要点
- 日付
- 毎年 3月12日
- 制定者
- 一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
由来
だがしの日は、一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会が制定しました。全国の駄菓子メーカーなどが集まって結成された会で、事務局は岡山県瀬戸内市にあります。
制定の目的は二つです。一つは、日本の精神や文化が凝縮された駄菓子業界を活性化すること。もう一つは、「DAGASHI」を世界平和のキーワードとして、世界中の人々に知ってもらうことです。
3月12日は、お菓子の神様、菓祖として知られる田道間守公(たじまもりこう)の命日とされる日です。この日付は、田道間守公を祀る和歌山県海南市の橘本神社の前山和範宮司が提唱しました。
会は、この日のキャッチフレーズを「だがしと笑顔の交換日」としています。
フランスの子どもたちの笑顔から
会の成り立ちは、農畜産業振興機構のサイトに会自身が寄せた報告や、財務省の広報誌「ファイナンス」に代表理事の秋山秀行さんが書いた文章で紹介されています。
きっかけは2014年11月、秋山さんがフランスのパリとナントで開かれた日本文化を紹介するイベント「SAMURAI JAPON」に参加し、だがしを披露したことでした。菓子問屋の三代目だった秋山さんは、だがしに集まる子どもたちの姿を見て、だがしは世界の子どもを笑顔にできると考えます。帰国後は菓子メーカーを1社ずつ訪ねて、協力を呼びかけました。
2015年4月には、だがしメーカーやおもちゃメーカーなど18社で発起人会を開きます。そのあと和歌山県の橘本神社を訪ね、前山宮司から、田道間守公の命日である3月12日を「だがしの日」として受け取りました。
3月12日は、東日本大震災が起きた3月11日の翌日でもあります。会は、被災地の子どもの笑顔を取り戻すことを活動の原点にすえ、2015年12月に東京の上野動物園で開いた設立総会には、福島県から避難している家族を招きました。
橘を求めた田道間守の伝承
田道間守がお菓子の神様とされるのは、昔の「菓子」が果物を指していたことと関係があります。国立国会図書館の電子展示会によると、『日本書紀』や『古事記』には、垂仁天皇が病にかかったとき、田道間守が非時香果(ときじくのかぐのこのみ)を求めて常世の国へ遣わされた話が伝わっています。非時香果とは橘のことです。
田道間守は橘を持ち帰りましたが、戻ったときには天皇はすでに亡くなっていました。田道間守は天皇の陵の前で嘆き悲しみ、亡くなったとされています。橘は果物の中でも特に重んじられ、『続日本紀』には、聖武天皇が橘を「果子の長上」、つまり菓子の最上のものとたたえた言葉が残っています。
会の報告では、田道間守が持ち帰った橘が日本で最初に植えられたのが、橘本神社の旧社地「六本樹の丘」だとされています。和歌山県の2024年度の行事予定によると、橘本神社では4月7日に菓子祭が開かれ、全国の菓子業者が業界の発展を願って約400種類のお菓子を奉納しました。
1か所から全国、海外へ
だがしの日のイベントは、2016年3月の第1回は岡山県瀬戸内市の1か所だけでした。第2回は3か所、第3回の2018年には東日本大震災の被災地である宮城県石巻市などの4か所、第4回には西日本豪雨の被災地を含む18か所と広がります。
2020年の第5回は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、幼稚園や保育園に紙芝居やだがしを届け、それぞれで実施してもらう形に切り替え、210か所で開かれました。秋山さんによると、第8回には全国503か所に加え、カナダ、カンボジア、チリでも開かれています。活動は被災地の子どもたちを元気づけることが中心で、児童養護施設や障害者施設、子どもホスピスなどにも広がっています。
駄菓子とは
駄菓子は、手ごろな値段で買える素朴なお菓子の総称です。小分けにされた小さなものが多く、子どもがお小遣いで選べるお菓子として親しまれてきました。限られたお金でどれを組み合わせるか考えるところにも、駄菓子らしい楽しさがあります。
あめ、ガム、ラムネ、スナック菓子、きなこ菓子など、種類は幅広くあります。くじ付きのものや、遊びの要素を取り入れたものもあります。昔ながらの駄菓子屋の店先では、こうしたお菓子が箱や瓶に入って並び、少しずつ選んで買えるようになっています。
駄菓子を一つ選んで味わう
3月12日には、駄菓子屋やお菓子売り場で駄菓子をいくつか選んでみましょう。家族や友人と一つずつ選んで、包み紙や形を見比べながら食べることもできます。
よくある質問
Q&A だがしの日はいつ?
