要点
- 日付
- 毎年 9月2日
- 制定者
- 一般社団法人全国食支援活動協力会
- 認定
- 日本記念日協会
この日の暦(2026年)
由来
世界老人給食の日は、一般社団法人全国食支援活動協力会(旧・全国老人給食協力会)が制定した記念日です。きっかけは、オーストラリアの団体「ミールズ・オン・ウィールズ協会」からの呼びかけでした。1953年から老人給食の活動を続けている同協会の呼びかけに、日本の全国食支援活動協力会が賛同しました。
目的は、食事サービスの重要性を広く伝え、老人給食を発展させることです。日本記念日協会の説明では、記念日の取り組みは9月第1水曜日に行われます。この日には高齢者向けの統一された食事をいくつか作り、一般の人にも提供します。実際に食べてもらうことで、老人給食への理解を深めてもらおうという取り組みです。
全国食支援活動協力会は、日本記念日協会の第13号「記念日文化功労賞」を受賞しています。
1983年に始まった日本とオーストラリアの交流
全国食支援活動協力会の公式サイトによると、同会は南オーストラリア州の「ミールズ・オン・ホイールズ南オーストラリア協会」(MoW SA)と連携しています。ミールズ・オン・ホイールズ(Meals on Wheels)とは、自分で食事を用意できない人のために食事を届けるプログラムのことで、1940年代にイギリスで始まったとされています。
両国の交流のきっかけは1983年でした。MoW SAのボランティアが日本を訪れた際に、東京・世田谷区の「老人給食協力会ふきのとう」が開く高齢者の会食会を見学したのです。1985年には、ふきのとうがMoW SAのボードメンバーを招いてシンポジウムを開きました。そこで、各地の活動団体をまとめる全国規模の連絡組織が必要だという声が上がり、翌年、同会の前身にあたる「全国老人給食連絡協議会」が発足しました。1995年には「全国老人給食協力会」となっています。
同会は、ボランティアが組織的に大規模な配食サービスを行うMoW SAから、運営のノウハウや公共サービスとしての考え方を多く学んできたとしています。2001年9月には、南オーストラリア州の厚生大臣が立ち会うなかで、両団体が友好協定を結びました。会のロゴマークも、MoW SAのロゴにならい、配食サービスを表す「meals on wheels」の言葉から車輪をモチーフにしています。
同会のサイトでは、MoW SAが2021年のデータで、州内83か所の拠点から在宅の高齢者に1日4,000食を提供し、約6,500人のボランティアが活動を支えていると紹介されています。
老人給食とは
老人給食は、地域で暮らす高齢者に食事を用意する活動です。形はおもに2つあり、自宅へ食事を届ける「配食」と、地域の集会所などに集まって一緒に食べる「会食」があります。
担い手は、地域のボランティア団体や福祉に関わる事業者などさまざまです。食事を届けるときのひと声や、会食の場で顔を合わせることが、地域の人どうしのつながりにもなっています。
全国食支援活動協力会の代表理事は、1980年代には会食会や、食事作りに困っている高齢者の家に食事を届ける配食サービスが次々と立ち上がったと振り返っています。いずれも、地域で安心して暮らし続けるには食事がいちばん大切だと気づいた人たちが、お互いさまの気持ちで始めたボランティアの活動でした。同会はその後、2016年から「広がれ!こども食堂の輪」全国ツアーの事務局を務めるなど、子どもから高齢者までの食支援に活動を広げています。
地域の食事サービスを調べてみる
住んでいる地域にどのような配食や会食の活動があるのか、市区町村の窓口や広報紙で確かめてみましょう。家族や近所に一人で食事をとることが多い高齢者がいれば、調べた情報を伝えることもできます。
よくある質問
Q&A 世界老人給食の日はいつ?
日本記念日協会の説明では、取り組みは9月第1水曜日に行われます。
世界老人給食の日は誰が制定した?
一般社団法人全国食支援活動協力会です。
ミールズ・オン・ホイールズとは?
自分で食事を用意できない人に食事を届けるプログラムです。
老人給食にはどんな形がある?
自宅に届ける「配食」と、集まって食べる「会食」があります。
出典
SOURCES- 日本記念日協会「世界老人給食の日」 https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=172
- 全国食支援活動協力会「私たちについて」 https://mow.jp/about/index.html
- 厚生労働省 シンポジウム資料「食でつながるプラットフォームづくりのねらいについて」 https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/symposium1-4-2.pdf
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
きょうは #世界老人給食の日 。オーストラリアのミールズ・オン・ウィールズ協会の呼びかけに、日本の全国食支援活動協力会が賛同して制定しました。高齢者に食事を届ける活動を知る日です🍱 #今日は何の日
- 文例 2
世界老人給食の日。日本の配食・会食の連絡組織は、1985年の日豪シンポジウムをきっかけに生まれました。地域の高齢者を食事で支える活動は、ボランティアが担ってきました🍱 #今日は何の日 #世界老人給食の日
- 文例 3
きょうは #世界老人給食の日 。地域の高齢者の食を支える[実施する施策]を行います。詳しくは[詳細・リンク]をご覧ください🍱 #今日は何の日
SAME DAY 9月2日は、こんな日でもあります
- その他
宝くじの日
宝くじの日(9月2日)は、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)が1967年に制定した記念日。「く(9)じ(2)」の語呂合わせに由来し、当せん券の引き換え忘れ防止を呼びかける日とされる。
由来を読む → - 産業
カーサキューブの日
カーサキューブの日(9月2日)は、住宅の企画開発を手がけるカーサ・プロジェクト株式会社が制定した記念日。「日本の家を変える。」を理念に同社が手がける元祖キューブ型住宅「casa cube」が2018年に発売10周年を迎えたのを機に、その魅力をより多くの人に伝えることを目指している。日付は9と2を「カーサキューブ」と読む語呂合わせにちなむ。
由来を読む → - 食
那須塩原市牛乳の日
那須塩原市牛乳の日(9月2日)は、栃木県那須塩原市の畜産振興会が制定した記念日。生乳の生産量で本州トップクラスを誇る酪農が盛んなまちであることを広めつつ、牛乳や乳製品をより身近に感じてもらうのが目的。日付は9と2を「牛乳」と読む語呂合わせに由来する。
由来を読む → - 文化
おおきにの日
おおきにの日(9月2日)は、大阪市でコーヒー店を展開するおおきにコーヒー株式会社が制定した記念日。関西弁で「ありがとう」を意味する「おおきに」という言葉を通じて、世界中の人が笑顔で感謝を伝え合えるようにとの願いが込められている。日付は「おおきに」を0092と見立て、「お(0)お(0)き(9)に(2)」と読む語呂合わせにちなむ。
由来を読む → - 健康
吸水ショーツの日
吸水ショーツの日(9月2日)は、インナーウェアを手がける愛知県のチーカス株式会社が制定した記念日。「きゅう(9)すい(水)」と読む語呂合わせから、9月の第1水曜日を記念日とした。生理や軽失禁への理解を、性別を問わず広めることが目的。
由来を読む → - 食
くず餅の日
くず餅の日(9月2日)は、江戸時代創業の和菓子店、株式会社船橋屋が制定した記念日。「く(9)ず(2)」と読む語呂合わせに由来する。小麦澱粉を発酵させて作る発酵和菓子「くず餅」の美味しさを、より多くの人に知ってもらうことが目的。
由来を読む →
