要点
- 日付
- 毎年 10月2日
- 制定者
- 山形県東村山郡中山町
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
町の誕生70周年を記念して
芋煮会の日は、山形県東村山郡中山町が制定しました。中山町は、芋煮会の発祥の地として知られています。
制定のきっかけは、2024年に町が誕生から70周年を迎えることでした。その節目を記念するとともに、山形名物の芋煮会がこの町から始まったことを多くの人に知ってもらうねらいがあります。町の認知度を高め、観光客や移住者を呼び込むことも目的に掲げています。
日付は、芋煮会が山形県の秋の風物詩となっていることにちなみます。そこに、10月2日を「い(1)も(0)に(2)」と読む語呂合わせを重ねて、この日が選ばれました。
河原で鍋を囲む「芋煮会」
芋煮は、里芋を主役にした山形県の郷土料理です。肉やこんにゃく、ねぎ、きのこなどと一緒に煮込むのが一般的ですが、味付けや具材は地域や家庭によって違います。
芋煮会は、その芋煮を家族や友人、知人と鍋を囲んで味わう集まりです。秋になると河原などに大きな鍋を持ち寄り、屋外で煮炊きをしながら過ごします。山形県では、季節の訪れを感じさせる行事として親しまれています。
最上川の船着き場と「鍋掛松」
中山町観光協会は、芋煮会の始まりを最上川の舟運と結びつけて伝えています。
最上川の舟運が中山町長崎から荒砥まで通じたのは、元禄7年(1694年)のことです。それまでは今の中山町長崎のあたりが舟運の終点で、船着き場では米沢方面へ向かう船荷の積み換えが行われていました。内陸からは米や紅花などが運び出され、京都からの帰り荷には衣料や蚊帳、ひな人形などが積まれていたといいます。
酒田から船で運ばれてきた塩や干魚は、ここで降ろされ、人足に背負われて狐越街道を越え、西置賜地方へ運ばれました。ただ、昔のことなので船と人足の連絡はうまくとれず、船頭たちは船に寝泊まりしながら、何日も待たされることがありました。
その待ち時間に、船頭たちは近くの小塩という里芋の産地の集落から里芋を買い求め、京都から運んできた棒鱈などの干魚と一緒に煮て食べました。そばの松の枝に鍋をつるして煮たことから、この松はやがて「鍋掛松」と呼ばれるようになります。退屈しのぎとして生まれたこの集まりが、芋煮会の始まりだと言われています。
鍋掛松は大正時代の終わりごろまで、中山町中央公民館とJR左沢線の鉄橋のあいだにあり、船頭たちの休み場になっていました。初代とされる松は大正6年に大風で倒れ、2代目は左沢線の工事で切られました。その後も何度か植え直され、今は5代目の鍋掛松が、ひまわり温泉ゆ・ら・らの敷地内に立っています。
棒鱈と里芋の「芋棒煮」
いま山形県村山地方で食べられている芋煮は、里芋とねぎ、牛肉などを具にするものです。これに対して中山町の芋煮は、棒鱈と里芋などを煮た「芋棒煮」で、船頭たちが食べた始まりの形を受け継いでいます。
町では毎年9月の最終土曜日に、最上川中山緑地で「元祖全国芋煮会in中山」を開いています。大きな鍋で作った芋煮がふるまわれ、そこでは現代風にアレンジした芋棒煮が出されます。
里芋を買って、芋煮を作る
秋は里芋が店頭に並ぶ時期です。里芋とねぎ、こんにゃくなどをそろえて、家の鍋で芋煮を作ってみてください。人を招いて一つの鍋を囲めば、芋煮会の雰囲気にぐっと近づきます。
よくある質問
Q&A 芋煮会の日はいつ?
10月2日です。「い(1)も(0)に(2)」の語呂合わせです。
芋煮会の日を制定したのは?
芋煮会発祥の地とされる山形県中山町です。
芋煮会の発祥の地はどこ?
山形県中山町とされています。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「芋煮会の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=3267
- 中山町観光協会「芋煮会発祥の地 中山町の歴史」 https://www.town.nakayama.yamagata.jp/sightseeing/event/gansoimonikai/ganso_zenkoku_imonikai_towa/1470.html
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
10月2日は #芋煮会の日 。「い(1)も(0)に(2)」の語呂合わせで、芋煮会発祥の地とされる山形県中山町が制定しました🍲 #今日は何の日
- 文例 2
芋煮会の始まりは、最上川の船着き場で船を待つ船頭たちが、棒鱈と里芋を松の枝に掛けた鍋で煮たことだと伝わります。その松は「鍋掛松」と呼ばれました🍲 #今日は何の日 #芋煮会の日
- 文例 3
10月2日は #芋煮会の日 。芋煮にちなんで[実施する施策]🍲 #今日は何の日
SAME DAY 10月2日は、こんな日でもあります
- 食
豆腐の日
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由来を読む → - 産業
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