要点
- 日付
- 毎年 1月5日
- 制定者
- 鈴茂器工株式会社
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
創業者の誕生日に由来する記念日
SUZUMOの日は、鈴茂器工株式会社が制定した記念日です。同社は、寿司ロボットやご飯盛付けロボットなどの米飯加工機器を製造・販売しています。
日本記念日協会の説明によると、世界初の寿司ロボットを開発したのは、同社の創業者・鈴木喜作氏です。当時は減反政策が進み、米の消費が落ち込んでいました。鈴木氏はその状況を懸念し、「米の消費を拡大したい」という強い想いから寿司ロボットを生み出したとされています。
記念日には、この功績にちなんだ二つの目的があります。「想いを持ってチャレンジすることの大切さ」を伝えること、そして「パイオニア精神を持ったチャレンジャー達」を称えることです。日付の1月5日は、鈴木喜作氏の誕生日である1932年1月5日にちなんでいます。
菓子の機械から寿司ロボットへ
鈴茂器工の沿革によると、始まりは1955年(昭和30年)です。鈴木喜作氏が代表となり、鈴木茂一氏の作るクリーム充填機を売る「鈴茂商事」として商売を始めました。1961年に鈴茂商事株式会社を設立し、アイスクリームなど冷菓の機械や、最中にあんを詰める機械、包装機などを手がけていきます。
『寿司ビジネス』(ながさき一生著)の一部を再編集したプレジデントオンラインの記事によると、1970年代、喜作氏はテレビで減反政策のニュースを見て強い衝撃を受けました。目をつけたのは、当時まだ高級で、限られた人の食べ物だった寿司です。寿司を大衆化できれば、米の消費を増やせると考えたのです。
「団子だ」と言われた試作機
開発は1970年代後半から本格的に始まりました。同じ記事によると、2年後にできた試作1号機は、寿司職人から「こんなのは寿司じゃない」「団子だ」と切り捨てられます。機械のシャリは押し寿司のような食感で、口の中でほどける職人の握りにはほど遠いものでした。
転機は、ある職人の「人間の手の弾力を真似てみたらどうだ」という助言です。シャリに触れる金属の部分にウレタン系のゴムを貼る工夫にたどり着き、1981年の夏に原型が完成しました。開発を始めてから約5年がたっていました。
沿革では、1981年10月に寿司ロボット「ST-77」が世に出ています。埼玉県が紹介する同社の資料は、この1号機が職人の一連の動きを研究し、「つまんで崩れず、口に含んでほぐれる食感」を実現したとしています。1号機は「江戸前寿司自動にぎり機 ST-77」として、日本機械学会の機械遺産(第107号)に登録されました。喜作氏は1987年、寿司自動にぎり機の考案と改良の功績で黄綬褒章を受けています。
寿司ロボットと米飯加工機器
寿司ロボットは、寿司のシャリを機械で形づくる装置です。決まった形と大きさのシャリを次々と作れるので、職人が一つずつ握る作業を機械が担います。回転寿司店や持ち帰り寿司、スーパーマーケットの総菜売り場など、たくさんの寿司を用意する場で使われています。
米飯加工機器は、寿司ロボットだけではありません。茶わんや丼、弁当容器にご飯を盛り付けるご飯盛付けロボットのほか、おにぎりや巻き寿司を作る機械などもあります。どれも、手間のかかるご飯まわりの作業を助け、飲食店や食品工場の調理を支えています。
お米を使った一品を食卓に
1月5日は、年が明けて普段の食事に戻り始めるころです。この日の献立に、寿司やおにぎり、丼もののような、お米が主役の一品を加えてみてください。家でおにぎりや手まり寿司を作るなら、ご飯を握る力加減を変えて、口に入れたときのほぐれ方を比べてみるのもおもしろいでしょう。
よくある質問
Q&A SUZUMOの日はいつ?
1月5日です。創業者・鈴木喜作氏の誕生日にちなみます。
SUZUMOの日は誰が制定した?
寿司ロボットなどを作る鈴茂器工株式会社です。
寿司ロボットはいつ生まれた?
1981年です。同社の沿革では同年10月にST-77が登場します。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「SUZUMOの日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=3474
- 鈴茂器工「沿革」 https://www.suzumo.co.jp/company/history/
- 埼玉県「ロボット関連技術PRカード 鈴茂器工株式会社」 https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/236255/01_suzumokiko.pdf
関連リンク
- プレジデントオンライン「究極の薄利多売を支える寿司ロボットはこうして生まれた」 https://president.jp/articles/-/109810
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
1月5日は #SUZUMOの日 。減反で米の消費が落ちるのを憂えた鈴木喜作氏が、世界初の寿司ロボットを生みました。記念日は氏の誕生日にちなみます🍣 #今日は何の日
- 文例 2
寿司ロボットの試作機は、職人から「団子だ」と言われたそうです。手の弾力をまねてウレタン系のゴムを貼る工夫で、1981年に原型が完成しました🍣 #今日は何の日 #SUZUMOの日
- 文例 3
1月5日は #SUZUMOの日 。挑戦を続ける人を称える日です。当店では[実施する施策]を行います🍣 #今日は何の日
SAME DAY 1月5日は、こんな日でもあります
- 文化
囲碁の日
囲碁の日(1月5日)は、「い(1)ご(5)」の語呂合わせに由来する、日本棋院が定め、日本棋院・関西棋院・日本ペア碁協会の3団体が足並みをそろえて取り組む記念日。囲碁の普及と発展を願う日で、日本棋院はこの日に打ち初め式を開いている。
由来を読む → - 産業
ホームセキュリティの日
ホームセキュリティの日(1月5日)は、警備保障業を手がけるセコム株式会社が制定した記念日。同社が1981年1月5日に家庭用の警備システムを発売したことにちなむ。契約数が100万件を超えて広く普及したホームセキュリティを通じ、家庭の安全と安心を見直すきっかけとすることを目的としている。
由来を読む → - 食
みたらしだんごの日
みたらしだんごの日(毎月3日・4日・5日)は、串団子「みたらしだんご」を手がける山崎製パン株式会社が制定した記念日。「み(3)たら「し」(4)だん「ご」(5)」と読む語呂合わせにちなむ。スーパーやコンビニで身近なこのおやつを、より多くの人に味わってもらうのが目的。
由来を読む → - 健康
長城清心丸の日
長城清心丸の日(毎月5日)は、岐阜県瑞浪市のアスゲン製薬株式会社が2001年に制定した記念日。生薬主剤の滋養強壮薬「長城清心丸」の主薬である牛黄(ゴオウ)の語呂合わせから日付を定めた。輸入元の同社が、より多くの人にこの薬の存在を知ってもらうことを目的としている。
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