齢化といった課題を一度に抱えることがあります。そこで、建て替えや施設の見直しなど、まちを再生する取り組みが各地で進められています。

千里ニュータウンの再生

大阪府によると、千里ニュータウンは1962年のまちびらきから60年以上がたち、人口の減少、少子・高齢化の進行、住宅や施設の老朽化など、さまざまな課題がみられるようになりました。

2007年(平成19年)10月、大阪府、豊中市、吹田市、都市再生機構、大阪府住宅供給公社、大阪府都市整備推進センターの6者は「千里ニュータウン再生指針」を策定しました。この指針にもとづいて公的賃貸住宅の建て替えや地区センターの再整備などを進めた結果、人口が増えるなど、まちは活性化しつつあると府は説明しています。2018年(平成30年)3月には、その後10年間の方向性を示す「千里ニュータウン再生指針2018」が策定されました。

住んでいるまちの成り立ちを調べる

身近な地域が、いつ、どのように開発されたのかを調べてみましょう。図書館や郷土資料館で昔の地図や写真を探し、今の道路や公園の配置と見比べると、まちが計画された当時の考え方が見えてきます。

よくある質問

Q&A

ニュータウンの日はいつ?

9月15日です。千里ニュータウンの入居開始日にちなみます。

千里ニュータウンで最初に入居したのは?

1962年、吹田市の佐竹台で入居が始まりました。

千里ニュータウンの広さは?

約1,160ヘクタールで、12の住区からなります。

近隣住区理論とは?

一つの小学校区をまちの単位とする考え方です。

出典

SOURCES
  1. 日本記念日協会「ニュータウンの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=2850
  2. 豊中市「千里のあゆみ」 https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/senrikorabo/ayumi/a0010400000202106.files/2senrinoayumi.pdf
  3. 大阪府「千里ニュータウンの再生について」 https://www.pref.osaka.lg.jp/o140040/jumachi/senri/index.html

SNS 投稿文例

FOR YOUR POST

企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。

  • 文例 1

    9月15日は #ニュータウンの日 。1962年のこの日、大阪府の千里ニュータウンで初めて住民が入居し、暮らしが始まりました。日本初の大規模ニュータウンです🏘️ #今日は何の日

  • 文例 2

    きょうはニュータウンの日。千里ニュータウンは一つの小学校区をまちの単位とする「近隣住区理論」で計画され、住区の中心に近隣センターや小学校が置かれました🏘️ #今日は何の日 #ニュータウンの日

  • 文例 3

    9月15日は #ニュータウンの日 。当店では[実施する施策]を行います。まちの成り立ちに目を向ける一日に🏘️ #今日は何の日

SAME DAY 9月15日は、こんな日でもあります