3月12日です。菓祖・田道間守公の命日とされる日です。
だがしの日は誰が制定した?
一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会です。
田道間守はなぜお菓子の神様?
昔は果物を菓子と呼び、橘を常世から持ち帰ったと伝わるためです。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「だがしの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=1461
- 農畜産業振興機構「DAGASHIで世界を笑顔にする会の取り組み」 https://alic.go.jp/joho-s/joho07_002316.html
- 財務省 広報誌「ファイナンス」令和5年10月号 巻頭言 https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202310/202310b.html
- 国立国会図書館 電子展示会「第3章 文芸のお菓子箱」 https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/25/3.html
- 和歌山県 海南振興局管内の行事予定 https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130100/gyoziyotei_d/fil/kainankaisougyozi.pdf
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
3月12日は #だがしの日 。お菓子の神様として知られる田道間守公の命日とされる日です。全国の駄菓子メーカーなどでつくる会が制定しました🍬 #今日は何の日
- 文例 2
きょうはだがしの日。昔は果物を「菓子」と呼びました。田道間守は、常世の国から橘を持ち帰ったと伝わり、菓祖としてまつられています🍬 #今日は何の日 #だがしの日
- 文例 3
3月12日は #だがしの日 。[実施する施策]小さな駄菓子を選ぶ楽しさを、きょうはみんなで🍬 #今日は何の日
SAME DAY 3月12日は、こんな日でもあります
- 食
モスの日
モスの日(3月12日)は、1972年3月12日に東京・成増にモスバーガーの実験店がオープンしたことにちなみ、モスフードサービスが制定した記念日。
由来を読む → - 食
マルサン豆乳の日
マルサン豆乳の日(3月12日)は、大豆食品を手がけるマルサンアイ株式会社が制定した記念日。日付は3月12日を「03(マルサン)12(トウニュウ)」と読む語呂合わせに由来する。豆乳に含まれる植物性たんぱく質やミネラルの魅力を伝え、「マルサン豆乳」シリーズをPRすることが目的である。
由来を読む → - 産業
サイフの日
サイフの日(3月12日)は、「サ(3)イ(1)フ(2)」の語呂合わせに由来する記念日。新生活や春財布の買い替えシーズンに合わせて財布をPRする日とされる。一次資料が確認できておらず制定者・制定年は未確定。
由来を読む → - その他
サイズの日
サイズの日(3月12日)は、女性下着大手の株式会社ワコールが制定した記念日。「サ(3)イズ(12)」と読む語呂合わせに由来する。新生活に向けて衣類を新調する時期に、自分の体形に合ったサイズを選ぶことの大切さを広めることを目的としている。
由来を読む → -
育児の日
育児の日(毎月12日)は、兵庫県神戸市の株式会社神戸新聞社が制定した記念日。「育(1)児(2)」と読む語呂合わせに由来する。社会全体で子育てについて考え、地域ぐるみで支え合える環境づくりのきっかけとすることを目的としている。
由来を読む → - 技術
unisizeの日
unisizeの日(3月12日)は、インターネットコンテンツの企画開発を手がける株式会社メイキップが制定した記念日。日付は3と1と2で「サイズ」と読む語呂合わせに由来する。ECサイトで洋服を買う際のサイズ選びの不安を解消するサービス「unisize」を通じて、オンラインでの買い物をより快適にすることが目的。
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