要点
- 日付
- 毎年 10月5日
- 制定者
- 株式会社巖手屋
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
由来
巖手屋の日は、岩手県二戸市に本社を置く株式会社巖手屋(いわてや)が制定しました。同社は、せんべいを中心とした食品の製造販売を行っています。日本記念日協会に認定された記念日です。
胡麻や落花生など、さまざまな味わいがある巖手屋の南部せんべいを、より多くの人に知ってもらうことを目的としています。
日付は数字の読み方に由来します。10月の「1」を「い」、「0」を輪に見立てて「わ」と読みます。5日の「5」は、指を5本開いた手の形、つまりじゃんけんのパーから「て」です。こうして10月5日は「い・わ・て」となり、社名と同じ響きになります。
21丁の焼き型から始まった店
巖手屋の創業者は、小松シキです。同社の紹介によると、シキは1918年(大正7年)12月20日に、いまの二戸市金田一で生まれました。12歳のころ、青森県の小さな町の奉公先で煎餅焼きを覚えたのが、南部せんべいとの縁の始まりでした。
1948年(昭和23年)4月、シキは小松煎餅店を始めます。21丁の焼き型から始めた南部せんべい屋で、当時は胡麻せんべいが主流でした。シキはその後54年間、せんべい焼き一筋に歩み、2002年(平成14年)2月4日に84歳で亡くなりました。同社の会社概要では、同じ1948年4月に夫の小松實が個人営業を始め、1970年に株式会社小松製菓に改組し、1975年に株式会社岩手屋を設立したと記しています。2017年には二戸市に「小松シキ・記念館」が開かれました。
商品も時代とともに広がりました。1969年には、バターや砂糖、卵の入った甘い厚焼きせんべい「まめごろう」が生まれています。2009年には、焼き上がったせんべいを割って使うという発想から、落花生せんべいを砕いてチョコレートで包んだ「チョコ南部」が作られました。
南部の暮らしとせんべい
シキは著書『むすんでひらいて』に、南部地方でのせんべいの思い出を書いています。八戸や二戸、盛岡など旧南部領では、せんべいは南部藩の野戦食として四百五十年も昔から焼かれてきたといいます。保存がきき、材料も身近にあり、白い米を口にできない農民にとっては主食としても大切な食べ物でした。
暮らしの節目にも、せんべいは欠かせませんでした。シキによると、法事や祝儀にはせんべいが付きものでした。婚礼の日には、せんべいの上に赤飯を握ってのせ、近所の人に配って歩く習わしもありました。お産の見舞いには、焼き麩とせんべいを届けるものと決まっていたといいます。
南部せんべいとは
南部せんべいは、岩手県や青森県など東北地方の名物です。米ではなく小麦粉を主な原料とし、丸い型に生地を入れて焼き上げます。
型からはみ出して薄く焼けた縁の部分は「耳」と呼ばれます。中央よりも軽い食感になるのが特徴です。
よく知られているのは、生地に胡麻や落花生を混ぜ込んだもの。何も加えない白いせんべいもあります。そのまま食べるほか、地域によっては鍋や汁物に割り入れる食べ方もあります。素朴な味わいで、どこか懐かしいせんべいとして親しまれています。
胡麻と落花生を食べ比べる
南部せんべいを、胡麻入りと落花生入りの2種類用意します。それぞれ中央と耳の部分を割って、香ばしさや食感の違いを確かめながら食べ比べます。
よくある質問
Q&A 巖手屋の日はいつ?
10月5日です。「い(1)わ(0)て(5)」の語呂合わせです。
巖手屋の日は誰が制定した?
岩手県二戸市で南部せんべいを製造販売する株式会社巖手屋です。
巖手屋はいつ創業した?
1948年(昭和23年)4月に、二戸市で南部せんべい屋として始まりました。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「巖手屋の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=2654
- 巖手屋「創業者小松シキについて」 https://www.iwateya.co.jp/%E5%89%B5%E6%A5%AD%E8%80%85%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
- 巖手屋「会社概要」 https://www.iwateya.co.jp/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A6%82%E8%A6%81/
- 巖手屋「巖手屋の南部せんべい」 https://www.iwateya.co.jp/%E5%95%86%E5%93%81%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
10月5日は #巖手屋の日 。「い(1)わ(0)て(5)」の語呂合わせです。岩手県二戸市の南部せんべいの店で、1948年に21丁の焼き型から始まりました🍘 #今日は何の日
- 文例 2
南部地方では、婚礼の日にせんべいの上に赤飯を握ってのせ、近所に配る習わしがあったと、巖手屋の創業者・小松シキは書き残しています🍘 #今日は何の日 #巖手屋の日
- 文例 3
10月5日は #巖手屋の日 。南部せんべいの文化にちなんで[実施する施策]🍘 #今日は何の日
SAME DAY 10月5日は、こんな日でもあります
- 国際
世界教師デー
世界教師デー(10月5日)は、ユネスコが1994年に制定した国際デー。1966年のこの日に「教員の地位に関する勧告」が採択されたことに由来する。
由来を読む → - 食
カナダ・メープルの日
カナダ・メープルの日(10月5日)は、カナダ産メープルシロップのブランド化を担うケベック・メープルシロップ生産者協会が制定した記念日。ナイアガラからケベックへ続く「メープル街道」の紅葉が始まる10月上旬にあたり、楓の葉を手で示すと数字の5に似ることから10月5日とされた。日本にその魅力を伝えるのが目的。
由来を読む → - 文化
教師の日
教師の日(10月5日)は、優秀な教師の育成や支援に取り組む認定特定非営利活動法人Teach For Japanが制定した記念日。日付はユネスコが1966年10月5日に「教員の地位に関する勧告」を採択し、のちにこの日が「世界教師デー」とされたことに合わせている。教師という仕事の魅力や現場の努力を、社会に広く伝えるのが目的。
由来を読む → - 文化
ひろの童謡の日
ひろの童謡の日(10月5日)は、童謡「とんぼのめがね」ゆかりの地とされる福島県広野町が制定した記念日。同じく童謡によるまちづくりを進める兵庫県たつの市と交流協定を結んだ2018年10月5日にちなむ。地域に根付く童謡の継承と、新たな童謡の発信を促すことが目的。
由来を読む → - 食
みそおでんの日
みそおでんの日(10月5日)は、群馬県のこんにゃくメーカーである株式会社ヨコオデイリーフーズが制定した記念日。日付は同社が田楽おでんにみそだれを添えて売り出した1994年10月5日にちなむ。看板商品「田楽みそおでん」の味わいを、より多くの人に広めるのが目的。
由来を読む → - 食
みたらしだんごの日
みたらしだんごの日(毎月3日・4日・5日)は、串団子「みたらしだんご」を手がける山崎製パン株式会社が制定した記念日。「み(3)たら「し」(4)だん「ご」(5)」と読む語呂合わせにちなむ。スーパーやコンビニで身近なこのおやつを、より多くの人に味わってもらうのが目的。
由来を読む →
