要点
- 日付
- 毎年 9月30日
- 制定者
- 一般社団法人日本和栗協会
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
和栗の日の由来
和栗の日は、岐阜県恵那市の一般社団法人日本和栗協会が制定しました。日本記念日協会の説明によると、目的は世界に誇れる和栗を未来に残していくことです。農家が自信をもって栽培できるように、そして多くの人が和栗やその加工品を食べるきっかけになるように、という思いが込められています。
日付は、和栗の収穫が最盛期を迎える9月下旬から選ばれました。数字にはそれぞれ意味があります。「9」は栗です。「3」は育てる人、菓子を作る人、味わう人の三者で、「0」はその三者がつながってできる輪を表しています。栗を通して三者がつながり、その輪を広げていきたいという願いから、9月30日が記念日になりました。
栗菓子の町から生まれた協会
恵那市は、銘菓「栗きんとん」で知られる町です。日本和栗協会の立ち上げには、1964年創業で恵那市に本店を置く菓子店「恵那川上屋」が協力しました。同社は、栗菓子への思いをもっと多くの人に伝えたいと考えたといいます。
同社の60周年の紹介によると、協会づくりの背景には、和栗のおいしさと文化を世界と未来に伝えたいという考えがありました。そのために必要なのは産地どうしの競争ではなく「産地間共創」だとして、恵那から信州、東京、九州へと栗のネットワークを広げる取り組みを始めています。
和栗とは
和栗は、日本で古くから栽培されてきた栗です。実が大きめのものが多く、ほくほくとした食感と穏やかな甘みが特徴とされています。
ただ、渋皮が実にはりつきやすく、むきにくいのが難点です。そのため家庭では、ゆでるか蒸すかして半分に割り、スプーンですくって食べる方法がよく知られています。
秋の味覚としては、栗ご飯や甘露煮、栗きんとんなどに使われてきました。モンブランや羊羹など、和洋どちらの菓子にも用いられます。育てる人、加工する人、味わう人がそれぞれ関わることで、さまざまな形になって食卓に届く食材です。
恵那の栗づくり
恵那市と中津川市には、JA東美濃栗振興協議会の超特選栗部会が定めた厳しい基準があります。品種や栽培の方法、出荷の条件をすべて満たした栗だけが「超特選栗」として出荷されます。収穫は出荷日の午前か前日の午後に行い、くん蒸はしません。収穫から24時間以内に加工できるよう管理されています。
栽培の特徴は、木を低く仕立てる「低樹高栽培」「超低樹高栽培」です。剪定をせずに放っておいた栗の木は、高さも幅も8メートル以上になります。手入れが大変なうえ、日光が木全体に届かず、粒が小さくなったり病害虫に弱くなったりします。そこで枝を効率よく払い、樹高を2.5メートルほどに保つことで日当たりを確保し、女性や高齢者でも手入れしやすくしています。生産者は夏と冬の剪定講習会に参加して、技術を磨いているそうです。
恵那市と中津川市では14の品種が育てられ、8月下旬から10月中旬まで収穫期が順に続きます。収穫期の違う品種を組み合わせることで、作業が一時期に集中するのを避け、気象災害にも備えています。日本で最も古い品種とされる「銀寄(ぎんよせ)」や、岐阜県が独自に育てた品種も含まれています。
栗の産地と作り手に目を向ける
和栗の日には、栗ご飯や栗の菓子を味わう機会に、その栗がどこで育ったのかを考えてみてください。食品の産地表示を見たり、栗の産地の自治体やJAが公開している栽培の紹介を読んだりすると、育てた人の存在にも目が向きます。
よくある質問
Q&A 和栗の日はいつ?
9月30日です。和栗の収穫が最盛期を迎える9月下旬の日です。
和栗の日は誰が制定した?
岐阜県恵那市の一般社団法人日本和栗協会です。
9月30日の数字の意味は?
9が栗、3が育てる人・作る人・味わう人、0がその輪です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「和栗の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=3356
- コロカル「恵那川上屋」の紹介記事 https://colocal.jp/news/166294.html
- 恵那川上屋「60周年」 https://www.enakawakamiya.co.jp/com/60th/
- 恵那栗「栗のはなし」(PDF) https://www.enakawakamiya.co.jp/com/company/pdf/enaguri/enaguri.pdf
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
9月30日は #和栗の日 。「9」は栗、「3」は育てる人・菓子を作る人・味わう人、「0」は三者がつながる輪。和栗の収穫が最盛期を迎える9月下旬の記念日です🌰 #今日は何の日
- 文例 2
きょうは和栗の日。恵那市と中津川市の超特選栗部会では、放っておくと8m以上になる栗の木を2.5mほどに低く仕立てる栽培が続けられています。日がよく当たり、手入れもしやすくなるそうです🌰 #今日は何の日 #和栗の日
- 文例 3
9月30日は #和栗の日 。[産地や生産者とのつながり・取り組みの紹介]🌰 #今日は何の日
SAME DAY 9月30日は、こんな日でもあります
- 産業
クレーンの日
クレーンの日(9月30日)は、日本クレーン協会とボイラ・クレーン安全協会が、両協会で異なっていた記念日を統一する形で1980年に定めた記念日。1972年9月30日にクレーン等安全規則が公布されたことに由来する。
由来を読む → - 国際
世界翻訳の日
世界翻訳の日(9月30日)は、国際翻訳家連盟(FIT)が1991年に提唱し、2017年に国連総会でも国際デーとして認められた日。聖書をラテン語に訳した翻訳の守護聖人・聖ヒエロニムスの忌日に由来する。
由来を読む → - 健康
EPAの日
EPAの日(毎月30日)は、水産・食品事業を展開する株式会社ニッスイが制定した記念日。肉料理が続きがちな29日の翌日は魚を食べようという語呂合わせに由来する。中性脂肪の低減や動脈硬化予防に役立つEPAを日常的に取り入れ、栄養バランスの良い食生活を目指してもらうことが目的。
由来を読む → - 文化
翻訳の日
翻訳の日(9月30日)は、翻訳者や翻訳団体、企業などでつくる一般社団法人日本翻訳連盟が制定した記念日。日付は聖書をラテン語に訳したと伝わる4世紀の学者ヒエロニムスの命日で、国際翻訳家連盟の「世界翻訳の日」や国連の「国際翻訳デー」とも同じ9月30日にあたる。翻訳に携わる人々の活動をより広く社会に知らせ、その普及を後押しすることを目的としている。
由来を読む → - 食
サワーの日
サワーの日(毎月30日)は、酒類・飲料メーカーの宝酒造株式会社が制定した記念日。30を「サ(3)ワ(輪=0)ー」と読む語呂合わせにちなむ。月末に同僚や家族と甲類焼酎の炭酸割り「サワー」を楽しみ、絆を深めてほしいとの願いが込められている。
由来を読む → - 食
晦日そばの日
晦日そばの日(毎月末日)は、島根県雲南市で100年以上製麺業を営む有限会社本田商店が制定した記念日。江戸時代の商家で、月末に悪縁を断ち良縁や金運を願ってそばを食べた風習にちなむ。ひと月を振り返り感謝しながらそばを味わう習慣を、現代に広めるのが目的。
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