要点
- 日付
- 毎年 11月16日
- 制定者
- 「絵本と物語のある街」(山口県周南市の市民プロジェクト)
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
由来
ぞうさんの日は、山口県周南市の市民プロジェクト「絵本と物語のある街」が制定しました。絵本コンテストなどを通じて、まちづくりに取り組んでいる団体です。
周南市には、1960年(昭和35年)に開園した徳山動物園があります。日本記念日協会の説明によると、この動物園のシンボル的な存在であるゾウの記念日を設け、親子や家族、地域の絆を深めるきっかけにすることが目的とされています。
日付は、「絵本と物語のある街」の創立日である2010年11月16日にちなんでいます。この日にはもうひとつ縁があります。周南市は、童謡『ぞうさん』などで知られる作詞家・まどみちおさんの故郷で、11月16日はまどさんの誕生日(1909年)でもあります。日付を合わせることで、まどさんへの尊敬の気持ちも込められています。
『ぞうさん』が生まれるまで
まど・みちおは、1909年(明治42年)11月16日、山口県徳山町(現在の周南市)に生まれました。本名は石田道雄です。3歳のころ父が先に台湾へ渡り、5歳のときには母と兄、妹も台湾へ発って、まどだけが祖父母のもとに残されます。小学校3年を終えて台湾へ渡り、4年ぶりに家族がそろいました。台北の工業学校を出て台湾総督府に勤めていた24歳のとき、絵雑誌『コドモノクニ』で北原白秋が選者を務める童謡の募集に投稿し、2編が特選に選ばれます。これが童謡の道に進むきっかけになりました。
戦後の1946年に復員し、雑誌『コドモノクニ』(のちの『チャイルドブック』)の編集に携わります。1951年、41歳のときに音感教育家の酒田冨治から童謡の作詞を頼まれ、即興で書いた6編のうちの1編が『ぞうさん』でした。先輩の童謡詩人、佐藤義美が「おはなが ながいね」を「おはなが ながいのね」に変えてNHKに持ち込み、作曲家の團伊玖磨が曲をつけます。1952年にNHKのラジオで流れると、たちまち全国で歌われるようになりました。
詩人まど・みちおの歩み
まどは59歳のとき、最初の詩集『てんぷら ぴりぴり』を出し、自由な形の詩へと進みます。1994年には、日本人で初めて国際アンデルセン賞の作家賞を受けました。人間だけでなく、大きなゾウも小さな虫も、草や木や石ころも、それぞれに存在する意味を持っていることを、静かにユーモラスに伝えてくる点が評価されたとされています。
その後も詩を書き続け、2014年2月28日に104歳で亡くなりました。故郷の周南市美術博物館には、まどが描いた絵画作品が寄贈されています。
ゾウという動物
ゾウは陸上で暮らす動物のなかでも特に体が大きく、長い鼻と大きな耳が特徴です。鼻はとても器用に動き、草や果物をつかんで口へ運んだり、水を吸い上げて飲んだり、体にかけたりと、いろいろな場面で使われます。
群れで暮らし、仲間どうしで寄り添って行動する姿もよく知られています。大きな体とおだやかな印象から、動物園では子どもから大人まで多くの人に親しまれてきました。絵本や童謡にもたびたび登場する、身近に感じられる動物のひとつです。
『ぞうさん』を歌い、ゾウに会いに
近くの動物園で、ゾウの鼻の動きや食事の様子を家族で観察し、帰り道に童謡『ぞうさん』を一緒に歌ってみてください。家では、ゾウが出てくる絵本を一冊選んで、子どもと読むのもひとつの方法です。
よくある質問
Q&A ぞうさんの日はいつ?
毎年11月16日です。
ぞうさんの日は誰が決めた?
山口県周南市の市民プロジェクト「絵本と物語のある街」です。
童謡『ぞうさん』の作詞者は?
周南市出身の詩人、まど・みちおです。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「ぞうさんの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1020
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
11月16日は #ぞうさんの日 。山口県周南市の市民プロジェクトが定めました。この日は、童謡『ぞうさん』の作詞家で周南市生まれのまど・みちおの誕生日でもあります🐘 #今日は何の日
- 文例 2
きょう11月16日はぞうさんの日。『ぞうさん』は1951年、まど・みちおが即興で書いた6編のうちの1編でした。團伊玖磨の曲がつき、1952年にNHKラジオで流れて広まりました🐘 #今日は何の日 #ぞうさんの日
- 文例 3
11月16日は #ぞうさんの日 。[絵本や動物園の催しの紹介]🐘 #今日は何の日
SAME DAY 11月16日は、こんな日でもあります
- 産業
いいいろ塗装の日
いいいろ塗装の日(11月16日)は、日本塗装工業会が1998年に制定した記念日。「いい(11)いろ(16)」の語呂合わせに由来する。
由来を読む → - 文化
いい色・琉球びんがたの日
いい色・琉球びんがたの日(11月16日)は、一般社団法人琉球びんがた普及伝承コンソーシアム・琉球びんがた事業協同組合が制定した記念日。「いい(11)いろ(16)」と読む語呂合わせに加え、11月が伝統的工芸品月間にあたることにも由来する。鮮やかな色彩で知られる沖縄の伝統染物、琉球びんがたの継承と発展を図ることを目的としている。
由来を読む → - 健康
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いいビール飲みの日(11月16日)は、ビール酒造組合が制定した記念日。アルコール関連問題啓発週間にあたる11月10日から16日の中で、「いい(11)ビール(16)」と読む語呂合わせにちなむ。女性が適量を守ってお酒と上手に付き合う知識を広め、生活習慣病のリスクを減らすことを目的としている。
由来を読む → - 自然
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由来を読む → - 食
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十六茶の日(毎月16日)は、飲料大手のアサヒ飲料株式会社が制定した記念日。健康に良いとされる16種の素材をブレンドした「十六茶」の名前にちなんで日付を定めた。お茶を飲みながら自分自身や大切な人の体をいたわる日にしてほしいとの願いが込められている。
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