要点
- 日付
- 毎年 10月24日
- 制定者
- 豆腐よう協議会
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
由来
豆腐ようの日は、豆腐よう協議会が制定しました。協議会は沖縄県浦添市に事務局を置き、豆腐ようの製造に関わる事業者で構成されています。この記念日は、日本記念日協会にも認定されています。
制定の目的は、豆腐ようを守り、沖縄の名品として世の中に広く発信していくことです。豆腐ようは、琉球王朝の宮廷料理として受け継がれてきました。10月24日という日付は、「とう(10)ふ(2)よ(4)う」と読む語呂合わせにちなんでいます。
風評被害をきっかけに集まった製造会社
協議会ができたきっかけは、2024年の紅こうじをめぐる問題でした。琉球新報によると、小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害の問題では、原因は青カビの混入だったものの、紅こうじそのものへの風評被害が広がり、豆腐ようの製造や販売にも影響が出ました。県内のメーカーにも、自主回収や製造の停止に追い込まれる例があったといいます。
そこで2024年8月22日、県内の豆腐よう製造企業7社などが県庁で会見し、協議会の設立を発表しました。会長には琉球うりずん物産の久高直也社長が就き、県工業技術センター、沖縄大学、琉球大学の研究者がアドバイザーとして、衛生管理や性質の分析、栄養学や食文化の発信について助言します。10月24日を語呂合わせで「豆腐ようの日」と定めて広めることも、このとき活動の予定に挙げられていました。制定された年は、確かめられた資料には書かれていません。
日本経済新聞によると、豆腐ようはかつて沖縄の土産品として人気を集めましたが、琉球王朝時代に宮廷の秘伝の料理とされていたこともあって文献が少なく、会社によって原材料や製法がばらばらな状態が続いてきました。協議会は製法の統一基準をつくり、県産品としてのブランド力を高めることを目指しています。
豆腐ようとは
豆腐ようは、沖縄の島豆腐を米麹や紅麹、泡盛などに漬け込み、発酵・熟成させた食品です。島豆腐は沖縄で日常的に食べられている豆腐で、水分が少なめでしっかりしているのが特徴です。
漬け込んだ豆腐は、紅麹によって鮮やかな赤色に染まります。熟成が進むと口当たりがなめらかになり、チーズにたとえられることもあります。
風味が濃いため、一度にたくさん食べるものではありません。楊枝などで少しずつ削って口に運ぶのが一般的な食べ方です。泡盛と一緒に出されることもよくあります。
沖縄県栄養士会も、豆腐ようを琉球王朝時代に伝わった高級な珍味で、「東洋のチーズ」と表現する人もいると紹介しています。
島豆腐が支える沖縄の豆腐文化
豆腐ようのもとになる島豆腐について、農林水産省の「うちの郷土料理」は次のように説明しています。島豆腐は、水に浸してふやかした大豆をすりつぶして絞り、煮てからにがりを入れて固めた木綿豆腐です。県内では温かいまま売られているのが特徴で、崩れにくいため、チャンプルーのような炒め物で重宝されています。にがりを入れて固まり始め、型に入れる前の状態は「ゆし豆腐」と呼ばれます。
同じ「豆腐」の名がついていても、落花生の絞り汁にいもくずを加えて練り固める「ジーマーミ豆腐」は、法事や祝い事などの行事で出される料理です。農林水産省が日常の料理とする島豆腐、行事の料理とするジーマーミ豆腐に、日本記念日協会が宮廷料理として受け継がれてきたとする豆腐ようを並べると、同じ「豆腐」の名でも食べられてきた場面が違うことがわかります。
島豆腐と琉球料理の成り立ちを調べる
10月24日には、農林水産省の「うちの郷土料理」などで、沖縄の島豆腐や琉球料理の成り立ちを調べてみてください。豆腐ようが宮廷料理として受け継がれてきた背景が、ほかの豆腐料理と比べることで見えてきます。
よくある質問
Q&A 豆腐ようの日はいつ?
