要点
- 日付
- 毎年 4月29日
- 制定者
- 豊後高田市
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
豊後高田市が制定した記念日
豊後高田昭和の町の日は、大分県豊後高田市が制定し、日本記念日協会に認定された記念日です。
豊後高田市では2001年から、商業と観光の振興を目指し、商工会議所や商店街と一緒に「豊後高田昭和の町」づくりを進めてきました。テーマは昭和30年代。この取り組みをもっと多くの人に知ってもらうことが、記念日の目的です。
日付は、国民の祝日である4月29日の「昭和の日」にちなんでいます。昭和をテーマにした町には、まさにふさわしい日付といえます。
寂れた商店街から生まれた構想
総務省がまとめた事例集によると、豊後高田市は国東半島の商業の中心として栄え、昭和30年代には中心市街地に300を超える店が並んでいました。しかし、個人商店の対面販売はスーパーマーケットに押され、そのスーパーも郊外の大型店に押されて町から消えます。空き店舗が増え、商店街から人通りがなくなっていきました。
きっかけの一つは、1992年に商工会議所がつくった商業活性化の構想でした。商店街をいったん壊し、町の真ん中にドーム型の野球場や商業施設をつくるという大がかりな計画です。これに疑問を持った若い店主と商工会議所の若手職員が、お茶を飲みながら話したことから、「昭和の町」づくりが始まりました。2人はさらに2人に声をかけ、仕事のあとに集まっては商店街の将来を話し合います。大がかりな構想は資金の当てがなく、実現しないまま終わりました。
4人が「いつごろの商店街がよかったか」を考えると、大型店ができる前の昭和30年代でした。そこで、建物を建てた当時の姿に戻す「建築再生」、店に代々伝わる道具を見せる「一店一宝」の歴史再生、自慢の品を売る「一店一品」の商品再生、客と向き合って会話をする「商人再生」の、4つの再生を進めることになります。2001年には、商店街の301店すべてについて、歴史と建物の調査も行われました。
昭和30年代をテーマにした町
「豊後高田昭和の町」は、昭和30年代の雰囲気を味わえるように整備された観光地です。舞台が商店街という、もともと人々の暮らしに身近な場所であるところに特徴があります。
日本記念日協会の説明によると、懐かしい街並みや商品、人々の温かい対応などが魅力となり、全国から多くの観光客が訪れているとされています。建物や店先を眺めるだけでなく、お店の人とのやりとりも、この町の楽しみの一部です。
昭和を実際に知る人には懐かしく、知らない世代には新鮮に映るテーマです。世代の違う家族や友人と歩けば、受け止め方の違いもそのまま話題になります。
「まだまだ工事中です」から始まった観光地
2001年9月、「昭和の町」のオープニングセレモニーが開かれました。関係者は、観光客が来るのは施設ができる1〜2年後だろうと考えていました。ところが報道をきっかけに観光バスまでやって来て、「普通の商店街じゃないですか」という苦情が出ます。職員が謝って回る姿を見かねて、元バスガイドともう一人の女性が説明役を買って出ると、その案内が評判になりました。2人は名物の案内人になり、市長は町の入り口に「昭和の町はまだまだ工事中です」という看板を出しています。
2002年10月には、農業倉庫を生かした「昭和ロマン蔵」が開き、駄菓子屋のおもちゃを展示する「駄菓子屋の夢博物館」もできました。国土交通省の資料によると、観光客は2001年の約2万5千人から、2005年には約25万人に増えています。市の案内によると、2026年9月10日に誕生25周年となるのを記念して、その年のゴールデンウィークには4月29日から「昭和の町感謝祭」が予定され、ちゃぶ台返し選手権などが案内されていました。
昭和の町の街並みを調べてみる
4月29日の昭和の日に合わせて、豊後高田市の公式サイトや観光案内で「豊後高田昭和の町」の街並みや店の情報を調べてみます。訪れる予定があるなら、歩いてみたい通りや立ち寄りたい店を前もって書き出しておくと、当日の町歩きの道筋が決まります。
よくある質問
Q&A 豊後高田昭和の町の日はいつ?
4月29日です。国民の祝日「昭和の日」にちなみます。
豊後高田昭和の町はいつできた?
2001年9月にオープニングセレモニーが開かれました。
豊後高田昭和の町はなぜ昭和30年代がテーマ?
大型店ができる前で、約300店が並び活気があった時代だからです。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「豊後高田昭和の町の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1404
- 総務省「中心市街地の再生-「昭和の町」」 https://www.soumu.go.jp/main_content/000063248.pdf
- 国土交通省「豊後高田(大分県豊後高田市)」 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/kanko100/pdf/092.pdf
- 豊後高田市「豊後高田昭和の町 誕生25周年「昭和の町感謝祭」」(共同通信PRワイヤー) https://kyodonewsprwire.jp/release/202604167527
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
4月29日は #豊後高田昭和の町の日 。昭和の日にちなみ、大分県豊後高田市が制定しました。昭和30年代の商店街をよみがえらせた町は、2001年に誕生しました🏮 #今日は何の日
- 文例 2
豊後高田の「昭和の町」は、2001年の観光客約2万5千人から、2005年には約25万人に。商店街を昭和30年代の姿によみがえらせた取り組みが話題を呼びました🏮 #今日は何の日 #豊後高田昭和の町の日
- 文例 3
4月29日は #豊後高田昭和の町の日 。当店では[実施する施策]をご用意しています。昭和の日に、懐かしい味と品をどうぞ🏮 #今日は何の日
SAME DAY 4月29日は、こんな日でもあります
- 産業
畳の日
畳の日(4月29日)は、全国畳産業振興会が制定した記念日。畳の材料であるい草の緑にちなみ、かつて「みどりの日」だった4月29日を選んだことに由来する。
由来を読む → - 健康
歯肉ケアの日
歯肉ケアの日(4月29日)は、ハミガキ「ディープクリーン」を手がける花王株式会社が制定した記念日。4と29で「歯肉」と読む語呂合わせに由来する。生涯自分の歯でおいしく食事を楽しむために欠かせない、歯ぐきのケアの大切さを広く知ってもらうことを目的としている。
由来を読む → - 食
ナポリタンの日
ナポリタンの日(4月29日)は、ケチャップなどを手がけるカゴメ株式会社が制定した記念日。ナポリタンが昭和生まれの洋食であることにちなみ「昭和の日」の4月29日とした。長年親しまれてきたスパゲッティナポリタンを、さらに多くの人に味わってもらうことが目的。
由来を読む → - 文化
フォニックスの日
フォニックスの日(4月29日)は、株式会社mpi松香フォニックスが制定した記念日。「フォ(4)ニック(29)ス」と読む語呂合わせに由来する。英語の発音と文字のルールを学ぶ学習法「フォニックス」の効果を、グローバル化が進む社会に広めることを目的としている。
由来を読む → - 産業
タオルの日
タオルの日(4月29日)は、大阪タオル卸商業組合が制定した記念日。「良(4)く拭く(29)」と読む語呂合わせに由来する。使用機会が増える春から初夏にかけての需要を高め、業界団体が連携してタオル産業を盛り上げることを目指している。
由来を読む → - 食
クレープの日
クレープの日(毎月9日・19日・29日)は、洋菓子メーカーの株式会社モンテールが制定した記念日。数字の9がクレープを巻いた形に似ていることにちなみ、9のつく日を選んでいる。クレープをもっと身近なおやつとして楽しんでもらうことを目的としている。
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