要点
- 日付
- 毎年 12月28日
この日の暦(2026年)
由来
シネマトグラフの日は、映画上映の歴史にちなむ記念日です。1895年12月28日、フランスのリュミエール兄弟がパリで、映写機「シネマトグラフ」を使った上映会を開きました。観客から料金を取って映画を見せたのは、これが世界で初めてとされています。この上映会が開かれた日付から、12月28日が記念日になっています。
HISTORYによると、会場はパリのグラン・カフェでした。上映されたのは、フランスの日常の暮らしを写した短い場面の数々です。兄弟は同じ年の3月に、自分たちの工場から出てくる人々を写した短い映画で、この発明を一般に披露していました。
暗い部屋に人が集まり、お金を払って、スクリーンに映る映像をみんなで見る。今の映画館に通じるこのかたちは、この日に始まったと考えられています。
エジソンの発明と、リュミエール兄弟
動く映像の技術は、1830年代初めにさかのぼります。HISTORYによると、1890年にはトーマス・エジソンと助手のウィリアム・ディクソンが映画用のカメラ「キネトグラフ」を、翌1891年には、のぞき穴から一人ずつフィルムを見る装置「キネトスコープ」を開発しました。
1894年、リュミエール兄弟の父アントワーヌがキネトスコープの実演を見て感心し、フランスのリヨンで写真乾板の工場を営んでいた息子のルイとオーギュストに、もっとよいものが作れるはずだと話したといいます。1895年に特許をとったルイ・リュミエールのシネマトグラフは、撮影と映写を兼ね、スクリーンに映して大勢の観客に見せられる機械でした。エジソンの技術より小さく軽く、使うフィルムも少なかったとされています。兄弟は1896年に作品を見せる劇場(シネマ)を開き、撮影隊を世界各地に送りました。
シネマトグラフという機械
シネマトグラフは、リュミエール兄弟が手がけた映画用の機械で、撮影にも映写にも使えたことで知られています。フィルムに連続した写真を記録し、それを光で照らしてスクリーンに大きく映し出す仕組みです。止まった絵が次々に切り替わることで、人や乗り物が動いているように見えます。
当時の映画は音のない短い作品で、街の様子や人々の日常を写したものが多くありました。今の映画と比べるとずいぶん素朴ですが、写真が動いて見えること自体が新しい体験でした。「シネマ」という言葉も、この機械の名前とつながりがあるといわれています。
映画館のスクリーンで一本観る
上映の始まりに思いをはせながら、映画館で一本観てみてください。大勢の観客と同じ暗がりで、同じスクリーンを見つめる時間は、1895年の上映会と同じかたちをしています。初期の短い映画を集めた特集上映や、映像の歴史を扱う展示を探して足を運ぶのも一つの方法です。
よくある質問
Q&A シネマトグラフの日はいつ?
毎年12月28日です。1895年のこの日に世界初の有料の映画上映が行われました。
シネマトグラフを作ったのは誰?
フランスのルイとオーギュストのリュミエール兄弟です。
最初の有料上映はどこで行われた?
フランス・パリのグラン・カフェです。
出典
SOURCES- HISTORY | First Commercial Movie Screened https://www.history.com/this-day-in-history/December-28/first-commercial-movie-screened
関連リンク
- シネマトグラフ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95
- 日本記念日協会 https://www.kinenbi.gr.jp/
SNS 投稿文例
FOR YOUR POST企業・団体の SNS 担当者の方はご自由にお使いください。
- 文例 1
12月28日は #シネマトグラフの日 🎞 1895年のこの日、リュミエール兄弟がパリのグラン・カフェで、初めて観客から料金を取って映画を上映しました。世界初の有料の映画上映とされています。 #今日は何の日
- 文例 2
きょう12月28日はシネマトグラフの日。リュミエール兄弟のシネマトグラフは、撮影にも映写にも使える機械でした。エジソンの装置より小さく軽く、使うフィルムも少なかったといいます🎬 #今日は何の日 #シネマトグラフの日
- 文例 3
12月28日は #シネマトグラフの日 。当館では年末年始も上映を続けます🎬 大きなスクリーンで、今年最後の一本をお楽しみください。 #今日は何の日
SAME DAY 12月28日は、こんな日でもあります
- 健康
身体検査の日
身体検査の日(12月28日)は、1888年12月28日に文部省が直轄学校に対し、学生・生徒の活力検査(健康検査)を毎年4月に行うよう訓令したことにちなむ記念日。これが学校における身体検査の始まりとされる。
由来を読む → -
官公庁御用納め
官公庁御用納め(12月28日)は、国の行政機関がその年の業務を締めくくる日。「行政機関の休日に関する法律」が12月29日から翌年1月3日までを行政機関の休日と定めているため、その前日の12月28日が原則として年内最後の執務日となる。
由来を読む → - 文化
聖なる幼子殉教者の祝日
聖なる幼子殉教者の祝日(12月28日)は、カトリック教会の典礼暦で定められた祝日。主の降誕(クリスマス)に続く8日間のうちに置かれ、26日の最初の殉教者聖ステファノ、27日の聖ヨハネ使徒福音記者の祝日に続いて祝われる。
由来を読む →
