要点
- 日付
- 毎年 1月2日
この日の暦(2026年)
1月2日の夜に見る夢
初夢の日は、新しい年に初めて見る夢にちなんだ日です。日本記念日協会の説明では、1月2日の夜から3日の朝にかけて見る夢を初夢とする説があり、この日付はその説にもとづいています。
昔は、初夢の内容でその年の運勢を占っていました。よい夢を見られるよう、宝船の絵を枕の下に入れて眠る習わしもありました。年の初めの夢に、一年の吉凶を重ねていたのですね。
節分の夜から正月2日の夜へ
初夢をいつの夢とするかは、時代によって変わってきました。百科事典の説明によると、古くは節分の夜、つまり立春の朝に見る夢を初夢といいました。12世紀後半の西行の歌集「山家集」にも、立春の朝の夢を初夢として詠んだ歌が残っています。
その後、大晦日の夜や元日の夜の夢を初夢とするようになり、やがて正月2日の夜の夢に落ち着いたとされます。正月2日は、仕事や物事をその年に初めて行う「事始め」の日でした。このことが、2日の夜に定まった理由として挙げられています。もっとも、移り変わりは地域によって違い、上方では節分の夜の夢を初夢とする風習が残りました。江戸では大晦日や元日の夜、のちに2日の夜の夢を初夢としています。
夢は、人と神仏が通じ合う道だと信じられていました。年の変わり目に見る初夢は、夢枕に立つ神仏のお告げを知る「夢占(ゆめうら)」の性格が強かったといいます。
宝船と縁起のよい夢
宝船は、七福神や宝物を乗せた船を描いた縁起物です。正月の飾りや絵柄として、今もよく見かけます。
縁起のよい夢を並べた言葉といえば「一富士二鷹三茄子」です。富士山、鷹、茄子の順に縁起がよいとされ、初夢の話題になるとよく名前が挙がります。この言葉を吉とする俗信は江戸時代に生まれたもので、日本記念日協会は、駿河の名物を並べたものだという説も紹介しています。
貘の絵から宝船へ、そして宝船売り
枕の下に絵を敷く習わしは、はじめから宝船だったわけではありません。世界大百科事典によると、中国の俗説を受けて、夢を食べるという貘(ばく)を描いた紙を枕の下に入れて寝る習俗が、宮中や公家を中心に広まりました。室町時代には、宝船の絵を敷いて寝るようにもなります。宮中では、帆に「貘」の字を書いた宝船の絵を、宮家や公家に下賜していました。
江戸時代、浮世絵が盛んになる元禄期のころから、この習わしは庶民にも広がり、絵には七福神が加わりました。元日には「お宝、お宝」と声をかけて絵を売り歩く宝船売りの姿が見られ、江戸の風物詩として親しまれたといいます。日本記念日協会も、商人がこの絵を売り歩いたことを紹介しています。
絵に添える歌も、早くから決まった形になっていたようです。「ながきよの とおのねぶりの みなめざめ なみのりふねの おとのよきかな」。上から読んでも下から読んでも同じ音になる回文の歌です。悪い夢を見たときは、翌朝その絵を川などに流しました。前の年の厄を絵に移して流し去る意味もあったとされます。
宝船の絵を枕の下に
1月2日の夜は、紙に宝船の絵を描いて枕の下に入れ、そのまま眠ってみてください。翌朝は、覚えている夢を手帳に一行書き留めておきます。年の初めの記録として、あとで読み返せます。
よくある質問
Q&A 初夢の日はいつ?
1月2日です。2日の夜から3日の朝に見る夢を初夢とする説にちなみます。
初夢はいつ見る夢?
ふつうは元日か2日の夜の夢です。古くは節分の夜の夢を指しました。
宝船の絵はなぜ枕の下に敷く?
よい夢を見るためです。悪い夢を見たら翌朝に川などへ流しました。
一富士二鷹三茄子とは?
縁起のよい初夢を順に並べた言葉で、江戸時代に生まれた俗信です。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「初夢の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai_other.php?MD=4&NM=10004
関連リンク
- Wikipedia「初夢」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E5%A4%A2
- コトバンク「初夢」 https://kotobank.jp/word/%E5%88%9D%E5%A4%A2
- コトバンク「宝船」 https://kotobank.jp/word/%E5%AE%9D%E8%88%B9-92818
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- 文例 1
1月2日は #初夢の日 。2日の夜から3日の朝に見る夢を初夢とする説にちなみます。昔はよい夢を願い、宝船の絵を枕の下に敷いて眠りました⛵ #今日は何の日
- 文例 2
初夢は、古くは節分の夜の夢を指したそうです。大晦日や元日の夜を経て、事始めの正月2日の夜に落ち着きました。今夜の夢、覚えていられるでしょうか⛵ #初夢の日 #今日は何の日
- 文例 3
1月2日は #初夢の日 。[実施する施策(宝船の絵の配布など)]で、よい初夢を願う夜のお供をします⛵ #今日は何の日
SAME DAY 1月2日は、こんな日でもあります
- 技術
月ロケットの日
月ロケットの日(1月2日)は、1959年1月2日にソ連が世界初の月ロケット「ルナ1号」の打ち上げに成功したことにちなむ記念日。月の近くを通過し、初の人工惑星となった。
由来を読む → - 産業
初売りの日
初売りの日(1月2日)は、年が明けて多くの店がその年最初の商いを行う日。昔の魚河岸は1年のうち元日だけを休みとし、1月2日に初売りをしていたといわれる。正月休みを終えて商いが動き出す、新春の風物詩のひとつとなっている。
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新年一般参賀
新年一般参賀(1月2日)は、皇居で天皇皇后両陛下が皇族方とともに宮殿のベランダに立ち、国民から新年の祝賀を受ける行事。参賀は1948年に元日の行事として始まり、1953年から1月2日に行われるようになった。1969年からは現在の宮殿が会場で、天皇陛下のお言葉もある。
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株式会社Stars・障がい者支援の日
株式会社Stars・障がい者支援の日(1月2日)は、大阪市で障がい者グループホームを運営する株式会社Starsが制定した記念日。1から2へ数字が進む様子を社名の「Stars」になぞらえ、輝かしい未来への前進を意味している。障がいのある人々に寄り添いながら、共に明るい未来を築いていく思いを広めることを目的としている。
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