要点
- 日付
- 毎年 11月7日
- 制定者
- 日本ゼラチン・コラーゲン工業組合
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
創立総会の日に由来
にかわの日は、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定した記念日です。日本記念日協会の認定を受けています。
日付は、1963年(昭和38年)11月7日に日本にかわ・ゼラチン工業組合の創立総会が開かれたことにちなみます。この総会が、現在の工業組合へとつながる第一歩になりました。
制定者によると、にかわの主な成分もゼラチンです。そのため、にかわは「ゼラチンの原点」ともいえる存在です。この記念日には、にかわの魅力をより多くの人に知ってもらう目的が込められています。
にかわとはどんなものか
にかわ(膠)は、動物の皮や骨などを原料とする接着剤です。原料を煮出し、取り出した成分を固めてつくります。日本記念日協会の説明では、天然の動物素材を原料とすることから、環境に優しい接着剤といわれています。
にかわは温めると溶け、冷えると固まります。この性質を生かして、古くからものづくりに使われてきました。代表的な用途は弦楽器の接着で、木工品の組み立てにも用いられます。日本画では、岩絵具を画面に定着させる材料として欠かせません。墨づくりにも使われています。
日本画を支える和膠と洋膠
日本画では、鉱石を砕いて粉にした岩絵具を、にかわを溶かした液で溶いて絵具にします。2020年に講談社の「現代新書」のウェブ記事で、日本画家の山本直彰さんは、日本画を専攻した画家の80%がにかわを使っていると話しています。絵の修復にもにかわが使われ、昔から刀剣の外装である拵(こしらえ)づくりや、習字の墨にも用いられてきました。
同じ記事によると、日本のにかわには「和膠」と「洋膠」の2種類があり、違いは純度です。和膠は洋膠より純度が低いものの、原料の皮に由来するナトリウムやカリウムなどが水分を引きつけるため、柔らかさを保ち、ひび割れしにくくなります。日本画で和膠が好まれるのはこのためです。純度の高い洋膠は、写真の感光剤や食品、医薬品のカプセルの原料などに使われています。
筆者が訪ねた東京の画材店には、牛や魚、ウサギなどを原料にしたにかわが並んでいました。日本画で使われてきた「三千本膠」は、牛1頭から3,000本つくられることからその名があるといわれます。記事では、ニューヨークに住む日本画家から三千本膠が手に入らないと聞いたことが書かれています。店の説明では、三千本膠は一度生産が止まり、その後また作られるようになったということでした。
途絶えつつある膠づくり
伝統的な膠づくりを見つめ直す動きもあります。武蔵野美術大学は共同研究「日本画の伝統素材『膠』に関する調査研究」を進め、2021年3月、その成果を発表する展覧会「膠を旅する――表現をつなぐ文化の源流」を5月10日から開くと発表しました。
大学の発表によると、伝統的な手工業による膠の生産は、すでに途絶えています。膠は牛や鹿などの骨や皮、魚のうろこや浮き袋から溶かし出した動物性のたんぱく質を原料とし、とくに皮革をつくる際に余る皮の切れ端などが多く使われてきました。研究では、大阪や兵庫に伝わる皮なめしの技術や、北方の民族の魚膠(ぎょこう)の文化など、膠を支えてきた各地の営みを取材しています。
弦楽器や日本画をよく見てみる
美術館で日本画を見るときは、岩絵具の色が画面にとどまっている様子に目を留めてみてください。画材店で棒状や粒状のにかわを手に取り、見比べてみるのもひとつの方法です。
よくある質問
Q&A にかわの日はいつ?
毎年11月7日です。
にかわの日の由来は?
1963年11月7日に業界団体の創立総会が開かれたことです。
にかわは何からできている?
動物の皮や骨などを煮出した成分で、主成分はゼラチンです。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「にかわの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1015
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
11月7日は #にかわの日 。1963年のこの日、日本にかわ・ゼラチン工業組合の創立総会が開かれました。にかわの成分もゼラチンで、「ゼラチンの原点」ともいえます🎨 #今日は何の日
- 文例 2
きょう11月7日はにかわの日。日本画では、鉱石を砕いた岩絵具をにかわの液で溶いて使います。弦楽器の接着や墨づくりにも使われてきた素材です🎨 #今日は何の日 #にかわの日
- 文例 3
11月7日は #にかわの日 。[にかわやゼラチンを使った製品の紹介]🎨 #今日は何の日
SAME DAY 11月7日は、こんな日でもあります
- 食
マルちゃん正麺の日
マルちゃん正麺の日(11月7日)は、マルちゃんブランドで知られる東洋水産株式会社が2011年に発売した「マルちゃん正麺」にちなんで制定した記念日。生麺を乾燥させる独自製法によるなめらかな食感の即席麺を、さらに多くの人に味わってもらうことを目的としている。
由来を読む → - 食
Doleバナ活の日
Doleバナ活の日(毎月7日)は、青果事業を手がける株式会社ドールが制定した記念日。食物繊維やレジスタントスターチ、GABAなど体によい栄養素を含むバナナを日常的に食べる「バナ活」を広めることが目的。一年を通じて売られる果物であることと、バナナの「ナナ」を数字の7に見立てた語呂合わせから、毎月7日を記念日とした。
由来を読む → - 食
鍋の日
鍋の日(11月7日)は、かつお節メーカーのヤマキが2001年に制定した記念日。「いい(11)な(7)べ」の語呂合わせと、この頃が立冬にあたり鍋物がおいしくなる時期であることに由来する。
由来を読む → - その他
湯たんぽの日
湯たんぽの日(11月7日)は、愛知県名古屋市のタンゲ化学工業株式会社が制定した記念日。日付は寒さが本格化する二十四節気の「立冬」にちなむ。室町時代から使われてきた湯たんぽの文化を幅広い世代に伝え、もっと愛用してもらうことを目的としている。
由来を読む → - 健康
HEALTHYA・日本製腹巻の日
HEALTHYA・日本製腹巻の日(11月7日)は、国産肌着を手がける株式会社HEALTHYA(ヘルシア)が制定した記念日。「いい(11)おな(07)か」と読む語呂合わせと、この時期に多い二十四節気「立冬」にちなむ。高品質な日本製腹巻の魅力を伝えることを目的としている。
由来を読む → - 食
ダブルソフトでワンダブル月間
ダブルソフトでワンダブル月間(11月1日から30日までの1か月間)は、山崎製パン株式会社が制定した記念日。半分に分けると数字の1に見える人気食パン「ダブルソフト」の魅力をPRするのが目的。1が2つ並ぶ「ワンダブル」が「ワンダフル」と響きが似ることにちなむ。
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