要点
- 日付
- 毎年 6月18日
- 制定者
- 海外移住事業団(現・JICA)
- 制定年
- 1966年
この日の暦(2026年)
由来
海外移住の日は、JICAの前身の一つである海外移住事業団が1966年に制定した記念日です。日付は毎年6月18日です。
この日付は、第1回のブラジル移民を乗せた笠戸丸が、1908年6月18日にブラジルのサントス港へ着いたことにちなみます。この船で海を渡った人々が、日本からブラジルへの移住の始まりとされています。日本を離れ、新しい土地で暮らしを築いた移住者の歩みを振り返る日として、この到着の日が選ばれました。
移住を進める日から、歴史を振り返る日へ
JICAの説明によると、1966年、JICAの前身の一つである海外移住事業団が、ブラジルへの最初の集団移民781人を乗せた笠戸丸がサントス港に入った6月18日を、「国民に移住推進を実施する日」として「海外移住の日」に定めました。
当時は、海外への移住を後押しするための日でした。いまでは、日本から海外各地へ移住した人びとの歴史や国際社会への貢献を振り返り、日本と移住先の国との友好を深めるための記念日とされています。
150年を超える移住の歴史
JICA横浜にある海外移住資料館によると、日本人の海外移住は、1866年に海外渡航を禁じる令が解かれてから、150年以上の歴史があります。始まりはハワイ王国のサトウキビ農園での仕事で、その後、アメリカ合衆国やカナダなどの北米へと広がりました。1899年にはペルー、1908年にはブラジルへと日本人が渡っています。
1924年にアメリカで日本人の入国が禁じられると、移住の大きな流れは北米から南米へ移りました。移住した人は、第二次世界大戦の前に約77万人、戦後に約26万人にのぼります。いまでは世界に約500万人(推計)の海外移住者や日系人がいて、そのうち約310万人が中南米の国々に住んでいると推定されています。
反対に、かつて日本人が移住した国々から、日系人とその家族を含む約21万人(2017年)が、仕事や勉強のために来日して暮らしています。こうした経緯から、海外移住の歴史と日系人への理解を深めてもらおうと、2002年10月4日に横浜で海外移住資料館が開館しました。資料館には、移住者が持っていった行李やトランク、移住先で使った農機具などが集められています。1908年の第1回笠戸丸から1941年までの、ブラジル行きの乗船者名簿も所蔵しています。
海外移住とは
海外移住とは、生まれ育った国を離れ、ほかの国へ生活の拠点を移すことです。旅行や短期の滞在とは違い、その土地に住んで働き、家庭を持つなど、長く暮らすことを前提にしています。
言葉も気候も習慣も違う環境で、移住した人々は生活を一から始めることになります。やがてその子や孫の世代が現地で育ち、日系人として各地で暮らしています。日本から渡った人々が持ち込んだ食文化や行事が移住先に根づいたり、現地の文化と混ざり合ったりすることもあります。
移住の歴史を展示で知る
この日にちなんで、制定者の公式サイトで海外移住の歩みを紹介するページを読んでみます。近くの博物館や資料館で移民や移住に関する展示があれば、移住者が持参した品や当時の写真を見に出かけます。
よくある質問
Q&A 海外移住の日はいつ?
6月18日です。笠戸丸がサントス港に着いた日です。
海外移住の日は誰が制定した?
1966年に、JICAの前身の海外移住事業団が制定しました。
笠戸丸には何人乗っていた?
ブラジルへの最初の集団移民781人です。
出典
SOURCES- JICA https://www.jica.go.jp/
- JICA海外移住資料館「海外移住資料館について」 https://www.jica.go.jp/domestic/jomm/outline/index.html
- JICA海外移住資料館「沿革」 https://www.jica.go.jp/domestic/jomm/outline/history.html
- JICA海外移住資料館「よくあるご質問」 https://www.jica.go.jp/domestic/jomm/outline/library/faq.html
- JICA海外移住資料館「海外移住の日」記念特別上映会 https://www.jica.go.jp/domestic/jomm/events/reference/2026/1581512_70007.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
6月18日は #海外移住の日 。1908年のこの日、ブラジルへの最初の集団移民781人を乗せた笠戸丸が、サントス港に入りました🚢 #今日は何の日
- 文例 2
日本人の海外移住は、ハワイのサトウキビ農園で働くことから始まり、北米、そして南米へと広がりました。6月18日の #海外移住の日 に、移住者の歩みをたどってみませんか🚢 #今日は何の日
- 文例 3
6月18日は #海外移住の日 。[店舗・施設からのお知らせ]海を渡った人々の歴史と、移住先とのつながりを振り返る一日に🚢 #今日は何の日
SAME DAY 6月18日は、こんな日でもあります
- 食
おにぎりの日
おにぎりの日(6月18日と11月18日)は、杉谷チャノバタケ遺跡から日本最古とされる「おにぎりの化石」(チマキ状炭化米塊)が出土した石川県鹿西町(現・中能登町)が制定した記念日。6月18日は鹿西の「ろく(6)」と毎月18日の「米食の日」に由来し、2002年に日本記念日協会の認定を受けた。11月18日は、化石が11月に見つかったことと「米食の日」の18日にちなみ、中能登町が2015年に条例で定めた。
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防犯の日
防犯の日(毎月18日)は、セコム株式会社が制定した記念日。数字の1を棒に、8を犯人に見立てた語呂合わせに由来する。企業や家庭、個人が防犯対策を毎月見直し、安全で安心な暮らしを続けられるようにすることを目的としている。
由来を読む → - 食
「森のたまご」の日
「森のたまご」の日(11月18日と毎月第3木曜日)は、鶏卵「森のたまご」を手がけるたまご&カンパニー株式会社が制定した記念日。11月で「いい」、18日を「森」の字の分解(十と八)にちなみ、さらに「森」に木が3つあることから第3木曜日にも定めた。ブランドたまごの魅力を広めるのが目的。
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