10月24日です。「とう(10)ふ(2)よ(4)う」の語呂合わせです。
豆腐ようの日は誰が制定した?
沖縄県浦添市に事務局を置く豆腐よう協議会です。
豆腐よう協議会はいつできた?
2024年8月に、製造会社7社などが設立を発表しました。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「豆腐ようの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=3602
- 琉球新報「10月24日は「豆腐ようの日」に 関連7社が協議会設立」 https://ryukyushimpo.jp/economics/entry-3395344.html
- 日本経済新聞「沖縄珍味「豆腐よう」、製法に統一基準」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC173900X11C24A0000000/
- 沖縄県栄養士会「豆腐よう(豆腐の発酵食品)」 https://okinawa-eiyo.or.jp/uchina-recipe/%E8%B1%86%E8%85%90%E3%82%88%E3%81%86-%EF%BC%88%E8%B1%86%E8%85%90%E3%81%AE%E7%99%BA%E9%85%B5%E9%A3%9F%E5%93%81%EF%BC%89/
- 農林水産省「うちの郷土料理 沖縄県」 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/area_stories/okinawa.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
10月24日は #豆腐ようの日 。「とう(10)ふ(2)よ(4)う」の語呂合わせです。島豆腐を紅麹などに漬けて熟成させる、琉球王朝の宮廷料理に由来する沖縄の発酵食品です🍮 #今日は何の日
- 文例 2
豆腐ようは文献が少なく、会社ごとに原材料や製法がばらばらだったそうです。2024年に製造会社が協議会をつくり、統一基準づくりを始めました🍮 #今日は何の日 #豆腐ようの日
- 文例 3
10月24日は #豆腐ようの日 。沖縄の食文化を伝える[実施する施策]をご紹介します🍮 #今日は何の日
SAME DAY 10月24日は、こんな日でもあります
- 自然
文鳥の日
文鳥の日(10月24日)は、文鳥関連の書籍を手がけるライター・伊藤美代子が2005年に制定した記念日。「手(10)に(2)幸せ(4)」と読む語呂合わせと、この時期に手乗り文鳥の雛が出回ることに由来する。
由来を読む → - 文化
天女の日
天女の日(10月24日)は、天女伝説が伝わる全国の自治体でつくる「天女サミット共同宣言市町」が制定した記念日。天女にちなんだまちづくりを広く知ってもらい、参加自治体の交流や活動を盛り上げるのが目的。日付は10と24を「天女」と読む語呂合わせに由来する。
由来を読む → - 食
マーガリンの日
マーガリンの日(10月24日)は、日本マーガリン工業会が制定した記念日。日付はマーガリンを考案したフランス人、イポリット・メージュ=ムーリエの誕生日である1817年10月24日にちなむ。植物性・動物性の油脂から作られるマーガリンならではの風味やおいしさを広めるのが目的。
由来を読む → - 食
ブルボン・プチの日
ブルボン・プチの日(毎月24日)は、菓子メーカーの株式会社ブルボンが制定した記念日。看板シリーズ「プチシリーズ」の商品数24種類にちなんで日付を定めた。手軽なサイズと豊富なラインナップで親しまれる「プチシリーズ」を、より多くの人に楽しんでもらうことを目的としている。
由来を読む → - 産業
軽貨物の日
軽貨物の日(10月24日)は、一般社団法人軽貨物ロジスティクス協会が制定した記念日。2022年10月24日に国土交通省が貨物軽自動車運送事業で軽乗用車を使えるようにすると発表し、軽貨物業界に大きな転機をもたらしたことにちなむ。軽貨物運送業への理解と地位向上を目指す。
由来を読む → -
吾郷会の日
吾郷会の日(10月24日)は、島根県邑智郡美郷町の社会福祉法人吾郷会が、法人として設立登記を行った1986年10月24日を記念日としたもの。老人福祉の分野で地域に根ざした活動を続けてきた同法人が、設立当初の初心を忘れないための日としている。
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