要点
- 日付
- 毎年 4月4日
- 制定者
- 木村屋總本店
この日の暦(2026年)
花見の席での献上から
あんぱんの日は、東京・銀座に本店を構えるパン店、木村屋總本店が制定した記念日です。日本記念日協会の説明によると、1875年(明治8年)4月4日の出来事に由来しています。
この日、東京・向島にあった水戸藩下屋敷で花見が開かれました。その席で、木村屋の酒種桜あんぱんが明治天皇へ献上されています。この献上の日付にちなみ、毎年4月4日が「あんぱんの日」とされています。
吉野山の八重桜をへそに
木村屋總本店によると、献上の準備は2週間ほど前から始まりました。初代の木村安兵衛、二代目の英三郎、のちに三代目を継ぐ弟の儀四郎らが、酒種の仕込みに取りかかったといいます。花見のお茶菓子に出すため、木村親子は日本の国花で季節も表せる桜に目をつけ、奈良の吉野山から八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せて、あんぱんのへそに埋め込みました。
あんぱんは明治天皇に気に入られ、とくに皇后の口に合って、「引き続き納めるように」との言葉をもらいました。この献上を取り持ったのが、山岡鉄舟(鉄太郎)です。同社によると、安兵衛と鉄舟は明治維新の前に剣術を通じて知り合ったらしく、銀座であんぱん作りに打ち込む木村親子のあんぱんを試食した鉄舟が、その味を認めて献上を後押ししました。鉄舟はこの年、「木村家」の看板を書いて贈っています。以来、店頭のあんぱんにも桜の塩漬けが押され、「桜あんぱん」として売られるようになりました。
銀座煉瓦街で生まれたあんぱん
木村屋の始まりは、1869年(明治2年)に安兵衛が芝日陰町に開いた「文英堂」です。1874年(明治7年)に銀座煉瓦街ができると、店は銀座4丁目に移り、試行錯誤の末に酒種あんぱんを生み出しました。西洋から伝わったパンとは違い、酒種を使った生地であんを包んで焼くものでした。
同社は、明治8年に明治天皇が口にしたことで、パンが一気に人々に親しまれるようになったと説明しています。西洋の食べ物だったパンは、日本独自の菓子パンとして広まり、文明開化を代表する食べ物になりました。三代目の儀四郎は、静岡や新潟、金沢などに直営店を作ってあんぱんを広め、明治30年ごろにはあんぱんが全国に広がったとする資料もあります。
あんぱんと酒種、桜の塩漬け
あんぱんは、パン生地であんこを包んで焼いた菓子パンです。中のあんにも、つぶあんやこしあんなど、いくつかの種類があります。
酒種は、日本酒づくりにも使われる米と麹をもとにした発酵種です。パン生地を膨らませるのに使われ、ほのかな甘みや香りのある生地に仕上がるとされています。
桜あんぱんは、生地の中央に桜の花の塩漬けをのせたあんぱんです。あんの甘さに、桜の塩気と香りが添えられています。見た目も花見の季節にふさわしく、献上された場面ともよく結びつきます。
桜の季節にあんぱんを
4月4日は、地域によっては桜の見ごろと重なります。近くのパン店で桜あんぱんを探して、花見に持って行ってみてください。つぶあんとこしあんを食べ比べて、生地やあんの違いを確かめるのも一案です。
よくある質問
Q&A あんぱんの日はいつ?
4月4日です。木村屋總本店が制定しました。
あんぱんの日の由来は?
1875年4月4日、明治天皇に桜あんぱんを献上したことです。
あんぱんの真ん中の桜は何?
八重桜の花びらの塩漬けです。木村屋は吉野山から取り寄せました。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「あんぱんの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=46
- 木村屋總本店「木村屋のあゆみ」 https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/ayumi
関連リンク
- 木村屋總本店「4月4日はあんぱんの日!」 https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/anpan0404
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
4月4日は #あんぱんの日 。1875年(明治8年)のこの日、向島の水戸藩下屋敷での花見の席で、木村屋の酒種桜あんぱんが明治天皇に献上されました🌸 #今日は何の日
- 文例 2
桜あんぱんのへそにのる桜は、八重桜の花びらの塩漬け。明治8年の献上のとき、木村屋は奈良の吉野山から取り寄せたそうです。花見のお供にどうぞ🌸 #今日は何の日 #あんぱんの日
- 文例 3
4月4日は #あんぱんの日 。当店では[実施する施策]をご用意しています。桜の季節に、あんぱんを一つどうぞ🌸 #今日は何の日
SAME DAY 4月4日は、こんな日でもあります
- その他
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