要点
- 日付
- 毎年 11月12日
- 制定者
- 一般社団法人海外留学協議会
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
女性にも開かれた留学の始まり
留学の日は、一般社団法人海外留学協議会が制定した記念日です。同協議会は、留学業界の健全な成長をめざして、留学に関わるさまざまな事業を行っています。
日本記念日協会の説明によると、同協議会が目指しているのは、留学経験を通じて世界で活躍し、日本に貢献する人材を数多く送り出すことです。そのために、この記念日をきっかけとして留学の意義を広く伝えていくことを目的としています。
日付は、1871年(明治4年)の旧暦11月12日にちなみます。この日、山川捨松や津田梅子など、日本初の女性国費留学生5人が岩倉使節団とともに、留学先のアメリカへ旅立ちました。留学の機会が男性だけでなく女性にも与えられたことから、制定者はこの日を、留学が本格的に日本人に開かれた象徴的な日と位置づけています。
岩倉使節団とともに
留学生たちが同行した岩倉使節団は、明治4年(1871年)11月に日本を出発しました。国立国会図書館の資料によると、岩倉具視を特命全権大使とし、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文らが副使を務めています。使節団は約2年をかけて、アメリカ、イギリス、フランス、東欧の国々、ロシアなどを回り、条約改正の準備と、各国の制度や文物の調べを進めました。
女子留学生の派遣を政府に認めさせたのは、女子教育の大切さを説いた北海道開拓使の次官、黒田清隆でした。津田梅子の父で農学者の津田仙は黒田と旧知の仲で、黒田が仙の娘を候補に推したといいます。仙は江戸幕府の時代にアメリカに滞在した経験があり、日本の発展にはアメリカを見聞する必要があると考えていました。
津田梅子のその後
1864年に生まれた梅子は、7歳前後でアメリカへ渡りました。ワシントンのランメン家に身を寄せて初等・中等教育を受け、英語と基礎的な学問を身につけます。滞在は10年に及び、そこで帰国を選びました。
同じ使節団の留学生だった山川捨松と永井繁子は、アメリカで大学教育を受けています。自分も大学で学びたいと考えた梅子は再びアメリカへ渡り、ブリンマー大学で学びました。1892年(明治25年)、28歳で帰国し、華族女学校で英語を教えながら、自らの学校づくりを目指します。
そして1900年(明治33年)、東京・麹町の民家を改造した校舎で女子英学塾を開きました。現在の津田塾大学です。梅子は20年近く塾長を務め、1929年(昭和4年)に64歳で亡くなりました。
留学とは
留学とは、自分の国を離れて外国の学校や教育機関で学ぶことです。現地の言葉を身につける語学留学もあれば、大学や大学院で学位の取得を目指す留学もあります。高校生のうちに行く留学や、休暇を使った短期の留学など、かたちはさまざまです。
学びの場は教室の中だけではありません。現地での暮らしそのものが学びになります。異なる文化や習慣のなかで生活し、いろいろな国から来た人と交流できるのも、留学ならではの特徴です。
留学経験者の話を聞いてみる
身近に留学した人がいれば、現地での学びや暮らしについて話を聞いてみてください。留学を考えている人は、大学や留学支援機関が開く説明会の日程を調べて、気になる国や制度の情報を集めてみましょう。
よくある質問
Q&A 留学の日はいつ?
毎年11月12日です。
留学の日の由来は?
1871年に日本初の女性国費留学生5人がアメリカへ出発したことです。
留学の日は誰が決めた?
一般社団法人海外留学協議会です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「留学の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=2853
- 国立国会図書館「岩倉遣外使節団」(史料にみる日本の近代) https://www.ndl.go.jp/modern/cha1/description07.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
11月12日は #留学の日 。1871年(明治4年)の旧暦11月12日、山川捨松や津田梅子ら日本初の女性国費留学生5人が、岩倉使節団とともにアメリカへ旅立ちました✈️ #今日は何の日
- 文例 2
きょう11月12日は留学の日。7歳前後でアメリカに渡った津田梅子は、10年に及ぶ滞在を経て帰国し、のちに女子英学塾(現在の津田塾大学)を開きました✈️ #今日は何の日 #留学の日
- 文例 3
11月12日は #留学の日 。[留学プログラムや説明会の紹介]✈️ #今日は何の日
SAME DAY 11月12日は、こんな日でもあります
- 健康
皮膚の日
皮膚の日(11月12日)は、日本臨床皮膚科医会が1989年に制定した記念日。「いい(11)ひふ(12)」の語呂合わせに由来し、皮膚の健康に関する啓発活動が行われる。
由来を読む → - 健康
コラーゲンペプチドの日
コラーゲンペプチドの日(11月12日)は、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合により制定された記念日。2009年のこの日に第1回コラーゲンペプチドシンポジウムが開催されたことにちなむ。ゼラチンを分解して低分子化したたんぱく質であるコラーゲンペプチドを広く知ってもらうことが目的で、組合は肌の潤いを保つなどの働きが期待されるとしている。
由来を読む → - 食
いいにらの日
いいにらの日(11月12日)は、高知県農業協同組合(JA高知県)が制定した記念日。「いい(1)に(2)ら」と読む語呂合わせに由来する。生産量日本一を誇る高知県産にらへの理解を深め、消費拡大につなげることを目的としている。
由来を読む → - 産業
パレットの日
パレットの日(11月12日)は、物流用パレットの企業でつくる一般社団法人日本パレット協会が制定した記念日。JIS規格の主要な2サイズ「11型」「12型」の数字にちなむ。荷役作業を支えるパレットの認知度を高めることが目的。
由来を読む → - 文化
「四季」の日
「四季」の日(11月12日)は、名古屋市のコンサートホール「宗次ホール」代表の宗次徳二氏が、結婚40周年にあたる2010年に制定した記念日。結婚前に妻へ贈ったヴィヴァルディの「四季」がきっかけで、この曲を聴きながら夫婦や恋人と季節の移ろいを感じてもらう日としている。
由来を読む → -
育児の日
育児の日(毎月12日)は、兵庫県神戸市の株式会社神戸新聞社が制定した記念日。「育(1)児(2)」と読む語呂合わせに由来する。社会全体で子育てについて考え、地域ぐるみで支え合える環境づくりのきっかけとすることを目的としている。
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